韓国政府は本日、日本と韓国の間でかわされていた「日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)」について、破棄することを発表しました。先日、日本政府が輸出管理の優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外する決定を行ったことなど、日韓関係で亀裂が生じたことが背景にあると考えられます。
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日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)とは
日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)とは、2016年11月23日に締結された、日本と韓国の間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ軍事情報包括保護協定です。
北朝鮮の行動を発端とする朝鮮半島情勢の緊張状態に対応するものであり、韓国側にとっては、日本が有する北朝鮮の情報などを入手できることからメリットのあるものでした。
しかし、日韓関係の悪化にともない、日本政府が輸出管理の優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外したことなどへの対抗措置として、本日8月22日に韓国側から破棄の決定が発表されました。
「ホワイト国」とは?
日本政府は8月2日に「ホワイト国」から韓国を除外することを閣議決定しました。実際の除外は8月28日から施行されます。
「ホワイト国」とは、日本の友好国として、輸出上の管理において優遇措置を受けられる国々のことです。ホワイト国には27カ国がリストインされています。
韓国はアジア唯一のホワイト国でしたが、今回の除外により、日本からの韓国への貨物輸出に対し、契約ごとに個別の許可が求められるようになります。
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