日本政府観光局(JNTO)が発表した2024年年間の訪日外客統計(年間推計値)によると、2024年年間の訪日メキシコ人数は15万1,800人で、過去最高を記録しました。
本記事では、メキシコ市場のインバウンド動向について解説します。
※メキシコ市場については、観光庁の「インバウンド消費動向調査」で消費額が公表されていないため、本記事では主に訪日外客統計のデータを扱っています。
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訪日メキシコ人客数最新データ:年間15.2万人
日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2024年の訪日メキシコ人数は15万1,800人でした。コロナ前の2019年比で111.6%増、前年比では60.3%増となり、これまでの記録を大幅に上回って過去最高となりました。

訪日客数が増加した背景として、JNTOはメキシコペソに対する継続的な円安のほかに、日本への関心の高まりが訪日需要の促進につながっていると分析しています。
また直行便数が2019年水準まで回復したことも、訪日客数の増加に寄与したと考えられます。
家族旅行も多く、ゴールデンルートが中心
訪日メキシコ人客の特徴として、家族旅行が多い傾向にあります。また、基本的にはゴールデンルートである東京や大阪への旅行が中心となっています。
他の市場と比べて訪日客数の規模は小さいものの、2019年からの伸び率が全ての国・地域の中で最も高くなりました。
継続している訪日需要を踏まえると、伸びしろが大きい市場として訪日客数の拡大が見込まれます。今後注目される市場の一つとなるかもしれません。
関連記事:インバウンド市場の最新動向、今後の取り組みは?:JNTO「インバウンド旅行振興フォーラム」
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以上、メキシコの最新インバウンドデータを解説しました。ほかにも訪日ラボでは、市場別のインバウンド動向やインバウンド観光客の特徴などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
※本記事では、日本政府観光局(JNTO)の「訪日外客統計」(※速報値を含む)をもとに、記事内容・グラフを作成しています。
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<参照>
日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
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