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5年間で観光客が大幅に増加
奈良県観光局インバウンド・宿泊戦略室は、平成29年(1月~12月)の奈良県への観光客数等の調査結果を取りまとめた資料として、平成29年「奈良県観光客動態調査報告書」を発表しました。
平成29年の奈良県への観光客数は、4,420万人。インバウンドの増加を背景に、前年比13万人(0.3%)の増加となり、5年前と比較すると、873万人(24.6%)の大幅増となりました。
県北部にインバウンドが多く来訪
エリア別でみてみると、年間を通して最も多く訪れたのは、県東部に位置する天理市、橿原市、桜井市、宇陀市、曽爾村、御杖村、高取町、明日香村エリアで、1,783万3,000人にのぼりました。
5年間で比較すると、199万人増(12.5%)で、平成28年9月の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」のオープンや、飛鳥・山
の辺など、エリア全体へのインバウンドの増加が要因とみられています。
一方、5年間比較で最も増加したエリアは、県北部に位置する奈良市、生駒市、山添村で、576万人増(54.3%)となりました。インバウンドの大幅な増加や、春日大社における第六十次式年造替の賑わいの継続などが増加要因だといいます。
また、来訪者の発地割合を調べたところ、宿泊観光客で、最も多いのが東京都(15.7%)。次いで愛知県(11.5%)、中国・四国(10.0%)、神奈川県(7.7%)となりましたが、インバウンドが(6.4%)と、日本の他地域より比較的高い割合となり、インバウンドが着実に増加していることが伺える結果となりました。
(画像は奈良県のホームページより)
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▼外部リンク
奈良県 プレスリリース
http://www3.pref.nara.jp/hodo/item/60186.htm#itemid60186
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