これだけは知っておくべき訪日マレーシア人 3つのポイント

    • 訪日マレーシア人の約64%が20代と30代
    • ハイシーズンは12月、3月と4月も人気
    • 一般庶民にも手が届くようになった訪日旅行

マレーシアに関連するインバウンド年表

1957年日本とマレーシアの国交が樹立
2017年JNTOクアラルンプール事務所が開設
2017年JNTOがクアラルンプール事務所を開設
2018年訪日マレーシア人数が史上最多となる46万人を達成

マレーシア基本データ

人口約3,200万人
面積約13.9億人
首都クアラルンプール
宗教イスラム教、仏教、儒教、道教、ヒンズー教、キリスト教など
公用語マレー語
時差UTC+8(-1時間)
通貨マレーシア・リンギット
名目GDP約3,202億米ドル
経済成長率5.9%
一人当たりGDP約11,340米ドル
平均月収821.08米ドル
物価2.14米ドル

マレーシア市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2018年):訪日マレーシア人は何人来ているのか

ここ5年間、訪日マレーシア人観光客数は伸び続けており、2014年においては249,521人だった訪日マレーシア人観光客数は、2018年には約1.9倍となる468,360人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日マレーシア人に人気なのは何月?

ここ5年間、訪日マレーシア人が最も増加するのは12月です。最も減少するのは8月であるため、冬季が最も人気であることが分かります。また、3月から4月にかけて、春季の人気も年々高まっているようです。日本で雪や花見などを楽しみたい訪日マレーシア人需要があると言えるでしょう。

インバウンド消費額推移(2014年~2018年):マレーシア市場全体の規模は?

ここ5年間、訪日マレーシア人のインバウンド消費額は伸び続けており、2014年においては363億円だった訪日マレーシア人のインバウンド消費額は、2018年には約1.8倍となる645億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2018年):訪日マレーシア人は1人いくら使う?

訪日マレーシア人の一人当たりインバウンド消費額は2015年の150,423円をピークに落ち込みを見せており、2016年に132,353円を記録した後、2018年には137,612円まで回復しています。

旅行支出内訳:訪日マレーシア人には何を買い、消費している?

訪日マレーシア人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、44,950円でした。2番目に大きな割合を占めたのは買物代で、39,422円でした。宿泊への支出が大きく、買物よりは旅行そのものに重点を置いていることが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日マレーシア人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類63.5%10,669円
2位その他食料品・飲料・たばこ38.4%12,996円
3位衣類37.8%14,087円
4位化粧品・香水32.6%16,901円
5位化粧品・香水40.7%13,835円
6位医薬品17.8%12,362円
7位酒類12.3%9,333円
8位時計・フィルムカメラ10.6%21,842円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2018年より

訪日マレーシア人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均10,669円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「その他食料品・飲料・たばこ」「衣類」「化粧品・香水」「靴・かばん・革製品」の順で続いています。特筆すべき点として、「時計・フィルムカメラ」も10.6%の訪日マレーシア人が購入しており、一人当たり21,842円分購入していることになります。これにはマレーシア人がブランド物を好む傾向であることの影響が考えられます。

買い物場所ランキング:訪日マレーシア人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア63.7%
2位百貨店・デパート56.3%
3位空港の免税店53.3%

訪日マレーシア人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、63.7%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(56.3%)」と「空港の免税店(53.3%)」がランキング上位に入っています。免税店を利用する傾向も大きいようです。

年齢・性別構成比:訪日マレーシア人で最も多い属性は?

訪日マレーシア人の48.4%が男性、51.6%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の17.6%を占め、女性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の17.1%を占めます。

滞在日数:訪日マレーシア人は何日間訪日旅行する?

訪日マレーシア人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも7〜90日間が最多です。業務目的では3日間以内の滞在も多く見受けられます。

訪日経験:訪日マレーシア人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2018年の訪日マレーシア人は、初来日が46.82%、リピーターが53.18%でした。

旅行形態:訪日マレーシア人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日マレーシア人の旅行形態は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。しかし、観光・レジャー目的では団体ツアーも21.7%を占めており、観光・レジャー目的で訪日するマレーシア人の方が団体ツアーを使いがちな傾向が見られます。

日本の観光情報の収集:訪日マレーシア人の訪日旅行の情報手段は?

訪日マレーシア人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「個人のブログ(20.7%)」でした。合わせて「旅行会社(19.9%)」「自国の親族・知人(19.2%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(47.9%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(41%)」「観光施設(38.1%)」と続いています。

マレーシア市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

マレーシア人の海外旅行者数の推移(2012年〜2018年):マレーシア人の海外旅行需要は?

マレーシア人の海外旅行者数は公表されていません。

マレーシアで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位タイ3,506,199人(2016年)
2位インドネシア1,541,197人(2016年)
3位中国1,235,463人(2012年)
4位シンガポール1,280,942人(2013年)
5位台湾474,420人(2016年)

マレーシア人に人気の海外旅行先は、タイ、インドネシア、中国、シンガポール、台湾と、全てアジア諸国となっています。インドネシアとタイは距離が近いため、交通費が安いことが人気の理由となっており、陸路で訪れることもできます。2016年には350万人のマレーシア人がタイを訪れました。なお、日本は第8位でした。