インバウンド対策・集客において、「旅マエ」期間、つまり、どの国に行くかを決めたり、日本に行ったら何をするかのスケジュールを決めていく期間に、潜在的訪日外国人観光客に対して適切なアプローチをしていくことは、最重要課題と言えます。
そのため、近年のインバウンド市場の拡大に合わせるように、訪日外国人観光客向けに日本の観光情報や日本文化を紹介する「インバウンドメディア」がWEBやアプリ、フリーペーパーやガイドブックという媒体で年々増加傾向にあります。今回は、このように乱立するインバウンド向けメディアの市場全体を把握できるように、インバウンド向けメディアを網羅的に分析した業界マップ「インバウンドメディア 業界カオスマップ」を作成しました。 是非、広告出稿時などの比較・検討にご活用下さい。
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インバウンドメディア 業界カオスマップ
このマップは、「訪日ラボ」姉妹サービスのインバウンド対策サービスの比較・資料請求サイト「訪日コム」で取りまとめたインバウンド対策カテゴリの中から、
- 訪日外国人向けメディア(英語)
- 訪日中国人向けメディア
- 訪日台湾人・香港人向けメディア
- 訪日タイ人向けメディア
- 訪日外国人向けフリーペーパー(英語)
- 訪日中国人向けフリーペーパー
- 訪日台湾人・香港人向けフリーペーパー
- 訪日タイ人向けフリーペーパー
- 訪日外国人向けガイドブック(英語)
- 訪日中国人向けガイドブック
- 訪日台湾人・香港人向けガイドブック
- 訪日タイ人向けガイドブック
に掲載されているものを元に作成しました。
冒頭でも触れたとおり、インバウンドに特化した各種メディアで、地域や店舗、商品の良さをプロモーションしていく手法は、「旅マエ」や「旅ナカ」向けインバウンド対策として主要なプロモーション手法 となっています。
最新インバウンドマーケティング!旅マエ・旅ナカ・旅アトとは?
先月末10月31日、インバウンド業界を盛り上げるニュースが発表されました。国土交通省は、今年1月からの累計訪日外国人観光客数が、10月30日に2000万人を超えたことを発表しました。このペースで行けば2016年は2500万人弱の訪日外国人観光客数を望め、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年に4000万人という目標に向けて着々と増加しつつあります。しかしながら、訪日中国人観光客の伸びが鈍化していたり、為替相場に影響され日本円ベースでの訪日外国人消費額の減少などが騒がれており、...
現在では、老舗企業からベンチャー企業まで数多くのメディアが乱立している状況のため、どのターゲット国向けにどのような媒体のインバウンドメディアがあるのかを把握するだけでも一苦労になります。
そこで、この「インバウンドメディア 業界カオスマップ」では、訪日外国人向けのメディアを「WEB」「フリーペーパー」「ガイドブック」という媒体ごとに、さらには、「訪日英語圏向け」「訪日中国人向け」「訪日台湾・香港人向け」「訪日タイ人向け」としてターゲットとなる訪日外国人ごとに分類してサービスを網羅的にリストアップし、カテゴリごとに主要なものをマッピングしました。
※「インバウンドメディア業界 カオスマップ」引用に関して:ご自由に引用頂けます。引用時は「出展:訪日ラボ(訪日コムより作成)」と明記下さい。
サービスピックアップ
訪日外国人向けメディア(英語) カテゴリー
japan-guide.com:日本に訪れる外国人観光客が最初に訪問するWebサイト
月間ユニークユーザー数180万人以上、月間PV数800万~1000万の訪日観光客向けポータルサイトです。訪日観光客の多くが旅行前にインターネットで情報収集をする今日、自社の存在やサービスを知ってもらうための効果的なオンライン・プロモーションは欠かせません。ジャパンガイドのサイト訪問者の約6割はリピーター、且つ、95%以上が訪日を目的として閲覧しているため、成約に結びつきやすいという特徴があります。ジャパンガイドは1996年から運営しており、日本を英語で紹介するサイトとして20年の歴史を持つ世界的にも認知されたサイトとなっています。
「japan-guide.com」を訪日コムでもっと詳しく見る
訪日台湾人・香港人向けメディア カテゴリー
樂吃購!日本(ラーチーゴー!日本):月間80万UU!台湾人香港人向けNo.1訪日観光メディア
