横浜で2029年に大型MICE開催 経済波及効果は約28億円の見込み(国際歯科研究学会)

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パシフィコ横浜にて2029年、世界最大の国際的・学際的な歯学系学会による総会・学術大会が開催されることが決定しました。

日本での開催は28年ぶりで、横浜の利便性や国際会議の開催実績、協力体制などが高く評価され、誘致成功につながりました。

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世界最大の歯学系学会、2029年に横浜で総会・学術大会を開催

公益財団法人 横浜市観光協会は9月10日、「2029年国際歯科研究学会(IADR)総会・学術大会(IADR アジア太平洋地区学術大会併催)」の開催地が横浜に決定したと発表しました。

横浜市観光協会と横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)は、横浜市、日本政府観光局JNTO)と連携して「国際歯科研究学会(IADR)総会・学術大会」の日本への誘致活動を行ってきました。日本における研究水準の高さやIADR日本部会の長年の活動、横浜の利便性、国際会議の開催実績、協力体制などが評価され、今回の誘致成功につながりました。

IADRは世界最大の国際的・学際的な学会であり、同会議には研究者や企業関係者、臨床医をはじめとする歯科関係者が一堂に会します。

開催期間は2029年6月27日から30日までの4日間で、現地での参加者は約5,000人、そのうち約4,750人が海外からの参加者となる見込みです。

日本での開催は28年ぶり 経済波及効果は約28億円

同会議はこれまで、2023年にコロンビア・ボゴタ、2024年に米国・ニューオーリンズ、2025年にスペイン・バルセロナで開催されており、今後は2026年に米国・サンディエゴでの開催も予定されています。日本での開催は2001年以来、28年ぶりとなります。

併催予定の展示会では、最先端の技術発表や体験型のデモンストレーションが行われるため、研究者や企業関係者間のビジネス交流の機会も期待されています。

また、観光庁が開発した「MICE開催による経済波及効果測定のための簡易測定モデル(MICE簡易測定モデル)」による試算では、本会議の経済波及効果は約28億2,900万円にのぼると見込まれています。

関連記事:2024年の国際会議開催地ランキング、日本は前年に続きアジア1位・世界7位に

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<参照>

(公財)横浜市観光協会:歯学分野における世界最大の学術団体、2029年に横浜で総会・学術大会開催決定!

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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