まるで「ほんやくコンニャク」カメラをかざすだけで翻訳できるグーグル翻訳の「WordLens」ついに日本語対応に!

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

昨日26日、Google(グーグル)はスマートフォンアプリ版「Google翻訳」をアップデートしました。このアップデートで、前回お伝えした「Google翻訳」のAR(拡張現実)技術を活用した「Word Lens」機能が日本語に対応しました。

カメラで写した文字をリアルタイム翻訳する機能「Word Lens」が超秀逸!インバウンド対応にも使えるグーグル翻訳スマホアプリ

先日のニュースで、観光庁から2016年の訪日外国人観光客数が2400万人になるとの見解が発表されました。観光庁は、2020年までに4000万人という目標に対しても実現可能との見通しを出しており、今後ますます訪日外国人観光客が増えていくことは確実といっても良いでしょう。しかしながら、インバウンドの現場レベルでは受け入れ体制の構築、いわゆるインバウンド対応が手付かずのところも多いのではないでしょうか。今回は、前回のGoogle翻訳のアップデートをお伝えした続編として、Google翻訳のスマホア...

グーグル翻訳が新翻訳方式GNMTの採用で日→英翻訳の精度が劇的に向上

インバウンド対策と一言で言ってもあらゆる側面を持っています。ターゲットとなる訪日外国人観光客の国・地域別の数値やニーズの把握、それによるマーケティング分析、商品開発、Wi-Fiや多言語対応といったインフラの設備、人材教育ないし外国人採用などなど。その中でも「とりあえずこれから」と始めやすいながらも、意外と壁が高いのが「多言語対応」でしょう。とりあえずWEBサービスで翻訳をしてみたものの、違和感のある英語にとまどった、という経験のある方も多いのではないでしょうか?そんななか、中国語→英語で採...

 

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

カメラで写した文字をオフライン&リアルタイム&ARで翻訳できる「Word Lens」がついに日本語対応!!

スマホアプリ版Google翻訳の機能「Word Lens」が日本語対応に

スマホアプリ版Google翻訳の機能「Word Lens」が日本語対応に

「Word Lens」とはスマートフォンアプリ版「Google翻訳」の2015年のアップデートで追加された機能です。スマホのカメラで写した文字列をオフライン、かつリアルタイムで翻訳してくれる画像内テキスト翻訳機能です。AR(拡張現実)技術を利用しており、カメラに写っている文字列に覆いかぶさる形で翻訳文が表示されます。

前回お伝えしたとおり、「Word Lens」は、いままで、英語、中国語、フランス語、スペイン語などに対応していましたが、今回のアップデートにより日本語が追加。日本語は「Word Lens」の対応言語として30言語目になります。これにより、英語→日本語および日本語→英語での「Word Lens」を使った翻訳が可能になりました。

Googleでは、バンド「OKAMOTO’S」を起用してプロモーションPVを作成。この「Word Lens」の機能を歌詞のリアルタイム翻訳を通じてわかりやすく伝えています。

リアルタイム翻訳機能「Word Lens」の使い方

「Word Lens」の使い方は非常に簡単です。例としてTripAdvisor英語版を開いた時に表示されるポップアップを翻訳してみます。

TripAdvisor英語版トップページ:tripadvisor.com

TripAdvisor英語版トップページ:tripadvisor.com

まず、「Google翻訳」のアプリを立ち上げて、翻訳元の言語と翻訳先の言語を選択します。そして画面のカメラアイコンをタップします。その後、カメラが起動するので、画面内に翻訳したいテキストを合わせると、リアルタイムで翻訳されます。

「Word Lens」の使い方

「Word Lens」の使い方

翻訳精度は、新翻訳方式GNMTが採用されていないのか、少々機械翻訳っぽさがあるものの、テキストの読み取り精度・速度ともに非常に優れています。

グーグル翻訳が新翻訳方式GNMTの採用で日→英翻訳の精度が劇的に向上

インバウンド対策と一言で言ってもあらゆる側面を持っています。ターゲットとなる訪日外国人観光客の国・地域別の数値やニーズの把握、それによるマーケティング分析、商品開発、Wi-Fiや多言語対応といったインフラの設備、人材教育ないし外国人採用などなど。その中でも「とりあえずこれから」と始めやすいながらも、意外と壁が高いのが「多言語対応」でしょう。とりあえずWEBサービスで翻訳をしてみたものの、違和感のある英語にとまどった、という経験のある方も多いのではないでしょうか?そんななか、中国語→英語で採...

