上半期の訪日カナダ人数は前年比8.2%増、4-6月期消費額も前年超え:カナダ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日カナダ人数は44,000人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日カナダ人旅行消費額は681億円となっています。

本記事では、カナダ市場の上半期のインバウンド動向について解説します。

訪日カナダ人客数最新データ:6月は4.4万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日カナダ人数は4万4,000人で、前年同月(4万1,588人)から5.8%増加しており、6月としての過去最高を記録しました。

2026年上半期(1〜6月)の推移を見てみると、累計で36万2,900人(前年同期比8.2%増)となり、上半期を通じておおむね前年を上回って推移しました。4月については、イースター休暇による訪日需要の高まりが3月下旬にずれたことによって、前年同月を下回りました。

イースター休暇があった3月を見てみると、継続的な訪日旅行人気の後押しもあって前年同月比17.4%増と大きく伸長し、単月として過去最高を記録しています。

▲訪日カナダ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日カナダ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

カナダ人は春季および秋季に多く訪日する傾向があります。下半期においては、エア・カナダが12月にバンクーバー〜新千歳線を開設予定となっており、ウィンタースポーツを目的とした訪日需要の取り込みが期待されます。

また11月下旬から12月にかけて、カナダ最大の旅行業界団体の年次総会が日本で初めて開催されるなど、日本の注目度が高まっている様子もうかがえます。

このまま下半期も順調に推移した場合、2026年の訪日カナダ人客数は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

関連記事:

▲訪日カナダ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日カナダ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日カナダ人消費額最新データ:4-6月期681億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。

2026年4-6月期の訪日カナダ人旅行消費額は681億円(前年同期比10.4%増)となり、前年同期の617億円を上回って好調に推移しています。

▲訪日カナダ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日カナダ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は37万1,388円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日カナダ人の1人当たり消費額は、37万1,388円(前年同期比8.2%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると12万6,931円高くなっています。また2025年と比べると、1人当たり消費額は2万8,264円多くなりました。

平均泊数を見てみると、4-6月期は13.7泊(同0.6泊減)でした。観光・レジャー目的においても、平均泊数は12.7泊(同0.1泊増)と微増、消費額は37万8,912円(同10.7%増)となっていることから、1日当たりの消費額が増加していることがわかります。

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で13万5,552円でした。次いで買物代が8万8,095円、飲食費が8万1,204円、交通費が5万657円、娯楽等サービス費が1万5,755円、その他はが124円となりました。

▲訪日カナダ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日カナダ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

5つの費目のうち、飲食費と交通費、買物代が前年同期を上回り、特に飲食費は1万円以上、買物代は3万円以上と大きく増加しました。

訪日客数の好調な推移にともなって消費額も順調に増加しているため、2026年の消費額全体のさらなる伸びも期待できそうです。

関連記事:2025年の訪日カナダ人数は68.8万人、消費額は2,202億円でともに過去最高

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以上、カナダの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、カナダインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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