日本政府観光局(JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日イタリア人数は2万1,500人でした。
また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日イタリア人旅行消費額は288億円となっています。
本記事では、上半期のイタリア市場のインバウンド動向について解説します。
訪日イタリア人客数最新データ:6月は2.2万人
日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日イタリア人数は2万1,500人(前年同月比6.8%増)となり、6月として過去最高を記録しました。
2026年上半期(1〜6月)の推移を見てみると、累計では13万5,200人で前年同期比0.6%減となり、4月以外は前年同月を上回って推移しました。
4月は2万9,967人(前年同月比34.3%減)と前年を大きく下回りました。2025年は長期休暇を取得しやすい祝日の並びであった一方で、2026年は休日が飛び石になったことで訪日客数の減少につながったとみられます。

イタリア市場は訪日未経験者が多く、東京都を訪れた外国人観光客のうち初回訪問者の割合が多い国として、スペイン(65.7%)に次いでイタリアが2番目(64.6%)となっています。
海外旅行における訪日旅行人気の高まりが継続しており、ANAが下期の羽田〜ミラノ線を増便して毎日運航を実施するなど、今後の訪日需要の取り込みが期待されています。
イタリア人は春季およびバカンスシーズンの夏季に多く訪日する傾向にあり、下半期も順調に推移すれば、2026年の訪日イタリア人客数は前年と同程度もしくは過去最高を記録すると考えられます。
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