上半期の北欧からの訪日数、10.9万人で前年を上回る 4-6月期消費額は215億円:北欧市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2026年6月の北欧地域からの訪日客数は2万2,100人でした。

また、観光庁が発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の北欧地域からの訪日客の旅行消費額は215億円となっています。

本記事では、上半期の北欧市場のインバウンド動向について解説します。

※ここでの北欧地域とは、JNTOが重点市場として位置づけるスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドを指します。

北欧地域からの訪日客数最新データ:6月は2.2万人

日本政府観光局JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の北欧地域からの訪日客数は2万2,100人(前年同月比20.6%増)で、6月として過去最高を記録しました。

2026年上半期(1〜6月)の推移を見てみると、累計は10万9,300人(前年同期比15.8%増)となり、4月以外は前年同月を上回りました。

4月はイースター休暇の期ずれによって前年同月比12.7%減となっています。一方でイースター休暇があった3月は2万4,504人(同47.7%増)と大きく伸長しており、単月として過去最高を記録しました。

▲北欧地域からの訪日客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲北欧地域からの訪日客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

北欧からの訪日客イースターの春季や6〜7月頃の夏季、秋季に多い傾向があります。また近年ではウィンタースポーツを目的とした冬の訪日も増加傾向にあるようです。

北欧は他の欧州市場と比べて訪日未経験者や無認知層が依然として多いものの、フィンランドで「2025年の海外旅行先大賞」に日本が選出されるなど、訪日旅行に関する現地報道の増加などから認知度が徐々に向上しています。

下半期もこのまま順調に推移した場合、2026年の北欧からの訪日客数は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

関連記事:日本がフィンランドで「2025年の海外旅行先大賞」受賞 訪日数は増加傾向


▲北欧地域からの訪日客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲北欧地域からの訪日客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

北欧地域からの訪日客の旅行消費額最新データ:4-6月期215億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。2026年1-3月期の調査より、調査対象市場として北欧が新たに追加されました。

2026年4-6月期の北欧地域からの訪日客による旅行消費額は215億円で、1-3月期の170億円から45億円増加しました。4-6月期の消費額はスペイン(214億円)に近い水準です。

▲北欧地域からの訪日客の旅行消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲北欧地域からの訪日客による旅行消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は36万1,941円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の北欧地域からの訪日客の1人当たり消費額は、36万1,941円でした。1-3月期の34万1,709円から2万円以上増加しました。

全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると11万7,484円高くなっており、イタリア(36万3,821円)と同程度の金額です。

平均泊数を見てみると、4-6月期は12.8泊となっており、これはイタリア(12.4泊)や中東(12.5泊)、フィリピン(12.6泊)と近い水準です。観光・レジャー目的では、平均泊数は12.6泊、1人当たり消費額は36万1,714円となりました。

▲北欧地域からの訪日客の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲北欧地域からの訪日客の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で14万8,301円でした。次いで飲食費が8万7,640円、買物代が5万5,828円、交通費が4万5,898円、娯楽等サービス費が2万4,273円でした。

5つの費目のうち、全市場のなかで娯楽等サービス費がメキシコオーストラリアに次いで3番目に高くなりました。

北欧地域の市場規模は比較的小さいものの、訪日客数は着実に増加しつつあります。そのためこのまま順調に推移すれば、2026年全体の消費額の伸長も期待できそうです。

関連記事:2025年の北欧からの訪日数は19.3万人で過去最高を更新

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以上、北欧の最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、北欧インバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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