たったの2色で訪日外国人が「何となくわかる」サインが完成。インバウンド担当者なら知っておきたい「目で見てわかる標識」とは

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昨年2017年の訪日外客数前年比+19.3%の2,869万人という結果で、オリンピックイヤーである2020年を目前に控えた今、日本のインバウンドビジネスは勢いを増しています。数年前までは外国人を迎え入れるなんて思いもよらなかった地方にも、遠い外国からの訪日外国人が訪れることが増えています。

地元に観光客が増えて活気が出るのは嬉しい、でもやはり問題になるのは言葉の壁です。細かく英語中国語・韓国語などの多言語対応が出来ればいいのですが、時間と予算で自分たちでなんとかしなくてはいけない場面もあるかも知れません。

【独自調査】地方のインバウンド対策実施率は80%以上

政府の「観光立国」の音頭とインバウンド市場の堅調な伸びにともない、地方でのインバウンド誘致が話題となっています。この背景には、交流人口の増大という目的と、それを達成するための「観光立国推進基本計画」の存在があります。では、インバウンドの地方誘致が叫ばれる昨今、地方のインバウンド対策の現状はどうなっているのでしょうか?訪日ラボにて独自調査をしました。インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?訪日ラボがまとめた「インバウンドデータレポート」を詳しく...

そんな時に頼りになるのは目で見てわかる標識やサイン・アイコンの活用です。じつは世界の多くの国で共通する色使いがあるのをご存知でしょうか。

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「赤&白」は「止まれ・禁止」、「黄色&黒」は「危険」

世界でもっともよく使われている標識、それは「止まれ」を表す赤い8角形です。国によって多少の差異はあるものの、真っ赤な8角形の中に白文字で「STOP」を書き込んだものは世界共通と言ってよいでしょう。英語圏以外でも利用している国が多く、幅広く通用する表記です。

世界でよく使われるサイン①禁止・危険「訪日ラボ」調べ

世界でよく使われるサイン①禁止・危険「訪日ラボ」調べ

禁止を表すサインもやはり赤と白で、世界共通といっていいでしょう。赤丸に斜め線の入った禁止サインに何かのデザインを組み合わせることで様々な意味を持たせることが可能です。

危険を表す看板は黄色に黒文字でイラストや文言を書き込むのが定番のようです。形は正三角形かひし形が多く、中に大きな「!」を書き込むと危険と伝わるようです。

「青&白」「緑&白」は「どうぞ・こちらです」:おもてなしサインも忘れずに

「禁止・危険・~するな」のサインばかりではげんなりしますよね。訪日外国人おもてなしするサインも見ていきましょう。赤×白や黄色×黒といった、前半のどぎつい色使いに比べて落ち着いた色使いが好ましいようです。

まずは、日本の東京オリンピックのときに生まれたと言われる非常口サイン。日本と同様、緑に白抜きがスタンダードになっているようです。

このほか、訪日外国人をおもてなしするのにこのようなサインが使えます。

世界でよく使われるサイン②おもてなし「訪日ラボ」調べ

世界でよく使われるサイン②おもてなし「訪日ラボ」調べ

例1)観光客案内所

世界でよく使われるサイン 例1)観光客案内所

世界でよく使われるサイン 例1)観光客案内所

グローバルに認識されているのはインフォメーション(information)の”i” を使ったものです。

例2)Wi-Fi 使えます

世界でよく使われるサイン 例2)Wi-Fi 使えます

世界でよく使われるサイン 例2)Wi-Fi 使えます

世界中どこの国でも同じサインです。ちょっと日本の伝統柄青海波に似ていますね。

例3)トイレ

世界でよく使われるサイン 例3)トイレ

世界でよく使われるサイン 例3)トイレ

いわずもがな、よく見かける**お人形さんマーク**です。

例4)順路

世界でよく使われるサイン 例4)順路

世界でよく使われるサイン 例4)順路

順路を無理に言葉にする必要はないようです。矢印「→」を使いましょう。少し曲げたり、角度をつければ「右へ行く」「上へあがる」なども自由自在です。

まとめ:世界共通、最高にして最強のおもてなしサインは「笑顔」でした

世界共通のサインを見てきましたが、いらっしゃいませにも目で見てわかるサインはあるのでしょうか?

残念ながら、こればかりは全世界共通というほどのマークはないようです。これは笑顔のおもてなしが一番ではないでしょうか。

インバウンドもアウトバウンドも!WEBサイトを多言語化対応する際に気をつけるべきポイントとは

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

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詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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