これだけは知っておくべき訪日インドネシア人 3つのポイント

    • 訪日インドネシア人の約66%が20代と30代
    • ハイシーズンは6月と12月、夏と冬が人気
    • 一般庶民にも手が届くようになった訪日旅行

インドネシアに関連するインバウンド年表

1957年日本とインドネシア共和国の国交が樹立
2014年JNTOジャカルタ事務所が開設
2019年訪日インドネシア人数が史上最多となる41万人を達成

インドネシア基本データ

人口約2億6,766万人
面積約192万平方キロメートル
首都ジャカルタ
宗教イスラム教、キリスト教、ヒンズー教など
公用語インドネシア語
時差UTC+7(-2時間)
通貨インドネシア・ルピア
名目GDP約10,422億米ドル
経済成長率0.0502
一人当たりGDP約3,893米ドル
平均月収296.86米ドル
物価2.41米ドル

インドネシア市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2019年):訪日インドネシア人は何人来ているのか

ここ6年間、訪日インドネシア人観光客数は伸び続けており、2014年においては158,739人だった訪日インドネシア人観光客数は、2019年には約2.6倍となる412,779人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日インドネシア人に人気なのは何月?

ここ6年間、訪日インドネシア人が最も増加するのは12月です。最も減少するのは8月であるため、冬季が最も人気であることが分かります。また、4月から6月にかけての時期も人気が高まっています。東南アジア系訪日外国人は冬に来ると思われがちですが、夏季のインバウンド対策にも力を入れることでより満足度を高められるでしょう。

インバウンド消費額推移(2014年~2019年):インドネシア市場全体の規模は?

2014年から2018年にかけて、訪日インドネシア人のインバウンド消費額は上昇を見せたものの、2018年においては561億円だった訪日インドネシア人のインバウンド消費額は、2018年には20億円減となる541億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2019年):訪日インドネシア人は1人いくら使う?

訪日インドネシア人の一人当たりインバウンド消費額は2015年の147,149円をピークに落ち込みを見せており、2018年に141,419円まで回復した後、2019年には再び131,087円まで減少しています。

旅行支出内訳:訪日インドネシア人には何を買い、消費している?

訪日インドネシア人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、45,112円でした。2番目に大きな割合を占めたのは買物代で、34,387円でした。宿泊への支出が大きく、買物よりは旅行そのものに重点を置いていることが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日インドネシア人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位化粧品・香水81.9%52,142円
2位菓子類76.6%9,639円
3位医薬品50.8%21,760円
4位衣類38.5%28,512円
5位その他食料品・飲料・たばこ37.1%10,440円
6位靴・かばん・革製品25%49,810円
7位健康グッズ・トイレタリー22.2%20,203円
8位電気製品(デジタルカメラ/PC/家電等)14.7%33,110円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日インドネシア人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均8,222円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「その他食料品・飲料・たばこ」「靴・かばん・革製品」「化粧品・香水」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日インドネシア人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア65.7%
2位百貨店・デパート59%
3位空港の免税店52.2%

訪日インドネシア人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、65.7%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(59%)」と「空港の免税店(52.2%)」がランキング上位に入っています。免税店を利用する傾向も大きいようです。

年齢・性別構成比:訪日インドネシア人で最も多い属性は?

訪日インドネシア人の50.9%が男性、49.1%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の19.0%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の18.0%を占めます。

滞在日数:訪日インドネシア人は何日間訪日旅行する?

訪日インドネシア人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合、7〜90日間が最多です。また業務目的の場合、4〜6日間が最多です。業務目的では3日間以内の滞在も多く見受けられます。

訪日経験:訪日インドネシア人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2019年の訪日インドネシア人は、初来日が50.17%、リピーターが49.83%でした。

旅行形態:訪日インドネシア人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日インドネシア人の旅行形態は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。観光・レジャー目的では団体ツアーも9.0%を占めており、観光・レジャー目的で訪日するインドネシア人の一部には団体ツアーを使う人も見られます。しかし、全体的に個別手配が多く団体ツアーはあまり使われていないようです。

日本の観光情報の収集:訪日インドネシア人の訪日旅行の情報手段は?

訪日インドネシア人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「口コミサイト(31.1%)」でした。合わせて「動画サイト(30.5%)」「自国の親族・知人(27.4%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(60.2%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(40.1%)」「飲食店(37.8%)」と続いています。

インドネシア市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

インドネシア人の海外旅行者数の推移(2012年〜2018年):インドネシア人の海外旅行需要は?

ここ6年間、インドネシア人の海外旅行者数は伸び続けており、2012年には745万人だった海外旅行者数は、2017年には約1.2倍となる886万人を記録しています。

インドネシアで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位シンガポール3,088,859人(2013年)
2位マレーシア3,049,964人(2016年)
3位サウジアラビア1,427,056人(2017年)
4位中国680,841人(2017年)
5位タイ594,251人(2013年)

インドネシア人に人気の海外旅行先は、シンガポール、マレーシア、サウジアラビア、中国、タイとなっています。シンガポール、マレーシア、タイは距離が近いため、交通費が安いことが人気の理由となっており、マレーシアには陸路で訪れることもできます。また、インドネシアは国民のほとんどがイスラム教を進行しているため、サウジアラビアのメッカへ巡礼に訪れる国民が多く、そのため海外旅行者数ではサウジアラビアが第3位となっています。なお、日本は第7位でした。