前年同月比3.7%増加
日本政府観光局(JNTO)は、6月19日に訪日外客数を発表しました。5月は前年同月より3.7%増加、市場別では欧米豪が好調な伸びを記録しています。

訪日外客の全体数277万3,000人
2019年5月の訪日外客数は、前年同月比3.7%増で277万3,000人、前年同月267万5,000人から約10万人上回り、5月としては過去最高を記録しています。
内訳は東アジアが71.2%、東南アジア12.2%、欧米豪が12.8%。昨年と比較すると東アジアが微減、それに代わり欧米豪市場が前年同月を上回る伸びを示しました。
5月は欧米豪が堅調な伸びを記録
国・地域別では、中国が75.6万人、前年同月比13.1%増で5月としては過去最高となりました。訪日旅行商品の価格高騰があったものの、新規就航や増便で需要が伸びました。東南アジアではマレーシアが前年同月比17.0%の増加です。
豪州は前年同月比16.8%、米国11.8%、カナダ12.4%の増加。欧州各国もすべてプラスの中、ロシアは前年同月比30.2%と大きく増加しました。新規就航や増便に加え、企業によるプロモーション効果が理由に挙げられています。
一方で韓国が60.3万人で5.8%減少、韓国は海外旅行が多様化していることが原因の一つに挙げられています。台湾が42.7万人で3.1%減、香港18.9万人で0.8%の減少。東南アジアではシンガポール、インドネシアなどが減少しました。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
日本政府観光局のプレスリリース
https://www.jnto.go.jp/
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