リアルタイム翻訳機能「Word Lens」の利用シーン

インバウンドにおける「Word Lens」の利用シーンは、主に2つのケースが考えられます。1つめがインバウンド調査、そして2つ目が接客時です。

例えば、海外のサイトを調査しようとした時、テキスト形式で表示されている文字列であればコピー&ペーストで翻訳することが可能です。しかし、画像内に入っている文字についてはいちいち自分でテキストとして翻訳アプリなどに打ち込む必要があります。

英語であれば、自分で打ち込むことも可能ですが、この「Word Lens」を使えば即座に翻訳が完了することから、調査の効率アップに寄与します。

また、接客の現場では、訪日外国人観光客のお客様に、英語で書かれたガイド本などを見せられて質問される場合もあります。そのような即時性が求められる際にも、このリアルタイム翻訳「Word Lens」は活躍するでしょう。

 

リアルタイム翻訳機能「Word Lens」をいろいろと試してみる

それでは、「Word Lens」の英語から日本語への翻訳の精度についていろいろと試してみましょう。

商品の場合

タリーズの缶コーヒーの例

タリーズの缶コーヒーの例

英表記のある缶コーヒーのパッケージを「Word Lens」で翻訳してみると、「バリスタの」「ラテ」「ホット&コールド」などといった英表記部分がきれいに翻訳されています。

WEBサイトの場合

Amazon.comの例

Amazon.comの例

アメリカEC(ネット通販)最大手Amazon.comの画面を「Word Lens」で翻訳してみると、『Explore your Prime delivery options』が「探検 あなたの プライム配送オプション」と、少々片言の翻訳に。『Welcome』などの単純な単語翻訳は問題なく出来ています。

書籍の例

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』英語版の例

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』英語版の例

2011年に話題となったマイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』英語版の書影を「Word Lens」で翻訳してみると『JUSTICE』は問題なく「正義」と翻訳。『WHAT’S THE RIGHT THING TO DO?』は正しくは「正しいこととは何なのだろうか?」といったところですが、改行があるためか「右側のは何です 周辺の観光名所は?」という意味が通らない翻訳に。

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』英語版の例2

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』英語版の例2

また、本文の方もテストしてみた所、こちらはだいぶ厳しい翻訳です。文章が長文であること、そして改行が多数あることから、機械翻訳の難易度が高いことのほか、文字サイズが小さいこともあって、少し手がブレるだけで翻訳内容がコロコロ変わります。

 

まとめ:まだまだ改良の余地があるものの、無料で提供されていることが素晴らしい!

「Word Lens」の精度について3つの例を検証してみて、

  • 単語や短文は問題なく翻訳可能
  • 改行があると意味の通る翻訳は難しい
  • 長文の翻訳には適さない

という特徴があることがわかりました。

翻訳精度にはまだ改良の余地があるものの、Google(グーグル)は翻訳関連サービスについて立て続けにアップデートしていることから、これらの課題も早々に解決する見込みがあります。

なにより、無料で公開されているアプリですので、とりあえずインバウンドの現場でお試しで使ってみる、ということが簡単にできることが素晴らしいと言えます。

<参考>

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

専門家が徹底議論!地域に眠る観光資源の「磨き上げ」、結局何をしたらいいの


観光庁は、インバウンドの地方誘客を目的とし、「観光資源の磨き上げ」を推進しています。

これに沿って観光コンテンツの造成や発信力強化に取り組みたいと思うものの、「何からやればいいのかわからない」「やってはみたものの、まだ観光客を呼びこめていない」といった悩みを抱えている自治体・企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、食体験、ツアー造成、アクティビティ、アドベンチャートラベルなどを専門として第一線で活躍するスペシャリストたちが集結

「観光資源の磨き上げ」とは何なのか、外国人を惹き付ける観光コンテンツはどう作り、どう発信するべきなのか、徹底議論します!

詳しくはこちらをご覧ください。
専門家が徹底議論!地域に眠る観光資源の「磨き上げ」、結局何をしたらいいの?

成功事例から見るインバウンド対策とは。外国人採用の実例から紐解く成長戦略

インバウンド(国際)市場の拡大に伴い、国内では大阪万博やインバウンドへの対応などでグローバルに対応できる環境が必要になっており、日本企業にとって国際市場での競争力確保は重要な課題の一つとなっています。

その鍵を握るのが、インバウンド対策と効果的な外国人採用です。外国人観光客やビジネスパートナーを惹きつけ、国際的な人材を活用することで、企業は新たな成長戦略を構築し、市場で競合に勝つことができます。

今回のセミナーでは、実際に行われた人材活用法を通じて、インバウンド対策と外国人採用が企業にもたらす効果について解説いたします。

実際の事例から学び、自社に適した戦略を見出すためのヒントを得ながら、日本企業がグローバルな舞台で勝ち抜くために必要なスキルや知識を共有し、新たなビジネスの可能性を発見できる機会となっています。

詳しくはこちらをご覧ください。
成功事例から見るインバウンド対策とは。外国人採用の実例から紐解く成長戦略

【インバウンド情報まとめ 2024年5月後半】「世界で最も成長している観光地」トップに東京他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年5月後版レポートから、5月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

※【インバウンド情報まとめ】は2024年5月より月2回発行いたします!最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
「世界で最も成長している観光地」トップに東京 / 富士山前のコンビニ、撮影防止の「黒幕・防護柵」設置【インバウンド情報まとめ 2024年5月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに