インバウンドの通信環境を確保
高知県は、5月13日、県内の外国人観光案内所において、「モバイルWi-Fiルーター」の無料貸し出しを行っていることを発表しました。
なお、この事業では、県と株式会社ビジョンが賃貸借契約を締結。高知県「i」案内所、こうち観光ナビ・ツーリストセンター、安芸観光情報センター等、県内8カ所の外国人観光案内所の協力を得て実施しています。

来県したインバウンドの満足度をアップ
インバウンドがこの「モバイルWi-Fiルーター」を利用する際、利用者本人が、パスポートを持参のうえ、県内8カ所の外国人観光案内所のいずれかを訪問し、手続きを行うことが必要です。
貸出期間は4日間、1日の容量は無制限。1台の「モバイルWi-Fiルーター」で同時接続台数は、最大10台まで接続可能です。しかし、通信速度が低下するため、県では同時接続台数4台を推奨しています。
利用者が借りていた「モバイルWi-Fiルーター」を返却する際は、県内で貸し出しを行う外国人観光案内所、あるいは、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西国際空港、中部国際空港などの主要空港にある株式会社ビジョンのカウンターを訪れるか、宅配便を利用することも可能です。
なお、貸し出し実施期間は、来年3月31日まで。県では、この取り組みを通じ、県内で情報検索が必要なインバウンドの通信環境を確保することで、インバウンドの利便性と満足度向上につなげたい考えです。
(画像は写真ACより)
インバウンド受け入れ環境整備を資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
高知県 プレスリリース
http://www.pref.kochi.lg.jp/
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