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そこで今回は、インバウンド市場で中国に次ぐポテンシャルを持ち、またマーケティングし易いことから話題となる機会が多かった 台湾市場 を中心に活躍される、ソリッドインテリジェンス株式会社の丸野敬 氏、株式会社ビジョンより麻生剛 氏、株式会社TSUNAGUの萩原良 氏、そして株式会社グローバル・デイリーの張蕙宇 氏の4名に、2017年のインバウンド振り返り&2018年業界予想をお話いただきました。
訪日ラボでは「訪日ラボが注目しているインバウンド対策企業21社に聞く、2017年のインバウンド業界総括&2018年の業界予想」という企画で、2017年のインバウンドは実際の所どうだったのか、また2018年はどうなるのかについてインバウンドビジネス最前線で活躍されている方々にお話を伺っていきます!
<2017年インバウンドの総括&2018年の業界予想 一覧はこちら>
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- インバウンドを始めるなら、まずは「台湾市場」から?
- ーまずは、2017年のインバウンドを振り返っていかがでしたでしょうか?ざっくばらんにお話いただければと思います。
- ーなるほど、その点が『インバウンド対策初心者向け』の市場として「台湾」がある、という理由ですね。
- ーでは、ちょっと変わった質問として、2017年のインバウンド、一言であらわすとどのようなものだったでしょうか?
- 台湾人特有の「口コミ」の見方とは
- 目的によって情報収集手段を変える台湾人
- ーレビューなどの施策のお話が出ましたが、2017年、最も効果の高かったインバウンド対策は何だったと思いますか?御社の取り組みなどを踏まえてお話いただければと思います
- ー在日台湾人のコミュニティーを活用しているからこそ、リアルな声を素早く拾い上げられるということですね。
- ーとするとソリッドインテリジェンスさんとしては、越境ECや海外での商品販売が今後重要になってくる、とお考えということでしょうか。インバウンドとはどのように絡めた戦略をお考えでしょうか?
- ーなるほど、インバウンドで掴んだ顧客を離さず「旅アト」につなげていく施策ですね。
- ー台湾人の情報収集のお話が出ましたが、台湾のSEOやソーシャルの状況どうなのでしょうか?日本と全く違う点など面白い事例などありますか?
- ーなるほど、旅行に関する情報収集おいて、台湾人はSNSと検索をその目的によって使い分けているということですね。
- これからの台湾市場ではリピーターによるコアな情報・体験が鍵になる?
- ー実は日本で知られていないけど台湾で流行している日本の物事や、「2018年にコレがくる!」といった観光にまつわるトレンドなどありますか?
- ー台湾ではグローサラント型店舗は一般的なのでしょうか?
- ー最後に2018年に向けた御社の取り組み、コメントや意気込みをおねがいします!
- インタビュイー紹介
目次
インバウンドを始めるなら、まずは「台湾市場」から?
ーまずは、2017年のインバウンドを振り返っていかがでしたでしょうか?ざっくばらんにお話いただければと思います。
Vision 麻生 剛氏(以下、麻生):インバウンド全体として、市場に参画しようとする企業層が中小零細の規模まで広がってきた事を実感した1年でした。
グローバルデイリー 張 蕙宇氏(以下、張):2017年は訪日観光客がますます増加してきました。それにつれ、今まで考えもしなかった訪日観光客向けビジネスがいろいろと展開された一年でしたね。
ソリッドインテリジェンス 丸野 敬氏(以下、丸野):私は、いい意味で「想像通りの安定成長」だったと思います。我々リサーチする側の観点でいうと、SNSを使ったPRなどが増えた結果、その実際の波及効果がどうだったかなどの効果測定のようなニーズが増していると感じました。
TSUNAGU 萩原 良氏(以下、萩原):市場全体は好調で、ユーザーの属性、嗜好がより多様化している印象です。特に台湾などでは日本の地方の人気が高まっていることを実感しています。また、日本企業側のプロモーション予算も上がってきている印象です。
張:台湾は確かに、地方に興味を持った方が増えてきてはいますが、現状では、実際に行ってるのは未だに主要な人気都市が多いですね。地方自治体からインバウンド予算が増えてきていて、台湾KOL(インフルエンサー)招聘が増えてるので、地方のニーズがビジネスとして増えてきています。
丸野:確かに台湾市場のビジネス需要は感じます。台湾はリピーターの方も多く、比較的親日ということもあり、台湾を第一のターゲットとしてインバウンド対策をはじめる企業や自治体も多い印象がありますね。
張:台湾は訪日国の中でも、マーケットもある程度わかってきてますし、できないプロモーションが少なく、また文化も比較的馴染みがあることから、インバウンドをスタートする国として、一番ハードル低いでしょうね。
ーなるほど、その点が『インバウンド対策初心者向け』の市場として「台湾」がある、という理由ですね。
張:業種によって、正しい戦略を持ってれば、台湾はわかりやすい国ではありますからね。
ーでは、ちょっと変わった質問として、2017年のインバウンド、一言であらわすとどのようなものだったでしょうか?
