WeChatは危険って本当?個人情報の漏えい防止・安全性向上のセキュリティ対策・設定

メッセージや画像のやりとり、 無料通話など、中国人の生活に欠かせないSNSとなっているWeChat微信)。しかし今、WeChat微信)の危険性を不安視する声が数多く上がっています。 

中国政府が検閲をしているという情報もありますが、WeChatを安全に利用するにはどのようなセキュリティ対策が必要なのでしょうか?

今回は、WeChat微信)の危険性や、利用する際の注意点、安全に利用するためのセキュリティ設定について詳しく見ていきます。

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WeChatは危険? 安全対策は万全?

WeChat微信)には便利な機能がたくさんありますが、個人情報の漏洩に不安を感じている人も多くいます。

WeChatとは?

WeChat微信)は、中国のインターネットサービス最大手であるTencent Holdings Ltd(テンセント)が作った無料インスタントメッセンジャーアプリ。

文字や音声でやりとりができるほか、画像や動画を送ることもできます。

WeChatのユーザーは全世界で12億人以上

WeChat微信)は中国だけでも7億人、全世界では12億人以上のユーザー数を誇る、世界で最も利用されているメッセージアプリ。200以上の国と地域をカバーし、20以上の言語版がリリースされています。

現在では、中国人のメッセージのやり取りのほとんどがWeChat微信)を使って行われています。このことかからも分かるように、中国人の日常に欠かせないツールとなっているのです。

日本では、依然として訪日中国人が増え続けていることから、WeChatの支払い機能「WeChatPay」を導入し、インバウンド対策の強化を図る店舗や企業が急増しています。 

WeChatの便利な機能

WeChat微信)は、メッセージや無料通話のやりとりや、写真や動画の共有、さらにはグループチャットなどができるメッセージアプリです。これらの機能はほぼ、LINEと同様のもので、日本では「中国版LINE」と言われています。

中国国内向けの中国国内版と、全世界に向けた国際版がありますが、中国国内版ではさらに、自身の銀行口座と連携させ、QRコードを利用したモバイル決済や、現金の送金、さらには中国版Uberの呼び出しまで対応しています。

中国政府がWeChatの削除済みメッセージを収集していた……!

中国政府は、WeChatの削除済みメッセージを収集していることを認めました。

WeChatはセキュリティに問題がある?


アムネスティインターナショナルが発表した「メッセンジャーのプライバシー対策ランキング」によると、WeChatのプライバシー対策ランキングは、0点で最下位。

このランキングをきっかけに、中国国内ではWeChatを、社内で使用することを禁止する動きが出始めています。WeChatが最下位となった最大の理由が、通信を暗号化する機能がないという点。つまり、アドレス帳や通話履歴といった個人情報が流出しています危険性があるのです。

WeChatは通信を暗号化する機能がない

「メッセンジャーのプライバシー対策ランキング」1位のFacebookと比較をするとその差は歴然。

Facebookは、ユーザー間のやり取りが暗号化されていて、暗号化されない場面では警告が表示される仕様となっています。

しかしWeChatでは、 ユーザー間のやり取りは暗号化されていないため、保護がされず、すべて「筒抜け」の状態となっているのです。

通信を暗号化する重要性とは?

例えばスマートフォンやパソコンのパスワードが、そのままの状態で保存されていたとしたら、簡単にパスワードが抜き取られてしまう危険性があります。

暗号化とはそれを防ぐために、パスワードを暗号化し、元のデータとは違う状態で保存をするのです。

これはパスワードだけでなく、メッセージのやりとりでも同じで、メッセージをそのままの状態で残しておけば、その内容が外から簡単に見られ、プライバシーが筒抜けになる危険性があります。 

この暗号化が一切されていないことこそが、WeChatが危険だと言われている最大の原因なのです。WeChatを利用する際は、位置情報をオフにするなどのセキュリティ対策が必須です。

WeChatで個人情報の漏えいを防ぐセキュリティ設定まとめ

WeChat を使用する際の個人情報の漏洩を防ぐためのセキュリティ設定についてみていきます。

WeChatは中国政府からほぼ100%検閲されている

公共料金を支払ったり病院の予約、レストランでの支払いなど、 WeChatは中国人の生活には欠かせないツールとなっています。しかしそれらの情報は、ほぼ100%中国政府から検閲されています。

例えば、WeChatの検索結果や閲覧情報、メッセージのやりとりや、位置情報など、これらの情報がすべて中国当局へ、送信されるのです。

1. 「近くにいる人」の機能をオフにする

「近くにいる人」の機能がONのままでは、不特定多数の人に自分のアカウントを知られてしまう可能性があるのでこれをオフにします。 

本人画面>設定>全般>発見を管理>近くにいる人>「リンク解除」の順番に操作し、 「近くにいる人」の機能をオフにできます。



以上の手順で、「近くにいる人」をオフにできます。

2. WeChatのGPS機能をOFFにして位置情報をブロック

WeChat微信)のGPS機能をオフにして、位置情報が漏えいするのを防ぎましょう。WeChatでは、自分の位置情報を相手に送信したり共有したりなど、待ち合わせをする際に利用できます。

「設定>プライバシー>位置情報サービス>WeChatを選択>『許可しない』を選択」の順番に従って設定しておくと、位置情報を特定される危険性を回避できます。

WeChatをより安全に使うために

WeChat微信)は、上手に使えばとても便利なツールではあるものの、安全に使うためにはGPS機能をオフにして個人情報が漏れる危険を回避することが大切です。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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