インバウンドテックとは?通訳ソリューションのアウトソーシング・導入メリット・導入事例を紹介

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訪日外国人客数が増加している近年、多言語対応によるインバウンド対策はますます注目を集めており、その重要性は多くの企業や店舗において認められています。

株式会社インバウンドテックでは多言語コンタクトセンターサービスを中心に通訳ソリューションを提供しており、同社が提供する通訳サービスは外国人客への接客を要する企業や店舗において導入されています。


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インバウンドテックとは?何が出来る?

インバウンドテックでは通訳ソリューションの提供により企業や店舗における多言語対応をサポートしています。

AIやオペレーターによって提供される、臨機応変に対応可能な通訳サービスインバウンド対策に取り組む企業にとって心強い味方となっています。

インバウンドテックとは?BPOとは?

インバウンドテックとは東京都新宿区に本社を構える企業で、訪日外国人利用者が多い企業や地方自治体に対し通訳サービスを提供しています。こうしたビジネスに関連した一部分を外注するやり方はビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)と呼ばれます。

インバウンド」と「テクノロジー」を融合したソリューションの提供を目指す同社では、コールセンター業務やカスタマーサポート業務をはじめとした多言語・通訳ソリューションを提供しており、映像通訳や三者間通訳、医療通訳、民泊サポートなど、その業務内容は多岐にわたります。

インバウンドテックでは英語、中国語、韓国語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語に対応可能なコンタクトセンターを運営しており、24時間365日体制で対応をすることが可能です。

どんなサービスがある?

インバウンドテックが提供するサービス電話通訳、AI・映像通訳、多言語カスタマーサポート、三者間通訳、医療通訳、民泊サポートの6つに大別されます。

  1. 電話通訳
    電話通訳では、従業員からインバウンドテックのオペレーターへと通話をつなぎ従業員と外国人客の間で交互に電話機の受け渡しを行うことで、二者間通訳による意思疎通を可能にします
    スピーカー機能が実装されている電話機であれば機器の受け渡しをする必要がないため、三者間通訳のように利用することもできます。
  2. AI通訳、映像通訳
    AI通訳・映像通訳では、モバイルデバイスを利用したAI通訳とオペレーターによる有人通訳をケースに応じて使い分けることができます。
    AI通訳ではクラウド上で常にアップデートを続ける人工知能による通訳でスピーディーに対応することが可能で、AI通訳では十分な対応ができないと判断された場合にはオペレーターへと接続されます。
  3. 多言語カスタマーサポート
    多言語対応カスタマーサポートでは、従業員に代わって多言語対応可能なオペレーターが内容のヒアリングを行います
    基本的にはその後、ヒアリング内容を店舗や従業員側へ伝達する流れとなりますが、定型的に対応可能な内容の場合にはオペレーターに直接対応してもらうことで完結させるという流れをとることもできます。
  4. 三者間通訳
    三者間通訳では、既存のコールセンターを設けている企業や店舗において外国人客からの問い合わせがあった場合にオペレーターを交えて三者間通話を行うことで意思疎通を可能にします
    既存のコールセンターの番号や機能を移すことなく多言語対応可能な形に拡張できるため、利便性を損なうこともありません。
  5. 医療通訳
    医療通訳では専門性の高い通訳に対応可能なオペレーターによって診療や治療、処方薬についての説明の通訳がなされます
    また、訪日外国人患者の医療費未払い問題解消にも取り組んでおり、クレジットカード払いについてのオーソライズ取得や患者の母語に翻訳された医療費支払いについての誓約書作成などの付随業務も行っています。
  6. 民泊サポート
    民泊サポートでは、Airbnbをはじめとした民泊仲介サイトへの掲載サポートやモバイルデバイスを用いて通訳サポートをします
    民泊事業はその特性上企業や店舗ではなく一般人が行っているケースがほとんどで注意事項の伝達や鍵の引き渡しなど、外国人利用者への対応が難しい場面も多いため、多言語対応可能なオペレーターがサポートします。

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インバウンドテックのサービスを導入するメリット

インバウンドテックのサービスを導入するメリットには導入の容易さ、人材育成のコスト削減、インバウンド対策による売上のアップなどがあります。

簡単に導入できる!

インバウンドテックの通訳サービス電話とタブレットさえあれば対応可能サービスが多く、これらは元々設置している店舗も多いため、サービスの利用にあたり新たなツールや機材を導入する必要がなく容易にサービスの導入が可能です。

必要な機材が少ないことにより初期投資のコストが抑えられるため、工数だけではなくイニシャルコストの面においても導入しやすいと言えるでしょう。

人材育成の必要がない!

バイリンガルやトリリンガルなどの外国語対応が可能な人材を採用するためには求人の掲載や入社後の研修や教育に時間的、費用的に多くのコストを費やす必要があります。

また、現在勤務している従業員に外国語を習得させることも決して容易ではないでしょう。

しかし、通訳サービスを導入することでそのような人材育成にかかるコストを削減できます

インバウンド対策が充実し、売上アップ!

多言語対応によるインバウンド対策は他店との差別化を図る上で重要な要素の1つであり、さらなる顧客層の拡大や売上アップが期待できるでしょう。

特にインバウンドテックが運営するコンタクトセンターは24時間365日体制での対応が可能なため、コンタクトセンターの停止によるサービスの停止や質の低下が起こることはありません

インバウンドテック導入事例

インバウンドテックは居酒屋や不動産会社、消防局など、様々な現場で導入されています。

続いてはインバウンドテックの導入事例を紹介します。

人気の居酒屋での通訳業務

居酒屋は外国人からも人気がありますが、会計システムがわかりにくい、食文化が違うといった点が時に来店をためらわせています。

多言語対応しているメニューを置いている店舗もありますが、メニューに記載のない事項についての確認や要望事項があった場合、従業員に伝えるしか方法はありません。外国語に対応可能な従業員がいない場合には外国人客に不便な思いをさせてしまいます。

しかし、インバウンドテックが提供している電話通訳や三者間通訳といった通訳サービスを導入することでこれらの問題を解消できます。

また、店頭やウェブサイトで多言語対応可能であると示すことで外国人客に対する集客対応にもなりうるでしょう。

不動産業でも活躍!

インバウンドテックの通訳サービス不動産会社においても導入事例があります。

主な業務内容としては外国人客からの入居申し込みの受付やメールの返信、問い合わせ対応で、特に不動産会社では賃貸条件や初期費用や家賃の支払方法など、複雑な説明を要することもあるためインバウンドテックの通訳サービスを利用することで従業員と外国人客のやりとりにおいて齟齬や誤解が生まれないよう努めています

消防局では電話通訳を導入

消防局では外国人からのSOSに対してスムーズに応じるためインバウンドテックの通訳サービスを導入しています。

主に消防指令センターへ外国人から連絡があった際に電話通訳が用いられており、消防局への連絡では一刻を争う状況も多く消防や救急の手配が遅れることは許されないため、三者間通訳によって外国語対応を可能にしています。

インバウンドテックのサービスを導入してインバウンド集客拡大!

インバウンドテックではコールセンター業務やカスタマーサポート業務を通して通訳ソリューションサービスを提供しており、同サービスは見てきたように飲食店や不動産会社、消防局など、様々な現場で導入されています。

多言語対応サービスの導入は従業員と外国人客の間においてスムーズな意思疎通を可能にするだけでなく、多言語対応している店舗やサービスは外国人利用客に対して安心感を与える効果もあります

インバウンドテックのサービスを導入することでインバウンド集客の拡大につなげられるでしょう。



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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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