快適な道案内を提供
2019年2月20日、西日本旅客鉄道株式会社とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社は、大阪駅・大阪ステーションシティ(以下、OSC)内に、スマートフォンによる立体的なナビゲーションシステム(以下、同システム)を、2019年3月中旬~末に導入すると発表しました。
従来は、GPS電波の届かない駅構内や地下などの屋内では、スマホ利用者の正確な位置を測定できないため、目的地までの案内ができないという課題がありました。
同システムを導入することにより、GPS電波が届かない地下エリアでも、目的地までのルートをスマートフォン上にAR(Augmented Reality)による「動く矢印」で描写し、国内外の旅行客に対する快適な道案内を提供できます。

立体的なナビゲーションシステムの概要
同システムは、パナソニック株式会社の可視光通信技術「LinkRay」を採用し、デジタルサイネージや導光板などのLED光源から送信される可視光のID信号をスマートフォンで受信して、情報を素早く入手できる、「ARナビゲーション」です。
同システムは、スマホ利用者の正確な位置を測定し、目的地までのルートをカメラ画面上で立体的にAR表示し、階段やエスカレータなどの高さの違いも表現でき、複数フロアーを経由するルートにも対応可能なため、スマホ利用者をスムーズに目的地まで誘導します。
OSC内では、専用のアプリケーション「OSAKA UMEDA ARナビ」(以下、同アプリ)により、OSC内9箇所に設置予定の専用筐体から発光される「LinkRay」の光をスマートフォンで読み取り、大阪駅・梅田エリアの主要施設・33箇所へ、立体的なナビゲーションで案内します。
また、同アプリは、日本語、英語、中国語、韓国語に対応する予定です。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/
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