萩原:台湾に限らず全体の話ですが、「多様化」だと思います。訪日旅行者の国籍、属性も多様化し、デスティネーション、訪日の目的なども多様性がでてきていると感じています。
丸野:さっきとあまり変わらない回答になっちゃいますが、「順調」ですかね。
というのも、良い意味で計画通りに進んでいるような印象です。訪日観光客は想定通りの伸びを見せ、海外現地における調査でも日本に対する認知度は着々と上がってきています。二回目三回目の観光客が増え、都市部以外のコンテンツに興味を持つのも予想通りの良い流れではないのかなと思います。
麻生:私も前述に非常にかぶるのですが「拡大」ですね。日本に興味を持たれる海外の方も、それを受け入れ様とする日本の企業側も、徐々に層が広がっていっているということを、 非常に肌で感じるものがあった為「拡大」とさせて頂きました。
台湾人特有の「口コミ」の見方とは
ーなるほど、訪日外客数が順調に伸び、あらゆる側面で多様化が起こっているからこそ、日本の受け入れ側も様々な層に広がりを見せていると見られますね。張さんはいかがですか?
張:2017年は在日コミュニティの大事さがわかる年でした。
台湾の市場をちょっとFOCUSして話しますが、ご存知の通り、口コミは台湾でとても影響力を持ちます。良質なコンテンツで爆発な拡散を狙う方法もありますが、拡散ばかり追求する企業はいるものの、コンテンツ作りに力入れる企業は正直多くはありません。
また、その拡散の方法として、KOLや、ターゲティング広告などたくさんある中で、2017年は在日台湾人を使ったプロモーションがかなり注目されました。つまり、在日している台湾人が実際に体験して、体験したものを母国の友人や、周りの人に徐々に伝えて行くといったリアルな体験の拡散が重要だと感じました。
丸野:張さんにお伺いしたいのが、台湾人の「口コミ」に対する考え方です。ある自治体の調査で、各国のレビューサイトを調べていたのですが、台湾の方はあまり点数をつけたりレーティングするのが好きではないのかなという印象を受けました。
ブログやSNSなど、誰が発言しているかわかるものには興味はあるけども、不特定多数が採点するようなサイトは信憑性がないから好まないと。日本人はレビューが大好きなので(笑)ちょっとこの結果に意外だなーと思っているのですが、実際にこのような傾向ってありますか?
