これだけは知っておくべき訪日イギリス人 3つのポイント

    • ハイシーズンは3月、4月と10月
    • 訪日イギリス人の約45%がリピーター
    • 宿泊費が総支出額の約46%を占めている

イギリスに関連するインバウンド年表

1854年日本とイギリスの国交が樹立
1961年JNTOロンドン事務所が設立
2018年訪日イギリス人数が史上最多となる33万人を達成

イギリス基本データ

人口約6,600万人
面積約24万平方キロメートル
首都ロンドン
宗教キリスト教など
公用語英語
時差UTC(-9時間)
通貨ポンド
名目GDP約2兆5,847億米ドル
経済成長率約1.4%
一人当たりGDP約38,857米ドル
平均月収2,213.10米ドル
物価4.10米ドル

イギリス市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2018年):訪日イギリス人は何人来ているのか

ここ5年間、訪日イギリス人観光客数は伸び続けており、2014年においては220,060人だった訪日イギリス人観光客数は、2018年には約1.5倍となる333,979人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日イギリス人に人気なのは何月?

ここ5年間、訪日イギリス人が最も増加するのは4月と10月です。最も減少するのは12月から1月であるため、春季と秋季が人気だと分かります。過ごしやすい気温の時期を狙い訪日するイギリス人が多いと言えるでしょう。また、キリスト教人口が多く、クリスマスは家族で過ごす傾向が強いため冬季の訪日客は少なくなっています。

インバウンド消費額推移(2014年~2018年):イギリス市場全体の規模は?

2015年から2016年にかけて訪日イギリス人のインバウンド消費額は落ち込みを見せたものの、ここ3年間は伸び続けており、2016年においては532億円だった訪日イギリス人のインバウンド消費額は、2018年には約1.4倍となる738億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2018年):訪日イギリス人は1人いくら使う?

訪日イギリス人の一人当たりインバウンド消費額は2015年から2016年にかけて若干の減少を見せたものの全体としては増加しており、2018年には220,929円を記録しています。

旅行支出内訳:訪日イギリス人には何を買い、消費している?

訪日アメリカ人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、100,692円でした。2番目に大きな割合を占めたのは飲食費で、56,050円でした。宿泊への支出が全体の約半分を占めており、長期間滞在する観光客が多いことが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日イギリス人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類35.9%6,032円
2位衣類30.7%14,645円
3位酒類27.7%9,766円
4位その他食料品・飲料・たばこ26.7%10,052円
5位民芸品・伝統工芸品16.8%8,607円
6位その他買物代8.8%21,335円
7位化粧品・香水7.9%12,436円
8位本・雑誌・ガイドブックなど7.3%6,974円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2018年より

訪日イギリス人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均6,032円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「酒類」「その他食料品・飲料・たばこ」「民芸品・伝統工芸品」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日イギリス人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア53.9%
2位百貨店・デパート47.7%
3位スーパーマーケット41.9%

訪日イギリス人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、53.9%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(47.7%)」と「スーパーマーケット(41.9%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日イギリス人で最も多い属性は?

訪日イギリス人の70.5%が男性、29.5%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の18.1%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の9.7%を占めます。

滞在日数:訪日イギリス人は何日間訪日旅行する?

訪日イギリス人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合の場合、7〜90日間が最多です。また業務目的の場合、4〜6日間が最多です。業務目的では91日以上一年未満の滞在も見受けられます。

訪日経験:訪日イギリス人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2018年の訪日イギリス人は、初来日が54.54%、リピーターが45.46%でした。

旅行形態:訪日イギリス人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日イギリス人の旅行形態は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。観光・レジャー目的では団体ツアーも7.5%を占めており、観光・レジャー目的で訪日するイギリス人の一部には団体ツアーを使う人も見られます。しかし、業務目的では個別手配が94.8%と団体ツアーはほとんど使われていないようです。

日本の観光情報の収集:訪日イギリス人の訪日旅行の情報手段は?

訪日イギリス人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「口コミサイト(33.5%)」でした。合わせて「日本在住の親族・知人(30.9%)」「宿泊施設ホームページ(24.6%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(55.4%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(47.2%)」「飲食店(35.9%)」と続いています。

イギリス市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

イギリス人の海外旅行者数の推移(2012年〜2017年):イギリス人の海外旅行需要は?

ここ6年間、イギリス人の海外旅行者数は伸び続けており、2012年には5,654万人だった海外旅行者数は、2017年には約1.3倍となる7,231万人を記録しています。

イギリスで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位スペイン17,675,367人(2016年)
2位フランス7,631,360人(2015年)
3位アイルランド4,990,000人(2016年)
4位アメリカ4,900,823人(2015年)
5位イタリア4,355,870人(2016年)

イギリス人に人気の海外旅行先は、スペイン、フランス、アイルランド、アメリカ、イタリアとなっています。スペイン、フランス、イタリアは同じヨーロッパ圏であること、アイルランドは英語圏かつイギリス・北アイルランドに隣接しておりアクセスが良いことなどが人気の理由となっているようです。また、アメリカとは古来より密接な関係を保っており、同じ英語圏であることから相互に多くの旅行者が行き交っています。なお、日本は第37位でした。