観光庁は、国連世界観光機関(UN Tourism)の「ベストツーリズムビレッジ2025」について、推薦地域の国内公募を受け付けています。
持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む優良地域を認定するプロジェクトで、日本ではこれまで8地域が認定を受けています。
関連記事:山形県西川町と鹿児島県天城町、「ベストツーリズムビレッジ2024」に認定
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観光庁、「ベストツーリズムビレッジ2025」を募集中
観光庁は2月13日、「ベストツーリズムビレッジ2025」の募集を開始しました。
ベストツーリズムビレッジとは
2021年に始まったベストツーリズムビレッジは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む優良地域を認定するプロジェクトです。
2024年までに全世界で184地域が認定を受けており、2025年2月時点で日本では以下の8地域が認定されています。
- 美瑛町(北海道)
- ニセコ町(北海道)
- 奥松島地区(宮城県)
- 西川町(山形県)
- 白馬村(長野県)
- 白川村(岐阜県)
- 美山町(京都府)
- 天城町(鹿児島県)
ベストツーリズムビレッジに認定されるとUN Tourism指定のロゴマークが使用可能になり、地域の魅力向上につながるほか、国際的なベストツーリズムビレッジネットワークへ参加できるといったメリットがあります。
観光庁は日本の農漁村地域における観光を推進するため、2025年の推薦地域の国内公募を受け付けています。
申請受付は3月17日(月)17時まで
応募対象は以下の通りです。
- 人口1万5,000人以下の地域
- 農業、林業、畜産業、漁業等の第一次産業を行っていること
- 地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持するような取り組みを行なっていること
申請するには、3月17日(月)17時までに観光庁に必要な申請書類(日本語)を提出する必要があります。
観光庁による推薦は最大8地域で、推薦決定後はUN Tourismが求める申請書類(英語)を各地域で作成する必要があります。
審査を経て最終的な認定が決定するのは、10月から12月頃の予定です。
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<参照>
観光庁:
- 「UN Tourism Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ) 2025」を募集します!
- Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)の推進
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
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- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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