6ステップで極める!インバウンド向けSEO対策を徹底解説:欧米豪向けインバウンド施策としての英語SEO対策の手順や日本語SEOとの違いとは?

6ステップで極める!インバウンド向けSEO対策を徹底解説:欧米豪向けインバウンド施策としての英語SEO対策の手順や日本語SEOとの違いとは?

私たち、株式会社S-fleageは欧米観光客向けの舞妓お座敷体験プランを提供しております。日本人でもなかなか舞妓さんと出会う機会が少ない中で、外国人観光客の方々も舞妓さんに一度会って見たいという方も少なくありません。そういった方達のために、気軽に舞妓さんに出会える場所として「Enchanted Time with Maiko」というツアーを提供しております。

こちらのイベントのマーケティング施策の1つとして自社サイトで記事を書いていき、SEO対策をしております。自社サイトでGoogle検索からの流入を図ることによって、広告やインフルエンサーをを使わずともユーザー流入からコンバージョンまでの導線を作ることができます。

今回の記事では、弊社で実際に行なってきたSEO対策のノウハウや実績について書かせていただきます。

Google 検索の実態

数年前までは、紙媒体のガイドブックを持って日本にくる外国人がたくさんおられました。しかし、2018年、現在ではインターネットが普及し始め、 ガイドブックを使わずにGoogleで調べる、もしくは両方を使っておられる方は多数おられます。

現在ではGoogle検索がメインの情報源に

現在ではGoogle検索がメインの情報源に

実際に弊社スタッフが錦市場周辺の欧米系訪日観光客にヒアリングした結果、70%以上の方々がGoogleで「始めにキーワード検索をする。」と答えられました。この結果が意味するのが、Google検索がガイドブックの代替品になってきているという事です。

ガイドブックやトリップアドバイザーでまとめられたものを見るだけではなく、Googleでスポットや有名どころのキーワードで検索するというのが現状です。

その結果、それらの情報を得て弊社のマーケティング戦略としてトリップアドバイザーやメディアに加えて、Google検索からも流入経路を作ることが1つとして加わりました。

インバウンド施策として自社でSEO対策をする意図

Google検索を行なっているユーザーはGoogle検索を行わない人と比べるとニーズが高いと言えます。何故かと申しますと、Google検索を行わない方はガイドブックやトリップアドバイザーで完結しても良いと思っている方がおられます。

しかし、Google検索をする方はそれらからではなく、自分のしたいことがある、もしくはより別のものを知りたいという傾向にあります。

「geisha dinner in kyoto」というキーワードで1位ヒットする「Enchanted Time with Maiko」

「geisha dinner in kyoto」というキーワードで1位ヒットする「Enchanted Time with Maiko」

ユーザーの検索行動として例をあげさせて頂くと、Google検索で「geisha dinner in kyoto」と調べた方は弊社が運営している「Enchanted Time with Maiko」へのニーズは高くなります。

このようなユーザーを漏らさないようにするためにSEO対策を弊社は取り組んでいます。現在弊社「geisha dinner in kyoto」と調べると広告を除いてSEOランキング1位になっています。

インバウンド向けSEO対策の手順

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP①〜③

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP①〜③

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP④〜⑥

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP④〜⑥

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP①:キーワード選定

ます初めのステップとして顕在・潜在キーワードを選定します。このSTEPではGoogleの「キーワードプランナー」を使うと便利です。ここでは「自社の商品やイベントのコンバージョンに繋がるのか」「そのKWの競合サイトは強いのか、弱いのか」「月間検索ボリュームはどのくらいあるのか」などの点に重点を置いて見ていきます。

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP②:検索意図の想定

次にSEO上位の記事・Googleのサジェストワードを分析してユーザーの検索意図を想定します。上位に上がっている記事の共通点やサジェストワードをみるとユーザーがどのような情報を求めてGoogle検索を行ったのか(これを「検索意図」といいます)が見えてきます。

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP③:記事の構成

SEO記事の構成で重要になってくるのが「信頼性・網羅性・専門性」です。ここでは情報を網羅して書いていくことが必要になってきます。その方法としては上位記事の共通点を漏らさない、サジェストワードに出てきたものを内容に加えることが具体的な方法になってきます。この構成が終わると、ネイティブのライターさんに文章のライティングを依頼します。

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP④:内部施策

ライターさんから降りてきた本文をWordpressを通してアップロードします。その際にSEO内部施策として「alt属性・内部リンク・見出しタグの修正」を行なっていきます。これは記事自体のパワーを上げるためです。SEOの順位とはGoogleのクローラーによって決められます。そのクローラーの回遊する時などのために内部施策を行います。

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP⑤:記事の再分析

アップロードしてしばらく経つと最初に記事を分析した人ではない人がもう一度そのキーワードで分析していきます。内容に抜け落ちている点はないか?・追加する点はないか?という二点に重点を置いて再分析を行います。最初分析した人ではない人が再分析を行うことによって違う目線から記事を見ることができるのでより内容が充実した記事になることが多いです。

