訪日外国人の来客が増えているなら「避難訓練」も多言語対応がマスト!USEN「おもてなしキャスト」導入事例【八重洲地下街インタビュー】

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訪日外客数は年々増加しています。ショッピングセンターや飲食店など、様々な場所で訪日外国人を受け入れる環境整備が進められていますが、忘れてはいけないのが万が一の時のインバウンド対応です。

八重洲地下街株式会社が運営する「八重洲地下街」は、日本人スタッフだけで外国語放送が流せるUSEN-NEXT GROUPの株式会社 USENが提供する、最新の多言語支援システム「USENおもてなしキャスト アナウンスアプリ防災」(以下、おもてなしキャスト)を導入しています。

同地下街では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催前としては最後の防災訓練を9月2日(防災の日の翌日)に実施し、訓練としては初の試みとなる外国語放送による災害情報の伝達や避難誘導を行いました。

今回は、地下街として初の導入となった八重洲地下街の担当者に、導入経緯や導入後の感想についてインタビューしました。


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八重洲地下街とは?

八重洲地下街は、1965年(昭和40年)に開業し、現在テナント数は約180、その敷地面積は東京ドーム1.5倍の規模を誇る国内有数の地下街です。東京駅周辺で、最も日常使いしやすい商業施設の一つとして認知されており、メインターゲット層は近隣オフィスで勤務する方々です。

1日の通行量は約15万人、今では訪日外国人も多く、案内所への問合わせにおける外国人比率は11.2%(2019年8月度)となっています。

地下街での非難訓練、外国人への対応を開始

八重洲地下街全体での「総合防災訓練」は年1回、防災の日に実施しています。またそれ以外にも、3月と11月の年2回、火災対応訓練を行い地下街全体で防災意識を高めています。

過去の総合防災訓練における外国人対応は、指差しボードを使用した一対一でのコミュニケーションまでは実施してきましたが、防災センターに外国語を話せる人がいないため施設全体の非常放送は実施していませんでした。

2019年の総合防災訓練では「おもてなしキャスト」を導入し、これにより初めて防災放送の多言語化が実現し、日本語に加えて英語、中国語、韓国語の4言語による総合防災訓練を実施することができました。

▲八重洲地下街株式会社保安部の石川部長と「おもてなしキャスト」
▲八重洲地下街株式会社保安部の石川部長と「おもてなしキャスト」

外国語放送(多言語アナウンス)アプリの導入経緯

八重洲地下街はもともと、多くの外国人客に利用いただいていたことから、インバウンド対策の一環として非常放送の外国語対応も充実させたいと考えていました。

検討を進める中で多言語が流せるメガホンを検討した時期もありましたが、メガホンでは目の前の限られた方々への放送はできますが、全館放送はできないこと、導入コストの問題もあり、施設全体の放送として使用できるサービスを探しているタイミングで「おもてなしキャスト」を紹介いただき、導入を決定したそうです。

導入のポイントと、使ってみて良かった点

八重洲地下街で「おもてなしキャスト」を選んだ理由は、以下の5つに集約されます。

  1. 全館放送として使える
  2. 予め非常放送で使える防災アナウンスのコンテンツが標準で搭載されており、追加コンテンツ(コスト)が少なくて済む
  3. タブレットの大きな画面で使いやすく、誤操作しにくい
  4. 訓練で使うコンテンツはアプリの機能で事前に準備できる
  5. 非常放送ラックに場所を取らずに設置できる 
▲[USENおもてなしキャストの利用イメージ]:公式サイトより
▲[USENおもてなしキャストの利用イメージ]:公式サイトより

今後、追加したいフレーズも

八重洲地下街では、「おもてなしキャスト」を利用してみて、今後追加したいと考えるフレーズにも思い至ったと言います。

標準搭載されているアナウンスのフレーズでも対応できるのですが、地下街なので避難先として「最寄りの階段」のフレーズ、また「テロ」や「不審物」、「通行規制」などのアナウンスを追加したいと考えているそうです。

ただし、これらはそのまま放送するとパニックを誘発する可能性があるので、適切な言い回しへ転換するといった配慮が必要だと考えています。

防災訓練を担当する保安部の石川部長は、「こうした場合に、アプリサービスなので機器の入替もなく、こちらの任意で追加ができるのも助かります。他には、緊急地震速報チャイムや地震の擬音をICレコーダーに入れて非常放送マイクで流していますが、そういった音源も流せるようになるとさらに使いやすいと思います。」と、サービスに対する評価とこの先の構想について回答くださっています。

※緊急地震速報チャイムは、※2019年冬にアップデートで標準搭載(予定)

▲八重洲地下街株式会社 保安部 石川部長
▲八重洲地下街株式会社 保安部 石川部長

実際に利用・操作した印象は?操作のしやすさを評価

手に取って操作することで気づいたことについてもお尋ねしてみました。

この続きから読める内容

  • 総合防災訓練で利用してみた感想や意見
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年1月後編】インバウンドの市場規模を他産業と比較する / 2025年の訪日外客数、過去最高の4,268万人 ほか
  • 今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
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この記事の筆者

株式会社 USEN

株式会社 USEN

60年近く音楽配信事業で日本最大のシェアを誇るUSEN。(USEN-NEXT GROUP)現在、業務店領域の総合サービス企業に挑戦し「資金調達・物件選定・事業計画立案」、「電力などのエネルギー・店舗インフラ」、「レジ・ネットワークなどの店舗ICT/IoT設備」など、既存の「音楽配信」に留まらないサービスを提供。施設や店舗のインバウンド対策に役立つ情報を発信していきます。

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