張:レビューサイトというのはトリップアドバイサーのようなサイトのことですね?正直、人によると思います。トリップアドバイザーをみて、観光スポットを探してる欧米人よりの台湾人もいます。
口コミ対策としては、レビューサイトとKOLをどちらも並行してやって行くのがいいと思います。例えば、たくさんのKOLが紹介したスポットが、レビューサイトで点数や口コミが少なければ、結局それもそれで信憑性疑いますよね。
丸野:なるほど。ありがとうございます。
張:実際、台湾での旅行投稿サイト「travel 98(トラベルバー)」の代表の方は、日本のぐるなびや食べログを見て、スポットを決めてますからね。それらのサービスに影響され、「travel 98」を作ったのもありますので、結論を言えば、やっぱり台湾人もレビューは見ます。
目的によって情報収集手段を変える台湾人
ーレビューなどの施策のお話が出ましたが、2017年、最も効果の高かったインバウンド対策は何だったと思いますか?御社の取り組みなどを踏まえてお話いただければと思います
張:台湾向けでしたら、業種によってまた異なりますが、弊社として一番力入れてるのは先ほどの「在日台湾人のコミュニティーを活用したリアル体験」の施策でした。
ただただ、KOLを呼んで体験してもらって記事を書く、のではなくて、日本にある程度生活し、日本のことをある程度理解してる台湾人に活躍してもらいます。彼らに、クライアントのサービスを体験してもらい、リアルな意見を拾い上げ、マーケティング分析や調査をしてから、そのクライアントに合うような施策をさらに提案して行くやり方が、最も満足をいただけました。
ー在日台湾人のコミュニティーを活用しているからこそ、リアルな声を素早く拾い上げられるということですね。
丸野:弊社としては、今年は今まで官公庁中心だったビジネスの民間へのシフト。またインバウンドからアウトバウンドにしっかりつなげる取り組みを強化してきました。
インバウンドのブームをうまく利用して、外国人のデータを取りそこを海外の拡販へ活かしていく。2000万人が3000万人になるから1.5倍になりますね!ではなく、大げさな話をすると2000万人のデータから70億人を狙っていきましょうという考え方です。
ーとするとソリッドインテリジェンスさんとしては、越境ECや海外での商品販売が今後重要になってくる、とお考えということでしょうか。インバウンドとはどのように絡めた戦略をお考えでしょうか?
丸野:そうですね。実は今某商業施設さんの台湾・台北進出を支援しています。そこでやっているのはインバウンドで調査→台湾現地で施策化という逆輸入的なことをしています。
インバウンドで調査しているのは、台湾人の買い物の嗜好性の推移やターゲットペルソナの特定です。その結果を活かして、インバウンドで情報発信→ユーザーを囲い込み→台北店舗の集客といった流れで繋げて行くことを考えています。
ーなるほど、インバウンドで掴んだ顧客を離さず「旅アト」につなげていく施策ですね。
萩原:メディアである弊社の取り組みとしては、ただ情報発信をするだけでなく、予約獲得や購買につなげる部分にも注力しました。宿泊では毎日25件以上の予約獲得、着地型ツアーのプロモーションでは2か月間で500件近くの予約獲得などが実績です。
うちはメディアなので、情報を届けるという意味では、やはりSEOやソーシャルの活用は必須だと思います。コンテンツのフォーマットとしては動画での発信もかなり重要になってきていると思います。
麻生:私も、2017年インバウンド対策の鍵は、皆様お話頂いている様にSNSを活用してのプロモーションだと思います。
私はFacebookを活用した動画メディア運営をしておりますが、台湾の方は投稿している動画に対して非常によくリアクションをして頂けるので、 配信しているコンテンツの好みが分かりやすく、今後のサービス設計にも役立てたのではないかと思っております。
好みが分かりやすいという点での事例としては、岐阜にある池の動画です。それまでは海外の方にも名の知れたスポットについてのコンテンツを 配信していたのですが、今一ハネませんでした。はたまたこの岐阜の池は日本でもご存じの方は少なく、映像としても淡い緑色の池でただ鯉が泳いでいるだけの単調なものとなるので、正直視聴数は伸びないかな?と思っておりました。
しかし実際に配信数日で再生数でもトータル200万以上と爆発的に視聴頂いて、シェアも数千して頂く結果となりました。 他にも日本人でもあまり知られていないが、面白いと感じられるスポットについての映像にはよくリアクションを頂くことから 台湾の方は一般的によく知られる観光地の映像よりも、よりコアな情報を求めているという事を知ることができました。
ー台湾人の情報収集のお話が出ましたが、台湾のSEOやソーシャルの状況どうなのでしょうか?日本と全く違う点など面白い事例などありますか?
