韓国の総合プラットフォーム企業であるNOL UNIVERSEは4月17日、韓国のゴールデンウィーク旅行トレンドを発表しました。
韓国国内の旅行需要が急増する一方、海外旅行では日本が最も人気の旅先となりました。
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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
韓国のGWは最長6日間 国内旅行の需要増
韓国における5月のゴールデンウイークは、5月1日〜6日の最長6日間となっています。
NOL UNIVERSEが提供するヤノルジャ(現「NOL」)、インターパークツアー、トリプルの予約データを分析した結果、韓国国内の宿泊予約件数は前年同期比で108%増加しました。国内レジャー商品の予約件数も、前年比151%増加しています。
NOL UNIVERSE関係者はこの結果について、「物価高や為替の影響で、国内旅行の需要が大幅に増加している」と述べました。
海外旅行先1位は日本 前年比6pt増
海外旅行先として最も人気を集めているのは日本で、全航空予約のうち43%を占めました。前年同期比では、6pt増加しています。
次いで人気を集めたのは、ベトナム(11%)と中国(5%)です。特に中国は、ビザ免除や航空路線の拡大などが影響し、個人旅行の需要が増加しています。個人旅行の利用が多いヤノルジャ・トリプル内での中国行き航空券予約は、それぞれ前年比403%増、145%増となりました。
パッケージ旅行では、ベトナム(25%)とタイ(13%)が上位となりました。加えてヨーロッパ行きのツアーも人気で、需要はさまざまな地域に分布していると言えます。
海外レジャーでは、テーマパーク・アトラクションの予約が全体の25%を占めました。中でもユニバーサル・スタジオ・ジャパンや香港ディズニーランド、上海ディズニーランドなどが予約上位となりました。
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<参照>
NOL UNIVERSE:국내 여행 수요 2배 이상 증가… 놀유니버스, 5월 황금연휴 여행ㆍ여가 트렌드 공개
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そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
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