忍者は海外でも「NINJA」で通じるほどにポピュラーな存在です。伊賀流忍者、甲賀流忍者は世界的にも知られており、伊賀市、甲賀市を訪れる訪日外国人観光客も少なくありません。そうした流れを受けて、日本忍者協議会(英語名:Japan Ninja Council)では忍者コンテンツに関する世界規模の調査『忍者グローバル調査』を実施。その結果を見ていきましょう。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
インバウンド対策サービスを探している方必見!無料で資料DLできる「訪日コム」を見てみる
調査の目的
日本忍者協議会(英語名:Japan Ninja Council)では、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、忍者を活用した観光誘致や地域経済活性化を推進 するため、日本への関心が高いと思われる 海外10か国(中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、米国、オーストラリア、フランス、ドイツ)計2,000名を対象に調査 を実施。なお、調査に関しては日本人との意識の違いを知るために国内でも20~69歳の男女300人に対して調査を行っています。
調査項目
- 「“忍者”認知度」
- 「“忍者”好意度・興味度」
- 「“忍者”になりたいか」
- 「“忍者”へのイメージ」
- 「忍者観光促進要素」など
海外10か国全体で、忍者の認知度は98.7%
調査対象国で忍者について「よく知っている」+「少し知っている」+「名前を聞いたことがある程度」を合計すると、海外10カ国での忍者の認知度は何と98.7%となり、調査対象国全てで97%以上の人が忍者について知っている ことがわかりました。
忍者が実在していると信じている人は63.1%
調査対象国で忍者について「現在も多数存在している」+「数は少なくなったが現在も存在している」と回答した人は63.1% となり、国別ではインドネシア(78.9%)と米国(73.7%)ではその割合が高く、米国では41.2%の人が「現在も多数存在している」と回答 しています。
忍者を知っている人の約50%が「忍者になりたい」と回答
調査対象国で忍者を知っている人に「忍者になりたいか」を尋ねたところ、49.6%が「忍者になりたい」と回答。タイでは80.8%もの人が「忍者になりたい」と回答 しています。
さらに今年4月には「伊賀忍者・甲賀忍者」が「日本遺産」に認定
日本忍者協議会正会員である伊賀市と甲賀市が申請を行った「忍びの里 伊賀・甲賀 -リアル忍者を求めて-」が今年4月に文化庁が認定する「日本遺産(Japan Heritage)」に認定 されました。
今回認定されたのは、伊賀市と甲賀市が持つ“リアルな忍者”が感じられる魅力ある里の文化や伝統を語るストーリーです。
まとめ
今回の調査からも明らかなように、海外でも人気、認知度ともに高い「忍者」は、国際的な観光資源として大いに活用出来る日本の財産と言えるものです。
日本忍者協議会では、今回の日本遺産認定を足掛かりに、伊賀・甲賀をはじめ全国に点在する忍者にまつわる文化や伝統を活用し、オールジャパンとしてさらなる忍者文化の発信を行うことで、地域経済の活性化などに寄与していきたいと考えています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参考>
【5/27開催】Google口コミ最新情報!店舗が直面するリスクといま抑えるべき対策を専門家が解説
Googleマップ上の口コミに対するGoogleの対応が大きく見直されつつあることをご存じでしょうか?
日本でもビジネスプロフィールの停止や口コミの大量削除といった影響が出始めています。
たとえば、
「★5の投稿でドリンク1杯無料」
「口コミ投稿でクーポンプレゼント」
といった“よくあるキャンペーン”が、ステルスマーケティング規制や景品表示法違反にあたる可能性があるのです。
本セミナーでは、Googleビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートの 永山氏と、インハウスハブ東京法律事務所 弁護士 白井氏を迎え、Googleの最新動向、法的観点からの注意点、近年の事例などを交えながら、企業が今押さえておくべきポイントをわかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- GoogleMapの口コミに関する最新の対応状況が知れる!
- Googleビジネスプロフィールの専門家と、弁護士からの見解を聞ける!
- 口コミのオペレーションを見直し、正しい運用方法を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→Google口コミ最新情報!店舗が直面するリスクといま抑えるべき対策を専門家が解説
【インバウンド情報まとめ 2025年5月前編】百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は?/訪日客「旅行中に困ったことはなかった」半数超 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!