萩原:台湾のSEOはやはり、個人ブロガーは強いですね。ソーシャルは日本人よりは活発で、Facebookなどでは「コミュニティ」の情報をよく見ている人が多いです。
丸野:こちらは弊社が訪日経験2回以上の台湾人にアンケートとった結果です。萩原さんもお話されていたように、Facebookは認知や興味を得る場、あとは共有する場、として幅広く使われていて台湾人に大人気です。
一方で、検索に使われるソーシャルメディアは異なっていて、日本の情報が多いサイトや、ブログ、旅行の専門サイトで行われることが多いようです。
ーなるほど、旅行に関する情報収集おいて、台湾人はSNSと検索をその目的によって使い分けているということですね。
張:SNSとはちょっと違う気がしますが、「PTT(※台湾の掲示板サービス)」も、年齢にもますが、かなり影響力持っています。代替今のアラサー世代が、大学時代に1番使っていた情報収集の場、というイメージです。いまの若い世代だと「dcard」というウェブサイトもよく見られていますね。
もちろん、Facebookはまだまだ強いです。Youtuberの動画を見て観光地を決めてる若者もかなり増えてます。他にはライブ放送のアプリもかなり若い世代に影響を与えていますが、若い世代はどこまで旅行消費額に貢献できるのも要検討ですね。
これからの台湾市場ではリピーターによるコアな情報・体験が鍵になる?
ー実は日本で知られていないけど台湾で流行している日本の物事や、「2018年にコレがくる!」といった観光にまつわるトレンドなどありますか?
麻生:観光に纏わるトレンドという形ではないかもしれないですが、前述の動画の話でもあったとおり、よりコアな情報を求めていらっしゃる方が多くなっております。そのため、地方の観光地に関しては今後チャンスが非常に眠っていると感じております。
萩原:「日本の物事」ということで言えば、透明奶茶や記憶力口香糖などの商品は、台湾で今かなり流行っています。
「2018年にコレがくる!」というのは断言は難しいですが、リピーターが増えるにつれ、コト消費や地方の人気は相対的に上がってくると思います。弊社でも記事などで美容院を紹介していますが、実際に毎日1以上が記事経由で来店していたり、また地方のコンテンツの反応が以前より高まってきています。
例えば、山梨県の西嶋地区という「西嶋和紙」をつくっているところを動画で紹介したところ、実際にそれをみて「体験をしたい」と問い合わせをする訪日旅行客が増えたという事例もあります。張さんがおっしゃっていたとおり、絶対数としてはまだまだ圧倒的に都市部が多いですが、相対的に地方の需要も高まってきています。
張:2018年ではないですが、いま現在でいうと、台北で1ヶ月間開催されているクリスマスのイベント(新北市歡樂耶誕城)が毎日注目されてます。
イルミネーションは台湾だとなかなか見ることができないので、この台北のイベントに、日本の企業が参加できれば、メディアの露出効果は高いでしょうね。というのも、1ヶ月間、430万ぐらいの台湾人が一気にそのイベント会場に集まってくるからです。その話題に便乗して、日本のイルミネーションや地域の宣伝をしたらかなりいい反応が見込めるでしょう。
もう一つ、日本だけではなく、これからアウトバウンドでも流行って行くのはグローサラント型店舗ですね。グローサラント型店舗とは、グロサリー(食料品)とレストランを併せ持った店舗、という意味の造語です。コト消費や体験型というトレンドから注目され始め、日本国内ではイオン様や成城石井様が取り組み始めた新型店舗です。
スーパーの中に、ワインバーを作ったり、レストランを作ったり、そこで食べた食べ物のメニューが実際にスーパーで変えたり、ワインが買えるような新型店舗のことですね。
ー台湾ではグローサラント型店舗は一般的なのでしょうか?
張:あるようなないような…でも、costcoのように、そこで試食し、買えるような店舗が人気ですね。台湾では、costco行って、試食して、楽しむような家族の週末の過ごし方もよく見かけます。日本の料理が食べれるグローサラント型店舗を台湾で作ったら、かなり話題になるでしょう。
ただ、台湾人のブームは作りやすいし、なくなりやすいので、継続的にインパクトと新しいコンテンツを投入して行く工夫が必要になるのは注意が必要です。
ー最後に2018年に向けた御社の取り組み、コメントや意気込みをおねがいします!
