なぜ「渋谷」は訪日客を魅了するのか?”シブヤウォーキングツアー”を体験してわかった「Shibuya」がインバウンドにウケる理由【現地レポート】

近年、日本国内ではモノが売れない時代になっていると言われています。それと同じで、インバウンド業界でもモノ消費より、コト消費の方が話題になっています。そして、様々なインバウンド向け体験ツアーが訪日外国人向けに販売されており、体験予約サイトも多く存在します。

そこで今回は、「渋谷ウォーキングツアー」という訪日外国人向けの渋谷観光案内ツアーに訪日ラボが潜入。ツアーの人気の理由を調査してきました。

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渋谷ウォーキングツアーとは?

渋谷ウォーキングツアーとは株式会社ジェイノベーションズ(以下、ジェイノベーションズ)が一般財団法⼈渋谷区観光協会から業務委託を受けて、渋谷の街を訪日外国人向けに案内しているツアーです。

ジェイノベーションズはこれまで数多くのボランティアツアーを行ってきており、その実績を評価されて、今年の4月から、ハチ公前広場にある青ガエル観光案内所を拠点にツアーを行っています。

渋谷ウォーキングツアーの参加費は1時間で1,000円とかなり安く、訪日外国人にとって気軽に参加できる値段です。コースとしては**青ガエル観光案内所からハチ公まえ、渋谷マークシティ近辺の紹介、渋谷のメガドンキ周辺の紹介、渋谷109の展望台、スクランブル交差点で記念撮影など。日によって若干コースも変わるとのこと。

それでは、訪日ラボも訪日外国人と一緒に渋谷ウォーキングツアーを体験したので、そのレポートをお届けします。

渋谷ウォーキングツアーを訪日外国人と実際に体験

渋谷ウォーキングツアーを訪日外国人の皆さんと体験してきました。集合場所はハチ公前広場にある青ガエル観光案内所。ハチ公前にある緑のバスは、10時〜18時の時間帯は渋谷の観光案内所になっています。

青ガエル観光案内所

青ガエル観光案内所

青ガエル観光案内所の中

青ガエル観光案内所の中

中に入ってみると、ハローキティの装飾で彩られた内装になっています。中にはすでに待っている訪日外国人の方々達がいました。日本人スタッフが時間になるまでコミュニケーションを取っていました。

ハチ公前でガイドマップを配るガイド

ハチ公前でガイドマップを配るガイド

時間になるとバスから離れ、ハチ公の前に移動しました。ハチ公の前で地図を配りながら本日のルートを説明しています。ガイドの方はハチ公についての詳しい説明を英語で行っていました。それを熱心に訪日外国人の方々は聞いています。

まずは渋谷マークシティの裏側から。訪日外国人からはまだ認知されていないエリアの模様

いざツアーがスタート

いざツアーがスタート

そして、いざツアーが始まります。渋谷マークシティの裏側を周るコースです。渋谷マークシティ側はまだあまり、外国人の方々に認知されていないようです。

渋谷マークシティ近くの飲食店を説明するガイド

渋谷マークシティ近くの飲食店を説明するガイド

渋谷マークシティ側は飲食店が数多く、訪日外国人達はガイドに「どこのお店がオススメ?」という質問をしていました。その質問に丁寧に答えるガイド。WEBではわからない情報をガイドは教えてくれるので、訪日外国人の皆さんはとても喜んでおり、ツアーが終わった後に紹介したお店に行くことが多いそうです。

