もはや導入しない理由がない?!インバウンド対策にも必須、キャッシュレス決済5つのメリット

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現金があれば、日本で買い物をしたり食事をするのに困ることはありません。

それなのに、インバウンド対策としてキャッシュレス化(クレジットカード、ICカード、QRコードなどの電子決済)を推し進める声は絶えません。

どうして手数料を払ってまでキャッシュレス決済を導入しなければならないのでしょうか。

実は店頭のキャッシュレス化には、外国人観光客に利便性をもたらすだけでなく、お店にもうれしいメリットがあります。キャッシュレスを導入すべき5つの理由についてまとめます。


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1. 外国人の財布のひもが緩む

多くの旅行客は予算を決めて日本円に換金しています。異国の地でむやみやたらと多額の現金を持ち歩くのは誰だって不安です。滞在期間中に必要と思われる現金の額を計算して、必要以上に日本円を換金している人はそうそういないと思います。

例えばある外国人観光客があなたのお店で、とても素敵でとても高価な商品を見つけたとします。あなたのお店が現金オンリーとわかるや否や、彼は残りの旅行日程で使うお金が足りなくならないか計算します。もし足りなくなるかもしれないなら、きっと彼はその商品を買わずに立ち去ってしまうでしょう。

その点クレジットカードやスマホ決済を導入していれば、手持ちの現金を減らすことがありません。滞在期間中の予算を気にせず買い物ができるので、財布のひもが緩む傾向も見られます。

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2. 入出金記録が確実に記録される

紙幣には名前が書けるわけではないので、何か間違いがあったり盗まれたりしてしまうと、経緯の追跡ができません。保証を受けられるケースも稀です。

しかしキャッシュレス決済なら、何らかの形で必ずお金の動きが記録に残ります。外国人とのトラブルが発生しても、データを見せれば納得してもらえる可能性が高まりますし、万が一不正に引き出された場合は保険などによる保障が受けられます。

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中国や欧米を中心にキャッシュレス化が進んでいます。キャッシュレスにも様々な形態がありますが、近年は中国のモバイル決済が注目を集めています。中国のキャッシュレス化は、プラスチックのクレジットカードを用いた決済ではなく、スマートフォンアプリに表示するQRコードやバーコードによるモバイル決済「Alipay」「WeChat Pay」の普及により、非常に発展しています。中国ではこうしたモバイル決済がユーザーに支持され、キャッシュレス比率は現在およそ60%にまで達するとの調査結果もあります。日本のキャ...


3. レジ閉めの負荷が軽くなる

お店で手間のかかる作業の1つにレジ締めがあります。データと現金を突合し、一致しないと何度も数え直さなければなりません。場合によってはレジ締めに1時間以上かかり、それだけ余計に人件費が発生するケースもあります。

キャッシュレス決済を導入すると、扱う現金の量が減ります。釣銭の量も減らせるので、現金を数える手間が減らせます。結果的に業務効率がUPし、接客などの営業活動に注力しやすくなります。

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ネットショップモール大手の楽天がリアル店舗向けに展開する楽天ペイ(実店舗決済)は、クレジットカードや電子マネーに加えて、日本人向けQRコード決済がまとめて導入できるマルチ決済サービスです。クレジットカードの国際ブランドを一挙に網羅し、さまざまな電子マネーブランドにも対応しています。目次楽天ペイで導入できる決済手段クレジットカード電子マネーQRコード決済「楽天ペイ」楽天銀行口座を指定すれば売り上げは翌日入金タブレットとカードリーダーであらゆる決済が可能にタブレットPOSシステムとの連携が可能...


4. 盗難リスクが減る

お店で現金を扱っていると、強盗などの被害に遭う可能性が高くなります。また店員によるレジの空打ちといった事件も発生しがちです。多くの場合、従業員を疑ったり監視したりすることになるため、関係悪化につながりかねません。

キャッシュレス決済では現金を扱わないので、強盗に遭っても多額の現金を奪われるリスクが減ります。また店員による盗難も難しくなるため一石二鳥です。

数秒でお会計 中国の「顔パス認証」支払いがすごい!QRコードはもう古い!?

