この記事は約4分で読み終わります。

訪日外国人観光客の増加を背景に、国内の交通業界では訪日外国人観光客受け入れ環境の整備を進めています。

以前の記事でもご紹介したように、鉄道業界でも外国語対応や、訪日外国人観光客向け観光案内所の拡充、地域の特色を活かしたインバウンド向けサービスの提供など、さまざまな取り組みを開始しています。

近畿日本鉄道株式会社(以下、近鉄)でも、訪日外国人観光客受け入れ環境の整備を進めています。

<関連記事>

 

近鉄、訪日客向けに無料Wi-Fiサービス「KINTETSU Free Wi-Fi」の提供を開始

KINTETSU Free Wi-Fi ロゴ

KINTETSU Free Wi-Fi ロゴ

近鉄は、2016年12月21日から訪日外国人観光客向けの無料Wi-Fiサービス「KINTETSU Free Wi-Fi」の提供を開始します。

20駅に設置後、春節時期までに大阪難波駅、近鉄名古屋駅、近鉄奈良駅、京都駅など29駅に拡充

KINTETSU Free Wi-Fi提供駅:プレスリリースより引用

KINTETSU Free Wi-Fi提供駅:プレスリリースより引用

12月21日までに20駅でサービス提供を開始。その後、多くの訪日中国人観光客の利用が見込まれる春節時期である1月末までに、29駅にサービスを拡充します。

具体的な提供駅は、大阪難波、近鉄日本橋、大阪上本町、鶴橋、大和西大寺、近鉄奈良、京都、近鉄丹波橋、西ノ京、大和八木、伊賀神戸、大阪阿部野橋、橿原神宮前、飛鳥、吉野、近鉄名古屋、桑名、近鉄四日市、白子、津、伊勢中川、松阪、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島、湯の山温泉の各駅。

西ノ京、伊賀神戸、飛鳥、吉野、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島、湯の山温泉駅に関しては、1月末までにサービス提供開始となります。

<関連記事>

利用に必要なのはメールアドレスのみ:2つのアプリに対応

「KINTETSU Free Wi-Fi」利用手順

「KINTETSU Free Wi-Fi」利用手順

上記の画像からわかる通り、「KINTETSU Free Wi-Fi」の利用に必要なのは、メールアドレスだけ。パスポート情報や携帯番号は必要ないため、訪日外国人観光客にとって比較的簡単な無料Wi-Fiの利用が可能になります。

利用手順は、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語で表示されます。

「KINTETSU Free Wi-Fi」は、「Japan Connected-free Wi-Fi」(*)と「KANSAI Free Wi-Fi(Official)」の2つのアプリに対応するとのこと。

*Japan Connected-free Wi-Fi:NTTブロードバンドプラットフォームが提供する無料Wi-Fiへの接続アプリ

*KANSAI Free Wi-Fi(Official):関西広域連合と公益社団法人関西経済連合会が提供する関西エリアにおける無料Wi-Fi共通認証アプリ

 

これまでも多岐にわたるインバウンド対策を実施:訪日客向けWebサイトも

訪日外国人観光客の増加を背景に、近鉄はこれまでも

  • 自動放送における多言語放送の実施
  • 列車行先表示での英語表記実施
  • 主要な案内サインの多言語化
  • 駅ナンバリング・路線カラーの設定
  • 自動券売機の多言語対応
  • 主要駅への「駅コンシェルジュ」の配置
  • 電話通訳サービスの導入、翻訳アプリを搭載したタブレット端末の配備、
  • 多言語に対応したコミュニケーション補助カードの配布

など、多岐にわたるインバウンド対策を実施してきました。

近畿鉄道 韓国語版ホームページ

近畿鉄道 韓国語版ホームページ

2016年11月25日より、近鉄特急のインターネット発売も開始、。これにより、訪日外国人観光客がいわゆる「旅マエ」にクレジットカード決済により特急券を購入することが可能になりました。訪日外国人観光客向けの企画乗車券である「KINTETSU RAIL PASSシリーズ」の発売も実施しています。

また、「英語」「中国語(簡体字・繁体字)」「韓国語」「タイ語 」で公式ホームページを運営。

SNS上のインバウンド対策として、「英語」「中国語(簡体字・繁体字)」でインバウンド向け公式Facebookページを作成。国外に情報を配信しています。

 

まとめ:インバウンド対策を進める近鉄

訪日外国人観光客の増加を背景に、近鉄は訪日外国人観光客の受け入れ環境の整備を進めています。

京都や大阪は、訪日外国人観光客に人気のスポットとなっており、関西への訪日外国人観光客の訪問はこれからも進むことが予測されます。

 

役にたったら
いいね!してください

インバウンド最新情報をお届けします。

これ以上前の記事はありません…