【2018年最新版】韓国EC市場の基礎知識・徹底解説!:3大ECモールから日本企業の進出ハードルまで総ざらい

【2018年最新版】韓国EC市場の基礎知識・徹底解説!:3大ECモールから日本企業の進出ハードルまで総ざらい

皆さんこんにちは、株式会社LIFE PEPPERの厚海です。本日は韓国のEC市場に関する情報をお送りしていきたいと思います。

皆さん、韓国のECに興味はあっても、実際にどのような市場なのか?どのようなことになっているのかは意外と知らない方が多いのではないかと思います。それでは、韓国EC市場について私と勉強していきましょう!

韓国ECの基本知識

韓国ECの基本知識その①:韓国のEC市場規模

韓国では年間で17兆円ECによる取引があると言われています。日本の2016年のネット通販の市場規模が15.1兆円であり、韓国はこの金額を上回っており、かなりの金額がECで取引されています。実はECだけではなく、インターネット普及率も韓国が世界でナンバー1です。

韓国ECの基本知識その②:韓国のECの種類

韓国のECは大別すると2つに分けられます。1つ目は、Gマーケットを筆頭とする「総合型ショッピングモール」で、もう一つはファッションをメインにしているファッションECです。ファッションECは個人が運営していることが多いです。

それぞれ違った強みを持っているECモールが韓国国内には多いです。代表的なモールはG-market、11番街、Auction、クーパンです。それぞれ解説してみましょう。

韓国の最大級のECモールTOP3

韓国No.1ECモール「G-Market」

韓国No.1ECモール「G-Market」

韓国No.1ECモール「G-Market」

G-Marketとは、月間訪問者数2,200万人を誇る韓国ナンバーワンECサイトです。形式はモール型のECになっており、化粧品からファッション、旅行のアクティビティ予約(Wi-Fiレンタルなど)など、様々商材を扱っています。

登録すれば出展することは可能ですが、厳しい審査があったり、対応可能言語が中国語、英語、韓国語のみになっていたりなど、日本企業にとって進出が少しむずかしい特徴があります。

韓国No.2ECモール「11番街」

韓国No.2ECモール「11番街」

韓国No.2ECモール「11番街」

11番街はG-Marketに次ぐ、韓国TOPのECの一つです。月間訪問者数は2,120万人と言われており、G-Marketと同様、モール型ECサイトになっています。

そのため、扱われている商材も様々で、ファッション、コスメ、電子危機など数万点以上の商品が掲載されています。11番街の最大の差別化ポイントは割引が多いという点です。30%〜50%オフなどのタイムセールを定期的に実施しており、オトクな情報を探すために利用するユーザーが多くなっています。

韓国No.3ECモール「Tmon」

韓国No.3ECモール「Tmon」

韓国No.3ECモール「Tmon」

続いては、T-Monです。G-Marketや11番街と比べるとユーザー数が少ない(月間670万)ですが、非常に伸びている韓国ECサイトです。

こちらもモール型ECですが、食品配達(ピザ配達)や旅行パックなど、通常の商品のみならず、アクティビティ予約なども扱っています。定期的に割引の紹介をしており、11番街と同様にお得情報を求めるユーザーが定期的にチェックする韓国ECサイトの一つです。

韓国ECモールでの日本企業出店について

韓国ECモールでの日本企業出店について

韓国ECモールでの日本企業出店について

日本から韓国への越境ECを検討されている企業が多い中、韓国の主要ECサイトへの出店はハードルが非常に高いです。ネット上で審査を実施することが可能ですが、実は韓国に工場や店舗がないと商品を出店できません。そのため、越境ECという形で日本からの直接配送は非常に厳しいというのが現実です。

特にユーザー数が多く、越境ECの場としても非常に魅力的なG-Marketでの出店は上記の条件が非常に厳しいです。そんな中で、11番街やよりユーザー数の少ない特化型のECサイトでは、一部越境EC形式で出店できるECサイトもあるので、それらを中心に攻めることになります。

韓国ECサイトは競争が激化している!?

今までの流れを見ていただきましたように、韓国のECサイトは国内独自のサービスがメインになっております。皆さんご存知のアマゾンがいないように、海外や日本のEC企業は進出が非常に厳しくなっております。

特にアマゾンの即日配送。こちらは2016年には「クーパン」というまた別な韓国EC企業が実現させております。このように韓国のEC企業は、互いにしのぎを削りあい、高めあって、ユーザーからの支持を得ているのです。

他にも以下のような特徴を持っています。

韓国ECサイト市場の特徴その①:サービスの差別化

独自の簡単決済システムを利用してお逆様の便利性向上

独自の簡単決済システムを利用してお逆様の便利性向上

まず、様々なEC企業は、自分たち独自の決済システムを導入し、市場の専有を狙っています。これは決済システム自体を普及させることにより、金融業界にも食い込めるという長期的な考えを持った戦略です。

韓国ECサイト市場の特徴その②:コンテンツの差別化

コンテンツの差別化

コンテンツの差別化

次にコンテンツの差別化。こちらは画像ではなく動画、ストーリーテリングの手法を使用してドラマ、芸能人、liveストリーミングを利用したショッピングサービスを提供しています。

要は、今日本でも流行りの動画コマースや芸能人を専属のアンバサダーにして、リッチ感を高めています。

韓国ECサイト市場の特徴その③:個人化

世界的にICT技術が発展し、ビッグデータ、人工知能(AI)、IOTが重要になっていますが、それは韓国でも変わりありません。各EC企業は、AIとビッグデータを使って、個人の好みを分析して商品を推薦するcurationサービスをグロースさせるのが目下の課題になっています。

例えば、lotteは「O4O戦略」を通じてofflineとonlineをつなぐサービスを計画しており、SSG(新世界,e-mart)は、Amazonを超える最先端のオンラインセンターを準備していると発表しています。今あるECがより進化していくのは韓国からなのかもしれません。

韓国ECサイト市場の特徴その④:製造領域への進出

そして最後に、ECサイトは流通だけでなく、直接商品を作って、自分のサイトで販売しはじめています

製造領域への進出

製造領域への進出

アマゾンも最近では自社PBを作り始めていますが、韓国の企業もPBを作成し、ユーザーの定着化を狙っています。

韓国ECのその他TIPS

さらに、韓国では他にもいろんな特徴を持っています。

韓国ECのポイント制度

韓国ECではポイントによりゴールドメンバーやシルバーメンバーなどのグレード分けがされています。自分のグレードにより割引サービスや特典が受けられます。

韓国ECその他情報

G-marketはファッションやコスメなどの「商品」だけではなく、食べ物の出前もしてくれます。大手の各サイトが独自性を追求し、様々な展開をしています。中国人のEC人気を受けて、銀聯カードの対応もしています。大手の総合サイトでは保険などもECで販売しています。

最後に

ここまでの流れをまとめさせていただきますと、

  1. 韓国EC市場は17兆円を超えており、日本を上回る数字を出している。
  2. 韓国では独自のECサイトがあり、その攻略が非常に重要になっている。
  3. 韓国のECサイトは独自の進化、成長を遂げている。

今回は韓国のEC事情についてお話をさせていただきました!お読みいただき誠にありがとうございました。

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この記事の筆者

株式会社 LIFE PEPPER

株式会社 LIFE PEPPER

株式会社 LIFE PEPPER(ライフペッパー)は東京・築地にある海外マーケティングの総合支援を行うデジタルマーケティング集団です。海外インフルエンサープロモーション、海外SEO、インバウンド支援、海外リスティング広告、多言語ホームページ制作、インバウンドリサーチ、越境EC制作などを行っています。