インバウンド向けSEO対策の手順 STEP⑥:本文添削

最後の仕上げとして、もう一度ネイティブの方(もしくは10年以上アメリカやイギリスに住んでいる方)に本文の添削をしていただきます。再分析などで、変更点・追加された点もあるのでそれらの翻訳や言い回し・表現の方法に違和感はないかをチェックしてもらいます。

このようにSEOは段階を踏んでいかなければ上位まで上げるのは難しいです。単発で終わるのではなく、最初記事をアップロードしてから少しずつ修正を加えています。記事を育てていくような感覚に近いです。粘り強く順位と向き合っていくことが大切です。

日本語&英語でSEO対策をした結果

日本語&英語でSEO対策をした結果:日本語サイトPV推移

日本語&英語でSEO対策をした結果:日本語サイトPV推移

日本語&英語でSEO対策をした結果:英語サイトPV推移

日本語&英語でSEO対策をした結果:英語サイトPV推移

SEOはすぐに結果が出るものではありません。そのため流入の数が増えるまでには時間がかかります。上の表は弊社のPV数の推移なのですが、始めてから数ヶ月は月間1000PV〜2000PVの間に留まっていました。

そこで様々な施策を打ちながら改修を続け今では月間6000PVになっております。現在も伸びております。キーワード検索から記事を見つけ、読んで来てくださったお客様も中にはいらっしゃいます。今ではVELTRAやViatorなどのOTAと比べてホームページからの予約が多くなっています。

さらに弊社では、日本語サイトの方でもSEOを行なっているのですが、日本語SEOでは無かった点が英語SEOでは出てくるといった場面もあります。そのためそちらをいくつか紹介させていただきたいと思います。

  • 翻訳修正前のgeisha dinner in kyotoのランキング
    • 15位(2017年12月30日)
  • 翻訳修正後のgeisha dinner in kyotoのランキング
    • 1位(2018年4月27日)

日本語SEOと英語SEOの違い・注意点その①:ちゃんとした英語であること

1つ目としては、文章をネイティブの方が違和感なく読めることです。違和感を感じるとサイトでの滞在時間などに関わってきますので、言語に関しては全て海外在住のライターさんや海外経験豊富なライターさんに翻訳依頼していました。弊社スタッフでもかけることは書けるのですが、微妙な言い回しなどはあまりできないのでそういったものを解消するために依頼をしていました。

日本語SEOと英語SEOの違い・注意点その②:検索キーワードの”抽象度”

2つ目は、欧米の方の検索キーワードの抽象度の高さです。京都のことについてなど、抽象度の高いものが検索される傾向が高く検索ボリュームも大きくなります。具体化されたキーワードは検索ボリュームが小さいので流入はそれほど見込めなくなります。

実際にキーワードの月間検索数としてはこのようになってきています。Googleキーワードプランナーによると、抽象的なキーワードである「things to do in Kyoto」の月間検索数は”1000~1万回”あるのですが、より具体化された「geisha kyoto dinner」は”10〜100回”となっております。

この理由としては、2つありあります。1つ目が「旅マエの状態ではしっかりイメージができにくい。」ということです。2つ目は「英語がもともと広い意味を持っている単語が多い。」ということが考えられます。顕在キーワードは必然的にボリュームが少なくなってしまいます。重要なことはまず初めに顕在のキーワードでSEOランキング上位に入って、顕在ユーザーを確保することです。

顕在のキーワードでSEOランキング上位に入る「Enchanted Time with Maiko」

顕在のキーワードでSEOランキング上位に入る「Enchanted Time with Maiko」

日本語SEOと英語SEOの違い・注意点その③:競合サイトのSEOの強さ

3つ目は、競合サイトがあまり強くないということです。上がってきているものも単なるキュレーションのものが多く、オリジナリティーの無い物が多い印象でした。そのため内容等をしっかり網羅し、さらにオリジナリティーを出すことができれば、上位に入ることも可能です。

弊社サイトの顕在キーワードである「geisha dinner in Kyoto」と検索すれば1位に上がっているのが弊社記事で、他のサイトはキュレーションや掲示板などが上がって来ています。

2017年11月の段階ではOTAであるVELTRAなど(キュレーションメディア)と弊社ホームページからの予約の比率が5:5だったのが、現在では8:2になっています。こちらからもSEOの効果が出て来ていることがわかります。

まとめ

今回の記事ではSEO対策について書かせていただきました。このような即効性のないものは、結果が出てくるまで我慢と時間が必要になってきます。しかしこのSEOが効いてくれれば必ず力になってくれるものになります。

ユーザーに対しても顕在か、潜在かなど分けられそのユーザーにあった訴求方法ができるので、ターゲットレンジが広がってきます。顧客獲得において重要な物の1つになるになることは間違いないです。OTAからだけではなく、Googleから顧客獲得ができるようになることを目指しましょう。

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この記事の筆者

株式会社S-fleage(エスフレイジ)

株式会社S-fleage(エスフレイジ)

2016年に京都で設立。2017年より、訪日観光客向け舞妓お座敷体験Tour「Enchanted Time with Maiko」を新規事業として立ち上げました。Tourへの集客から、現場の運営まで全て自社で実施しております。それを基にEnchanted Time with Maiko運営から得た事例・ノウハウ等を惜しみなく発信していきます。