訪日観光の定番「ドン・キホーテ」から渋谷センター街へ

渋谷MEGAドンキ前

渋谷MEGAドンキ前

マークシティ側を抜けていき、道玄坂を過ぎていくとMEGAドンキがあります。訪日外国人に人気のドンキホーテ。

渋谷MEGAドンキの中

渋谷MEGAドンキの中

ドンキホーテの中にも入り、案内をしています。いろいろな味のあるキットカットを珍しそうに見ている訪日外国人の皆さんでした。

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渋谷センター街で記念撮影を行う

渋谷センター街で記念撮影を行う

ドンキホーテを抜けると渋谷センター街に出てきます。センター街で記念撮影を行っていました。

ちょっとディープな「のんべい横丁」は「Drunkard Street」の語感がウケていた

渋谷のんべい横丁前

渋谷のんべい横丁前

次は渋谷のんべい横丁を案内。ガイドの方が渋谷のんべい横丁を説明すると、訪日外国人のみなさんが笑っていました。「Drunkard Street」という表現が面白いようです。日本の飲み屋街は訪日外国人たちにとてもウケており、有名なところだと、銀座のゴールデン街や有楽町のガード下などがあります。渋谷のんべい横丁も訪日外国人の姿が見受けられます。

渋谷109の展望台から

渋谷109の展望台から

今回、たまたま渋谷109の展望台が無料開放されおり、行くことができました。訪日外国人の皆さんは上記のような写真をたくさん撮っていました。普段は1,000円を払うと登れる渋谷109の展望台。今年から開放されるようになり、少しずつ訪日外国人の方々も増えているとのこと。

最後の仕上げは、はやり「スクランブル交差点」

渋谷スクランブル交差点にて記念撮影をする訪日外国人のみなさん

渋谷スクランブル交差点にて記念撮影をする訪日外国人のみなさん

そして最後は渋谷スクランブル交差点。上記のように皆さんで集合写真を撮っていました。 約1時間ほどで体験できる渋谷ウォーキングツアー。参加した皆さんは終始、笑顔で渋谷を楽しんでいました。このような観光案内というのものは改めて必要性を感じます。

渋谷ウォーキングツアーが訪日外国人にウケている理由とは?

実際に体験してみて気がついた、訪日外国人にこのような現地のローカルツアーが受ける理由をまとめてみました。

渋谷ウォーキングツアーがインバウンドでウケている理由その①:センター街やハチ公以外のローカルな渋谷を知れるから

渋谷ウォーキングツアーを運営されているジェイイノベーションズ代表の大森さん曰く「訪日外国人の皆さんは、渋谷=ハチ公前、スクランブル交差点のイメージしかない。それ以外は何を見たり、体験したり、食べたりしたらいいのかわからない」とのこと。

「せっかく渋谷に訪れたのだから、渋谷の面白いものを見逃したくない。」という訪日外国人は多いそうです。だからこそ、渋谷の街を一つ一つ、丁寧に案内してあげることは、訪日外国人にはとても喜ばれています。

例えば、みなさんもどこかに旅行に行ったことがあると思います。京都に旅行に行き「清水寺を見忘れた」なんてことが起きたら、後悔すると思います。そのようなことを減らすために、ジェイイノベーションズでは丁寧に、渋谷を案内しています。

渋谷ウォーキングツアーがインバウンドでウケている理由その②:参加者同士の交流が生まれるから

今回のツアー参加者は私達を含めて5組。渋谷の街を回る中でガイドの人との交流もそうですが、参加者同士も交流を楽しんでいました。

そして、ツアーの最中に何度か、記念撮影をするところがあるので、そこで写真をとり、SNSに発信したり、お互いに、Facebookでの友達申請も行っていました。このように異文化を楽しみながら交流ができることも人気の1つとして考えられます。

ちなみに、参加者全てが、欧米圏の訪日外国人でした。参加者としては東アジア系は少ないとのこと。

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まとめ:まだまだ渋谷は訪日客に人気、知られていない渋谷を案内するツアーに需要アリ!

OTAなどの影響もあり、近年、訪日外国人のFIT化が急激に進んでいます。FIT化が進むことにより、個人での行動範囲が広くなるに連れて、日本での様々な体験を求める訪日外国人が増えています。そのため、このような渋谷であってもまだ知られていないローカルな場所を案内するということは訪日外国人になってはニーズがあるのではないでしょうか。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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