4月に入り、今年度からインバウンド担当になられた方も多くいるかと思います。初めてインバウンドを担当される皆さんのために、インバウンド対策ソリューションをカテゴリ別にまとめた記事を連載します。
インバウンドソリューションは、インバウンド市場の盛り上がりとともに乱立してきています。そのため「訪日ラボ」の姉妹サイトである、インバウンド対策ソリューションを比較・検討出来る「訪日コム」では、掲載している1300サービスを網羅できる「インバウンド業界カオスマップ 」を提供しています。
※リンク先でアカウント登録(無料)をしていただくとPDFをダウンロードできます。
<記事詳細>
【2019年上半期最新版】1300サービスを網羅 業界をひと目で見渡せる「インバウンド業界カオスマップ」を作成しました
日本政府は「観光先進国」を目指し、2020年に訪日外国人旅行者を4000万人とすることを目指しています。インバウンドでの観光先進国を目指すという日本政府の大号令により国内のインバウンド市場は拡大を続けていますが、これに合わせて様々な事業者がインバウンド対策ソリューションを提供しています。株式会movは、インバウンドに関するあらゆるニュースを配信する「訪日ラボ」、インバウンド対策ソリューションを比較・検検討出来る「訪日コム」を運営していますが、現在インバウンド業界に乱立する様々なインバウンド...
このカオスマップについて各カテゴリ別に棚卸しし、ソリューションを詳しく紹介します。今回は「インフルエンサー」カテゴリを特集。5つのおすすめソリューションを紹介します。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
インフルエンサーソリューションとは?自社の商品やサービスを効果的に拡散&PR
インフルエンサーマーケティングとは、YouTubeやInstagramなどのSNS、ブログなどで数万人から数百万人のフォロワーに影響を与える人物(インフルエンサー)に、商品やサービスについて好意的なメッセージを発信してもらうマーケティング手法です。こうしたインフルエンサーマーケティングを専業とするサービスの場合、国ごと、得意なジャンルごと、アプローチ可能なフォロワーごとにインフルエンサーを抱えています。
【おすすめ】カテゴリ別インフルエンサーソリューション5選
以下のインフルエンサーソリューションは、中国、台湾・香港、欧米、東南アジアのエリア別に選んだおすすめのソリューションです。そのため 、インフルエンサーソリューションに悩んだ際、このまとめ記事をチェックしてみてください。
1.「潮日本」(チャオ・リーベン)
潮日本(チャオ・リーベン)は朝日新聞社が運営する日本最大級の中国・台湾・香港からの訪日客向け、日本最新情報サイトです。日本の自治体・企業がPRしたい情報を、ネイティブライターの視点でその魅力を掘り下げて取材します。
日本政府観光局の多言語サイトの運営を長年請け負う編集プロダクションと元中国・台湾特派員や中国・台湾のネイティブスタッフを要する編集部によってニュースサイトレベルでの表現チェックを行います。このクオリティを保ったまま、記事を配信し、SNSで情報拡散をします。
中華圏の現地No.1の旅行サイトやポータルサイト、テレビ番組、No.1の発行部数の雑誌、トップブロガーと連携してのPRのみならず、現地最大級の旅行会社と連携してのツアー造成・販売施策もご用意しており、立体的なPRソリューションをご提案しております。日本全国の系列テレビ局と連携しての多言語でのPR映像制作も好評です。
2.小紅書(RED)
中国インフルエンサー、いわゆるKOL(Key Opinion Leader)は元々微博が有名でしたが、最近では、小紅書(RED)というSNS型ECアプリが非常に人気を呼んでいます。「小紅書(RED)」では、商品を利用したユーザーの説明や感想が中国語で書き込まれているため、参考になると好評を得ています。また、注目されているREDのインフルエンサーが書く記事は特に注目を浴び、影響力があると言われています。
今回ご紹介しているクロスボーダーネクスト社は、Weibo、Wechatに次いで、REDのプロモーションを開始しています。自社開発した中国インフルエンサー抽出データベース「KOLabo」には、自社メディア良品誌LPZineのレビュー会員を含め、1,000名以上の有力なREDインフルエンサー情報を保有しています。
3.TAG ASIA
アジア圏はSNSのアクティブ率が高く、インフルエンサーを活用したマーケティングが重要な市場となります。TAG ASIAは台湾を中心としたインフルエンサーと企業を繋ぐプラットフォームです。アジアのインフルエンサーを独自ネットワーク化し、1億以上のユーザーへのリーチを可能としています。台湾をメイン拠点とし、現地のトレンド、SNS、インフルエンサー事情を把握し、インフルエンサーを軸とした様々なプロモーションを提案します。
4.ブレイカー株式会社
業界最大手の在日外国人ユーチューバーネットワークを提供します。これを駆使して、彼らのファンである親日/訪日予定客にダイレクトにリーチし、旅の訪問地選定、商品購入などのアクションまで包括的にサポートしています。外国人ユーチューバーによるPRは、年間100件を超える実績を誇り、主要となる英語圏・中国語圏のみならず、タイやベトナムなどの東南アジアや、ヨーロッパ圏、南米など多岐に渡って展開しています。
5.Ad Asia Japan inc
CastingAsiaは2つのサービスを提供しています。1つは「CastingAsia Engagement」というアジア11市場に展開できるインフルエンサーキャスティングサービスです。独自のプラットフォーム上でフォロワーのデータを可視化し、親和性の高いキャスティングができます。さらに、キャスティングだけではなく、プロモーションの企画やインフルエンサーのマネジメント、レポーティング、までプロモーションを一貫してサポートします。
もう1つは「CastingAsia Marketplace」というマイクロインフルエンサーと広告主様とつなぐプラットフォーム型のサービスです。獲得したLike or View数に応じてコストが発生し、単価や予算は任意で設定できます。通常のインフルエンサー施策と比べ、同予算でより多くのインフルエンサーを採用いただく傾向があります。
まとめ:インフルエンサーソリューションを活用して自社の商品やサービスを効果的にPR
上記5つのインフルエンサーソリューションは、中国、台湾・香港、欧米、東南アジアと、各国籍・エリア別に選んだおすすめのソリューションです。上記のソリューションを含め、弊社が運営している「訪日コム」にはインフルエンサーソリューションを20以上掲載しています。
インフルエンサーソリューションについて何かお困りのことがあれば、ぜひ資料を無料でダウンロードして比較・検討してみてください。インフルエンサー ソリューションを活用して、自社の商品やサービスをPRしてみてはいかがでしょうか?
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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