民泊はどうやってSAVOR JAPANをインバウンドに活用すべきなのか?
SAVOR JAPANとは、訪日外国人を日本の食文化の「本場」である農山漁村に呼び込み、訪日外国人客数の増加や農林水産物の輸出を広げることにつなげるための施策として、農泊と呼ばれる農山漁村滞在型旅行を推進し農林水産業や伝統文化の魅力を伝える取り組みを行う自治体や地域に対する認定制度を指します。農林水産省によって2016年に開始されてから、すでに31の地域が認定されています(2020年現在)。
海外における日本食食文化に対する関心は、「和食」のユネスコ無形文化遺産登録、ミラノ国際博覧会等を通じて近年大きく高まっており、日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。
また、2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会も見据え、地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として訪日外国人を中心とした観光客の誘致を図る地域での取組を「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」として認定する制度を平成28年度に創設しました。
この記事ではSAVOR JAPAN認定制度によって認定された地域のうち、民泊に関連した取り組み事例を紹介します。
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山あいを中心として農家民宿や民泊施設が点在する静岡県の大井川地域は、農泊食文化海外発信地域として2020年に認定されました。2020年3月に設立された「大井川農泊推進協議会」では、緑茶、農業、観光の体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」を大井川流域への観光の玄関口と位置付け、島田市観光案内所「おおいなび」などで、茶産地ならではの体験や宿泊施設の情報発信を開始しました。ふるさとメディア「あなたの静岡新聞」によると、新型コロナウイルス流行前はドイツやアジア圏からの利用もあり、認定申請にあたっては、南アルプスを源流とし駿河湾に流れこむ大井川全体を捉えて「日本茶と駿河湾の幸を味わう旅」をコンセプトとしたということです。また、静岡県内での「SAVOR JAPAN」認定地域は浜松・浜名湖地域に続き、大井川地域は2例目となっています。
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