台湾人・香港人(中国語繁体字圏)に特化し、台湾人香港人向けNO.1のユーザー(月間ユニークユーザー80万)を擁する訪日観光メディアです。 日本語をただ翻訳するのではなく、すべての記事を当社の台湾人・香港人ライターがゼロから企画・取材・執筆し、日本側の「伝えたい情報」を台湾人・香港人が「欲しい情報」に変換して発信。台湾における日本サイトの中で最多のファン数約60万を有するFacebookページと連動させ、情報を拡散しています。航空券やホテル、体験ツアーの予約機能も備えているため、個人旅行のお客様にワンストップで情報提供及び予約(効果測定)までを承ることが可能です。また台北市内に40坪の路面のアンテナショップを構え、WEBと連動させ、常時イベントや物産展を開催。商品サンプリングやアンケート調査にもご利用いただけます。
「樂吃購!日本(ラーチーゴー!日本)」を訪日コムでもっと詳しく見る
Japaholic:台湾人女性向けに、日本のトレンド情報をより見つけやすく
Japaholicは日本が好きで、日本のライフスタイル&トレンドに強い関心がある20~30代の台湾人女性をメインターゲットにした日本情報発信メディアです。「もっと日本を知りたい」「もっと日本で色々な体験をしたい」 「もっとJapanese styleを楽しみたい」 そんな要望に応えるべく、「今ここに行くべき」、「今これを買うべき」、「今これを食べるべき」といった、日本の観光・ショッピング・グルメ情報のほか、ライフスタイル、エンタメ、美容など幅広いテーマの最新トレンド情報を毎日配信中。Japan holic(日本が大好き!な日本中毒者)を増やし、「日本に行きたい!」を喚起させるメディアを展開します。
訪日タイ人向けメディア カテゴリー
Trippino HOKKAIDO:訪日タイ人×北海道に特化
Trippino HOKKAIDOは2015年5月に、タイから新千歳への直行便の就航やビザの規制緩和により増加していた北海道を訪れるタイ人観光客向けに開発された観光アプリです。アプリの中には1,500以上の観光施設、商業施設、レストラン、デパート、ホテルなどがタイ語で紹介されており、2度、3度と北海道を訪れるリピーターのタイ人観光客に対しても充実した観光案内を可能にしてきました。訪日タイ人×北海道の観光情報に特化した「Trippino HOKKAIDO」は北海道各地の観光名所や飲食店など1,500カ所をタイ語で紹介。「食べる」「遊ぶ」「ショッピング」など6つの分野から観光名所、飲食店、宿泊施設を検索することができます。
「Trippino HOKKAIDO」を訪日コムでもっと詳しく見る
訪日外国人向けフリーペーパー(英語) カテゴリー
EXPLORER OSAKA / KYOTO:外国人観光客の「今ほしい情報」を、1冊に凝縮!
2016年累計発行部数(大阪17万超 京都14万部)EXPLORERは、2008年10月 外国人観光客向けインバウンドメディアとして、大阪で初版を発行して以来、年4回(1月・4月・7月・10月)の定期発行を継続し、2012年には「京都版」もスタートしました。フリーペーパー・ガイドマップとして認知を高め、2016年には「大阪版」発行部数は17万部超え、「京都版」も14万部と着実に部数を伸ばしております。ホテルなどの宿泊施設や観光案内所、観光施設、交通機関からの設置依頼も増え「使いやすい」「2言語対応だから重宝する」といったお喜びの声も多数いただいております。
「EXPLORER OSAKA / KYOTO」を訪日コムでもっと詳しく見る
まとめ:インバウンド対策は、ターゲットの研究だけでなく日本のインバウンド業界の研究も必要不可欠
近年のインバウンド市場の盛り上がりにより、あらゆる業界・業種にて様々なインバウンド向けサービスが続々と登場しています。インバウンド対策においては、これらを活用しない手はありません。特に、「旅マエ」のインバウンドプロモーションの場としてのインバウンドメディアは、どの業種においても重要なインバウンド向けサービスではないでしょうか。
今回ご紹介したインバウンドメディアにかぎらず、「訪日コム」ではあらゆるインバウンド対策サービスを網羅しており、無料で資料のダウンロードをすることが出来ます!インバウンド対策としてのサービス導入の比較検討に、是非ご活用下さい!
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中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
短時間でインバウンドが学べる「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズの第6弾を今月も開催します!訪日ラボとして取材や情報収集を行う中で、「これだけは把握しておきたい」という情報をまとめてお伝えするセミナーとなっています。
今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。
今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】
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