ヨーロッパで第2位の訪日数を持つフランス

コロナ前の2019年、訪日フランス人の訪問数は約34万人であり、ヨーロッパはイギリスに次ぐ2番目の多さでした。2023年の訪日客数は約28万人でコロナ前の8割程度となっており、引き続きヨーロッパ第2位を維持しています。

欧米豪からの訪日客は一般的に滞在期間が長い傾向にありますが、中でもフランスは特にその傾向が強く、2023年第3四半期（7〜9月期）のデータでは2週間以上の滞在が全体の65.5%を占めています。3週間以上滞在した人も26.8%おり、訪日フランス人の多くがまとまった期間を旅行にあてていることがわかります。滞在期間が長いことから消費額も高く、今後のさらなる市場規模拡大に期待がかかります。