月額3,980円で言語の壁を解消!インバウンド業界注目の自動翻訳デバイスili(イリー)が法人向けサービスを開始

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自動翻訳デバイス「ili(イリー)」イメージ画像:iamili.comより引用

自動翻訳デバイス「ili(イリー)」イメージ画像:iamili.comより引用

訪日外国人観光客の増加から、インバウンドを受け入れる企業向けにさまざまなサービスが登場しています。

観光庁の資料によると、訪日外国人観光客は、訪日中に不満に感じたポイントとして「コミュニケーション不足が困難なこと」を挙げており、インバウンド向けの外国語対策は業界を問わず急務となっています。

今回ご紹介する自動翻訳デバイス「ili(イリー)」は、このような状況を解決しうるデバイスとして、インバウンド業界内で注目を集めており、つい先日、法人向けサービスを提供開始しました。

 


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自動翻訳デバイスili(イリー)とは?:デバイスを通じて日本語→英語に即変換

[embed]https://www.youtube.com/watch?v=Et65PJ7B148[/embed]

ili(イリー)とは、日本のIT企業・ログバーが開発した自動翻訳デバイスです。

上記の動画でもご紹介しているように、マイク型のデバイスであるili(イリー)に日本語で話しかけると瞬時に英語に変換して音声出力してくれます。

また、ili(イリー)はインターネットに接続しなくても利用可能なため、いつでもどこでも外国語対策が可能になります。日本語、英語中国語の3ヶ国語に対応。2017年には韓国語にも対応予定です。

今回ご紹介している自動翻訳デバイスili(イリー)は、このたび法人向けサービスの提供を開始するとのこと。

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コンピューターを使って、一瞬にしてある言語の文章は、別の言語に変えてしまう自動翻訳。Google翻訳やエキサイト翻訳など無料で使えるサービスが以前から存在し、誰もが一度は使ったことがあるでしょう。対応言語数や精度の面で徐々に向上していると言われていますが、残念ながら、訪日外国人観光客を接客し、口頭でコミュニケーションする際には使うことができません。もっとテクノロジーが進化して、アニメ「ドラえもん」に登場する「翻訳こんにゃく」のようなものがあれば……と思ったことがある人も多いのではないでしょ...

 

自動翻訳デバイスili(イリー)が法人向けサービスを提供開始

ili for Guest(イリー フォー ゲスト)概要

ili for Guest(イリー フォー ゲスト)概要

自動翻訳デバイスili(イリー)を開発したログバーは、法人向けサービスili for Guest(イリー フォー ゲスト)を2017年6月より開始します。これに先立ち、2017年1月31日より同サービス申し込みの受付を開始しています。

 

法人向けサービスili for Guest(イリー フォー ゲスト)の特徴とは?

法人向けサービス:対象業者

法人向けサービス:対象業者

ili for Guest(イリー フォー ゲスト)は、鉄道業界、商業施設、旅行代理店、アミューズメント施設、宿泊業界、各自治体民泊事業などインバウンドを受け入れる事業者に向けたサービス訪日外国人観光客との言語における障壁を取り払うことができます。

上記でご紹介した機能に加え、法人向けサービスili for Guest(イリー フォー ゲスト)には、3つの特徴があります。

[特徴①]オリジナル辞書追加機能などカスタマイズが可能に:施設のニーズに合った翻訳が可能に

各種店舗や観光施設などili for Guest(イリー フォー ゲスト)を利用する使用環境において、使用頻度の高い固有名詞を、辞書機能に追加することができます。

例えば、商業施設においてショップ名を追加することで、訪日外国人観光客のルート案内時に役立てることができます。これにより、訪日外国人観光客の要求やニーズにより的確に応えることができるようになります。

[特徴②]日本語・英語・中国語の多言語対応が可能に!

ili for Guest(イリー フォー ゲスト)専用ソフトで入出力言語を日本語・英語中国語に切り替えることができます。

この機能により、英語圏からの訪日外国人観光客のほかに、訪日外国人観光客数において最も多い割合を占める訪日中国人観光客に対しても、対応が可能になります。

[特徴③]翻訳データの抽出が可能!インバウンドのニーズ・要望がまるわかりに

自動翻訳デバイスili(イリー)で翻訳をする際に、頻出頻度が高かった単語やフレーズを閲覧することができます。

この機能により、インバウンドの要望やニーズを的確に把握することができるようになります。

利用料金は月額3,980円!低コストで外国語対応が可能に

ili for Guest(イリー フォー ゲスト)の月額料金は3,980円です。

1ライセンスにつき、自動翻訳デバイスili(イリー)を1台貸し出してくれます。別途初期費用と管理端末購入費用が必要とのこと。

 

まとめ:ili for Guestはインバウンド対応の決定版に!?月額3,980円の低コストもウリ

日本のIT企業・ログバーが開発した自動翻訳デバイスであるili(イリー)がインバウンド業界において注目を集めています。2017年1月31日より法人向けサービスili for Guest(イリー フォー ゲスト)の申し込みの受付が開始。インバウンドを受け入れる幅広い業界において導入が可能です。

月額3,980円という比較的安価な料金プランもウリの一つとなっており、優れた機能性・デザイン性から今後の外国語対応におけるインバウンド対策の決定版となるか期待がかかります。

<参考>

ili(イリー)インバウンド

インバウンド対策を行っている事業者・法人向け多言語支援サービスです。接客用オフライン翻訳機 ili PRO(イリー プロ)、iliクラウド(ショートカット機能、単語登録機能など)、電話通訳がセットになり多方面から翻訳をサポート。

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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