bilibili動画(ビリビリどうが)とは、中国版ニコニコ動画と言われており中国の若者特にZ世代と言われる年齢層に圧倒的な人気がある動画配信サイトです。
中国人のインバウンド誘致のために、bilibili動画の活用を検討している事業者も多いでしょう。
この記事では、bilibili動画の特徴や人気の理由、日本語化する方法について解説します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
ビリビリ動画(ビリビリ動画)とは?
「bilibili動画」とは、中国の動画共有サイトです。動画上にコメントが流れる仕様が「ニコニコ動画」に似ているということから、一部では「中国版ニコニコ動画」と呼ばれています。
bilibili動画に投稿されている主な動画は、アニメ、漫画、ゲームなどいわゆる「ACG(Anime, Comic, Gameの略称で、日本語で言うところの”二次元コンテンツ”)」と言われているコンテンツが多数をしめます。
日本でいう「ニコニコ大会議」のようなリアルイベントも開催されるほどの人気ぶりで、月間利用者数が1億人を突破し、アメリカの株式市場ナスダックに上場するなど、この数年で急成長を見せています。
今、中国インバウンドで必ず抑えておくべき動画メディア「bilibili(ビリビリ動画)」とは?その向こうにいるユーザー「Z世代」の特徴と、訪
こんにちは、クロスシー編集部です。 本日は中国の動画メディアについてとりあげます。前半はJETROのレポートから全体像をご紹介し、後半ではその中でもインバウンド市場において重要となる動画プラットフォームの「bilibili(ビリビリ動画 中国語:哔哩哔哩)」について詳しく見ていきます。 [cta_toc_upper_banner] 目次 JETRO「中国の動画配信市場調査」レポートからユーザー動向をさぐる bilibili(ビリビリ動画)の特徴 ~「二次元」愛するZ世代が圧倒的多数!~...
bilibili動画(ビリビリ動画)はZ世代に人気
bilibili動画は「Z世代」と呼ばれる世代に圧倒的な支持を受けています。
Z世代とは、いわゆるデジタルネイティブと言われる世代で、1990年代後半から2000年生まれの世代のことです。この世代の人たちは、子供のころからスマートフォンやタブレットなどのような電子機器に触れて育っている、という特徴があります。
そのため、プライバシー保護の意識が高く、音楽をオンライン上で大量に聴き、オンラインでのコミュニケーションを好む傾向が見られます。
また、アニメ・漫画・ゲームに関連した動画コンテンツに関しても興味や関心が高いことから、bilibili動画はこの世代に圧倒的な支持を受けていると考えられるでしょう。
bilibili動画(ビリビリ動画)の特徴
中国のZ世代に多大な人気を誇っているbilibili動画には、どのような特徴があるのかそれぞれ解説します。
特徴1. 弾幕
bilibili動画の1つ目の特徴は「弾幕」です。
「弾幕」とは動画上にコメントをリアルタイムに打つことができ、ユーザー同士が交流できるという機能です。ニコニコ動画を見たことがある人はわかると思いますが、動画上に直接コメントができ、再生されたときにそのコメントが流れます。
そこでユーザー同士が交流をしたり、動画を盛り上げたりすることで視聴者が楽しめる仕組みを用意しているのが人気の理由の1つです。
特徴2. 投げ銭
もう1つの特徴が「投げ銭」です。
投げ銭とは、動画やライブ配信を気に入ったときに、その動画のクリエイターや配信者に対して金銭的な支援ができる機能です。
ファンは次の機会に再度アクセスしたり、クリエイター側も投げ銭を得るために工夫したりすることで、結果的にbilibili動画全体のサービスが盛り上がっていく仕組みになっています。
bilibili動画(ビリビリ動画)人気の理由
bilibili動画(ビリビリ動画)の特徴を踏まえ、人気の理由について紹介します。
人気の理由1. ログイン不要で動画を観られる
ログインをしなくても視聴できる軽快さは、人気の理由のひとつです。
人気の理由2. 映像が途中で止まらない
動画の視聴でもっともストレスなことは映像が途中で止まってしまうということ。動画は流れが重要です。途中で動画が途切れたり、テンポよく見られないのはサービスの離脱率が上がってしまいます。
若者向け動画配信プラットフォームの「bilibili(ビリビリ動画)」はオフラインでも存在感、自社媒体「纳尼Video」は日本のオリジナル一
こんにちは、クロスシー編集部です。 前回は動画配信サイトの「bilibili(ビリビリ動画)」のユーザー構成や、95年生まれ以降の「Z世代」について解説しました。 今回も引き続き「bilibili(ビリビリ動画)」に焦点を当て、カテゴリやコンテンツ視聴画面といったサイトの基本構造と、日本関連情報を発信する「自社媒体」の事例を紹介します。 [blogcard url=”https://honichi.com/news/2018/06/25/chinamarketing/”] [cta...
bilibili動画の使い方
bilibili動画は主に中国国内の回線を使ったアクセスを想定しています。そのため、公式の配信や一部の動画については著作権の問題で視聴できないものもあります。
blibili動画の基本的な操作画面は以下のようになっています。
動画を視聴する際、上の画像と下の単語について理解できていれば視聴に関しては問題ないでしょう。
- 自动→画質を選ぶ
- 悠可以、、、、→コメントを書くところ
- 最多点击→再生数が多い順最新发布→投稿が新しい順
- 最多弹幕→コメント数が多い順
- 最多收藏→お気に入り登録が多い順
- 时长→再生時間
bilibili動画を日本語化する方法
とはいえ、操作が中国語だと理解しにくいという問題があります。
日本語化する方法は「Google 翻訳を使う」「サイトの言語を日本語にする」という2種類があります。
画面の白いエリアを右クリックし「日本語に翻訳」を選択すると日本語に設定することが可能です。
bilibili動画(ビリビリ動画)活用でZ世代のインバウンド対策を
bilibili動画の視聴者の多くは、Z世代という1990年台後半から2000年生まれのいわゆるデジタルネイティブ世代です。また、中国国内で急速に規模拡大をしており、現在では月間ユーザー数が1億人を超えるといわれています。
中国の若者に向けたコンテンツや広告をインバウンド対策として投稿することで、プロモーション効果を得ることができるでしょう。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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