大規模なキャンペーンを伴うQR決済のシステム「PayPay」が全国的に導入され、昨年は日本もキャッシュレス社会の仲間入りを果たしました。こうした仕組みを数年前から作り上げ、社会に浸透させているのが中国です。ご存知「WeChatPay」や「Alipay」のようなQRコードを使った決済は、小さな店舗はもちろん、ECサイトや鉄道の特急券のネット予約時の支払い、そして路上パフォーマーの投げ銭にいたるまで、様々な場面で採用されてきました。こうした「キャッシュレス先進国」の中国では昨年から、世界最先端...


5. 売り上げを銀行に持ち込む手間がなくなる

閉店後、売り上げをお店に残しておくと盗難の被害が心配です。かといってたくさんのお金を持って夜間金庫に預けに行くというのも、道中で襲われる危険性があります。普段はあまり意識していないかもしれませんが、現金の管理は精神的にも物理的にも大きな負担がかかります。

キャッシュレス決済を利用すれば、代金は指定の銀行口座に振り込まれます。そのため、わざわざ銀行に現金を持ち込む時間や労力が削減できます。

「PayPay(ペイペイ)」ってインバウンドで使えるの?→使えます!実はアリペイに対応!導入のメリット・デメリットを解説

2019年2月12日からスマホ決済アプリPayPay(ペイペイ)の「100億あげちゃうキャンペーン第2弾」がスタートしました。今回はキャッシュバック額の上限が下がり、第1弾に比べると盛り上がりに欠ける印象があります。一方で店舗向けの導入促進施策も継続されており、特に小規模のお店で導入の動きが進んでいるようです。キャンペーンは日本人向けなので、インバウンドには関係なさそうに見えますが、PayPayは中国人向け決済アリペイ(支付宝)に対応しているため、早めに導入するとお得です。目次PayPay...


まとめ

キャッシュレス化が進んでいるスウェーデンでは、銀行で現金の取り扱いをやめた結果、1年間の銀行強盗時間がわずか数件にまで激減したそうです。日本は治安がいいといわれていますが、やはりコンビニ強盗などの事件は毎年どこかで発生しています。

お客様の利便性を高めるとともに、店舗が抱えるリスクやコストを軽減できるのがキャッシュレスの決済の特徴です。2019年10月に予定されている消費増税に際しても、複数の優遇施策が検討されています。キャッシュレスに対応するだけで国から優遇されるのですから、早いうちに導入しておくに越したことはありません。

インバウンド対策としてキャッシュレスを導入する場合には、国や自治体の補助金の対象になる場合があります。補助金は予算が尽きた時点で募集が締め切られてしまうので、急いで導入手続きを進めましょう。

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【セミナーレポート】「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント


2023年は2,500万人の外国人旅行者が訪れた日本のインバウンド市場。コロナ前の2019年に迫る勢いの回復をみせており、2024年の訪日外国人数は3,000万人を上回るとの予想もあります。

日本を訪れる外国人旅行者の間で、特に人気が高いアクティビティが「桜の鑑賞」です。桜の開花時期に合わせて日本を訪れる外国人も多く、日本の重要な観光資源の一つとなっています。

そこで訪日ラボでは、「『桜シーズン』に向けたインバウンド施策のポイント」と題したセミナーを開催しました。
登壇者としては、インバウンドの動向に詳しい訪日ラボ インバウンド事業部長 川西哲平に加え、台湾に本社を置くビッグデータカンパニーVpon JAPAN株式会社営業本部 会田健介氏をお呼びし、「桜」に関するインバウンドデータをもとに、訪日外国人旅行者の最新動向と、「桜のシーズン」に集客を向上させるためのポイントを解説しました。

本セミナーは大好評につきアーカイブ配信を行っておりますので、ぜひご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント【セミナーレポート】


【インバウンド情報まとめ 2024年3月】2023年年間宿泊者数 1位は韓国 他

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年3月版レポートから、2月〜3月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

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インバウンド情報まとめ 2024年3月

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 訪日客向け“相撲エンタメショーホール” 大阪にオープン / 2023年年間宿泊者数 1位は韓国【インバウンド情報まとめ 2024年3月】


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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