萩原:引き続きtsunagu Japanを成長させ、様々な企業や自治体とも積極的に連携を図っていきたいと思っています。
丸野:サービスの品質を粛々とあげて行きたいと思っています。あとはここ3年以上グローバルのソーシャルメディアを見続けてきた優位性をアピールしていきたいですね。
麻生:訪日の方のニーズは掴めてきているので、よりコアで且つリアルな情報をしっかりと発信していき、当メディアのファンを増やしていきたいと考えております。
張:2018年は訪日外国人を happyにするという弊社の経営理念のもと、引き続きおもてなし企画の展開をし、JAPANKURUというクリエティブソリューションを中心にする事業展開をします。
また、シリコンバレーに事務所を設立、JAPANKURUのイノベーションを求め、カンヌライオンズにいき、ブランドのvalueを上げていくことを目指します。マネタイズはベトナムマーケットでやって行く予定です。
インタビュイー紹介
ソリッドインテリジェンス株式会社 代表取締役社長 丸野敬 氏
外資系IT企業にて合計2社10年以上勤務し、営業マネージャー、新規事業、ビジネス開発などに従事したのち独立。2014年8月から海外におけるソーシャルメディア活用、分析に取り組み、多くの官庁や企業の訪日インバウンドにおける外国人観光客の分析や、海外アウトバウンドにおける日本産品の市場調査などに携わる。2016年4月より現職。
ソリッドインテリジェンスは海外のソーシャルメディアやグローバルSNSデータの分析を中心にリサーチ&コンサルティングを展開している会社です。インバウンドからアウトバウンドへの展開、アジアや欧米の主要言語に対応でき、複数の国や地域を横断して分析できるのが強みです
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株式会社ビジョン 麻生剛 氏
10年以上情報通信業界の様々なジャンルの営業を経験し、WEBマーケティング事業に参加。インバウンド対策に悩まれる企業様へのWEB媒体を通したサービスサイトの立ち上げ等を行い、現在は訪日外国人向け動画メディアの運用を担当している。
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株式会社TSUNAGU 代表取締役 萩原良 氏
幼少期を海外で過ごす。電機メーカー、コンサルティング会社を経て株式会社TSUNAGUを創業。「日本と世界をつなぐNo.1プラットフォームをつくる」というビジョンのもと、現在は月間読者数は130万人以上(日本語ページはないので、純粋に訪日旅行客のみの数値)を抱える業界最大規模の訪日メディア「tsunagu Japan」を運営。多数のネイティブスタッフを抱え、訪日旅行客が欲しい情報を「外国人視点」で発信。Facebookページは合計100万人以上、検索エンジンでも訪日関連ビッグワードで軒並み上位表示され、実際に訪日旅行者の行動を喚起できるメディアとして、多くの企業や自治体の集客やプロモーションを支援。その他、海外向けFB運用代行、アンケート調査、動画制作などにも対応。
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株式会社グローバル・デイリー 次長 張蕙宇 氏
台湾生まれ育ち、大学では心理学を専門し人間の行動や脳の働き方の研究。大学卒業後消費者行動心理学を生かし、経済部国際貿易センターにて国際貿易・マーケティング・日本語を勉強。そのあと、横浜の老舗レースメーカーにて研修を終えて卒業。世界最大手電子機器を受託生産会社ホンハイに就職後社長室顧問秘書として勤めながらシャープ買収の調査や活動に携わることをきっかけに日本就職を決心。そのあと外国人観光客のインサイトデータに基づくマーケティングに興味を持ち現在勤めるグローバル・デイリーに入社。
訪日・在日外国人向けのマーケティングやリサーチ活動や自社メディアのコンテンツ管理と共に、毎年台湾、アメリカ、フランスなどで日本のコンテンツをPRするイベントを企画、宣伝、ディレクティングしていて多様なクライアント様のご要望や課題を解決していくソリューション提供も行っている。
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中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
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今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。
今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
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