旅行市場動向調査9月期
一般社団法人 日本旅行業協会は、9月12日、2019年9月期の旅行市場動向調査を発表しました。
訪日の指標は、3か月前の見込みより高い水準を維持していますが、国際情勢の影響による減少が懸念されています。

旅行全般はプラス2で高水準
7~9月の訪日DI値の総合は、プラス2。4~6月期と比較すると3ポイント低下したものの、プラスを維持しています。客数DI値は、1ポイントマイナスのプラス5となっています。訪日韓国人が減少、中国人が増加しています。
首都圏の訪日指数は10で3か月前より1ポイントのプラス。ワールドラグビーカップ、FITの増加などで堅調に推移しています。「東京」「関西」「ゴールデンルート」はプラス圏を維持していますが、「九州」や「東海・北陸」「沖縄」が低下しています。
3か月後は同水準、6か月後に落ち込みを予測
3か月後の予想は、全体的には現在の水準を維持すると見ています。特に南米、豪州からの観光客が増加しています。
一方で、韓国は政治動向が反映され、就航便の減少などが起こり、6か月後には減少傾向に移行するのではと予測しています。
また今後、訪日目的はこれまでのような買い物メインではなく、施設見学、健康診断、治療など観光以外のニーズが増加すると見ています。
(画像はプレスリリースより)
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