40万ダウンロードを達成した訪日中国人観光客向けアプリ「GoJapan」が越境ECサービス「豌豆公主」と提携:旅行前後も消費喚起が可能に

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訪日外国人消費動向調査:観光庁より引用

訪日外国人消費動向調査:観光庁より引用

格安航空会社LCC)の普及や、中国や東南アジア諸国などを対象にしたビザの条件緩和、また円安が進んだことなどを理由に、訪日外国人観光客の数が増え続けています。国内では、この流れに乗じて訪日外国人観光客を顧客ターゲットとするさまざまなインバウンド事業が始まっています。

なかでも訪日外国人観光客の出身国のなかでもっとも大きな比重を占めるのは訪日中国人観光客。観光庁によりリリースされた「訪日外国人消費動向調査」でも、訪日中国人観光客による消費額がもっとも大きいという結果になっています。

訪日中国人観光客は、国内のインバウンド誘致を検討している事業者、店舗にとって魅力的なターゲットになっています。

 

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40万人以上が利用する訪日中国人観光客向けアプリ「GoJapan(去日本)」:ショッピング、グルメ、観光、宿泊施設情報などを提供

GoJapanより引用

GoJapanより引用

「GoJapan(去日本)」(以下、GoJapan)は、2015年10月に正式リリースした、訪日中国人観光客向けにグルメ、ショッピング、観光、宿泊施設などの情報を提供するアプリです。

日本国内にある店舗やインバウンド誘致を検討している事業者が、アプリに情報を登録することで、効率的な訪日中国人観光客の集客が可能になります。

訪日中国人観光客は、旅行前にインターネットを通じ情報収集を行う傾向があるにもかかわらず、日本国内には訪日中国人観光客のニーズにマッチする旅行メディアが存在していないことが、開発の背景になったとのこと。

旅行前、旅行中、旅行後それぞれに特化したサービスを提供:国内の店舗にとって訪日中国人観光客にあらゆる角度からアプローチが可能に

GoJapanより引用

GoJapanより引用

GoJapanのアプリ内では、訪日中国人観光客のニーズに合った情報をわかりやすく提供し、訪日旅行を楽しんでもらうため、「旅行前」「旅行中」「旅行後」にわけて情報を掲載しています。

旅行前は、目的地の情報検索、過去の旅行記や特集コンテンツの閲覧が可能になっています。旅行中は主に周辺検索、乗換案内、翻訳機能、グルメやショッピングなどの検索、クーポン、レビュー、画像投稿など訪日中国人観光客に向けた現地サポートを実施。訪日後は、店舗のレビュー、SNSの情報シェアを通じて情報の共有を行います。

また、越境EC機能を搭載することにより、中国人に消費喚起を図ります。

中国版App Store日本関連アプリ第1位、これまでに40万のダウンロードを達成

GoJapanオフィシャルWeChatアカウント:GoJapanより引用

GoJapanオフィシャルWeChatアカウント:GoJapanより引用

これまでにGoJapanは、40万のダウンロードを達成。中国版App Storeで「日本」と検索をかけた場合にトップで表示され、月間65,000人のアクティブユーザー記録しています。

また、中国人の愛用するスマホSNSアプリ「WeChat」上のGoJapanオフィシャルページを活用し、国内店舗の商品・サービスのプロモーションも行うことができます。

これにより、訪日中国人観光客だけではなく、中国現地の潜在的消費者である約5,000万人もターゲットにすることができるとのこと。

このように、訪日中国人観光客に新たな形からアプローチをしているGoJapan。最近では、先ほど紹介した越境EC機能を強化するため、他社との提携を発表しています。

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中国越境ECプラットフォーム「豌豆公主(ワンドウ)」と提携

ワンドウ サービス概要:Inagoraより引用

ワンドウ サービス概要:Inagoraより引用

GoJapanを運営する「株式会社ゴージャパン」は、越境EC(*)プラットフォーム「豌豆公主」(以下、ワンドウ)を運営するInagora株式会社と提携を発表しています。

ワンドウは、花畑牧場や源 吉兆庵、HACCI等と中国における独占代理権を有している越境ECプラットフォーム。2015年8月のリリース以来、ユーザー数は約100万、取扱商品数は3000を超えています。

ファッションや美容化粧品から日用品、食品など多岐にわたったジャンルの商品を取りそろえています。

越境EC:ECとは”Electronic Commerce”の略で、インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引を指す。

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「GoJapan」を通じてユーザーはワンドウで取り扱うすべての商品を購入することが可能に

提携例:株式会社ゴージャパン プレスリリースより引用

提携例:株式会社ゴージャパン プレスリリースより引用

今回の「GoJapan」と「ワンドウ」の業務提携により、GoJapan利用ユーザーはワンドウで扱われている商品すべての購入が可能になります。また、訪日旅行後の訪日中国人観光客にもワンドウを通じたショッピングが実現します。

GoJapanを活用することにより、訪日時にとどまらず、訪日前後にも各店舗、インバウンド事業者は訪日中国人観光客にアプローチすることができます。

 

まとめ:訪日中国人観光客集客には「GoJapan」導入の検討を:訪日前後のインバウンド収益の確保も実現

訪日中国人観光客の増加から、日本国内には多くの訪日中国人観光客集客を検討している店舗、事業者がいることが予測されます。

近年では、「爆買い」と呼ばれる大量消費行動は落ち着きを見せ、訪日中国人観光客の中では、日本でしかできない体験や、さほど知名度はなくともクオリティーの高い商品が人気を集めはじめています。

中国人はインターネットリテラシーが比較的高いため、規模の小さい店舗でも、「GoJapan」のような訪日中国人観光客向けインバウンドアプリを積極的に活用することにより、訪日中国人観光客の集客の実現が可能になります。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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