韓国政府は本日、日本と韓国の間でかわされていた「日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)」について、破棄することを発表しました。先日、日本政府が輸出管理の優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外する決定を行ったことなど、日韓関係で亀裂が生じたことが背景にあると考えられます。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)とは
日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)とは、2016年11月23日に締結された、日本と韓国の間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ軍事情報包括保護協定です。
北朝鮮の行動を発端とする朝鮮半島情勢の緊張状態に対応するものであり、韓国側にとっては、日本が有する北朝鮮の情報などを入手できることからメリットのあるものでした。
しかし、日韓関係の悪化にともない、日本政府が輸出管理の優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外したことなどへの対抗措置として、本日8月22日に韓国側から破棄の決定が発表されました。
「ホワイト国」とは?
日本政府は8月2日に「ホワイト国」から韓国を除外することを閣議決定しました。実際の除外は8月28日から施行されます。
「ホワイト国」とは、日本の友好国として、輸出上の管理において優遇措置を受けられる国々のことです。ホワイト国には27カ国がリストインされています。
韓国はアジア唯一のホワイト国でしたが、今回の除外により、日本からの韓国への貨物輸出に対し、契約ごとに個別の許可が求められるようになります。
<日韓関係関連記事>
収まらないボイコットジャパンの波で自国が窮地に?韓国LCC各社の株価が下落した理由
7月4日に日本政府が韓国に対する輸出規制強化の措置を発動したことにより、韓国では反日感情が高まっています。韓国国内では、日本製品の不買や日本旅行をキャンセルするなどの反発運動「ボイコットジャパン運動」が激化しています。こうした事態について日本国内で実施されたあるアンケートでは、今回の日本の措置に納得している人が80%を超えるという結果も見られました。 また28日には北朝鮮が日韓対立を好機とみて、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を韓国側に要求し始めまるに至っています。 今回の日韓...
韓国の「光復節」815独立記念日が不買運動をたきつける:外務省も注意喚起
8月15日は日本にとっては終戦記念日ですが、戦前に日本統治を受けていた国や地域にとっては独立記念日です。隣国の韓国では「
【最新まとめ】相次ぐ韓国LCCの運休、旅行会社には補償金も:韓国国内の反応をTwitter、NAVERから探る
ソウル共同通信によると、韓国の格安航空会社であるイースター航空が、9月の日韓直行便を運休すると発表しました。はっきりとした理由は伝えられていませんが、日韓関係の冷え込みによる訪日旅行客のキャンセルが相次ぎ、収益に影響が出たためと考えられています。相次ぐ運休や減便に韓国の人たちはどのような反応を示しているのでしょうか?目次日韓直行便の現状運休や減便を発表した航空会社は?韓国経済への影響は?各韓国LCCの株価が下落…日本旅行キャンセル被害の旅行会社に補償金韓国国内の反応まとめNAVERブログで...
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!