イスラム教徒が多く、特化した対応が必要なインドネシア

コロナ前の2019年、訪日インドネシア人の訪問者数は約41万人と、東南アジアの主要6か国の中では最も少ない数字でした。しかし2014年には同数値はわずか約16万人であったことを考えると、快調なペースで成長中の市場であるともいえます。2023年は約43万人と、すでにコロナ前を超える水準まで回復しています。

インドネシアは、東南アジアで随一のイスラム教徒の多さを誇る国です。そのため、訪日インドネシア人の受入環境整備にあたっては、食事や礼拝などに関するムスリム対応を行うことがカギになります。