沖縄には日本有数の観光地が多く存在し、県内には大自然や絶景スポット、体験型アクティビティ、ショッピングスポットなど、さまざまな魅力があります。
近年ではインバウンド対策にも力を入れており、観光を活かしたインバウンド対策に取り組む自治体や事業者にとっては大いに参考になるでしょう。
この記事では、沖縄のショッピングスポット、インバウンド対策について解説します。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
沖縄のおすすめショッピングスポットを紹介
沖縄は旅行先としても人気のエリアで、ウインドウショッピングやお土産の購入に適したショッピングスポットも多くあります。
以下では、特に人気の高いショッピングスポットについて紹介します。
1. 国際通り
国際通りは1.6kmにわたり約600店が軒を連ねるメインストリートで、沖縄で最も有名な土産物街と言っても過言ではないでしょう。
県庁北口交差点から始まる国際通りには沖縄の名産品やお土産、飲食店や宿泊施設が立ち並んでおり、空港から車で15分ほどの場所に位置しているため、観光客から非常に人気があります。
2. 沖縄アウトレットモール あしびなー
あしびなーは沖縄初のアウトレットモールで2002年にオープンしました。
あしびなーにはGUCCIやSalvatore Ferragamoなどの世界的ブランドをはじめとして国内外の有名ブランドがラインナップされています。
また、沖縄で人気の「ブルーシール」や「A&W」も入っておりショッピングと同時に飲食を楽しめます。
3. イオンモール沖縄ライカム
イオンモール沖縄ライカムは2015年にオープンした沖縄県内最大級のショッピングモールです。
広大な敷地内には200以上のテナントが入っておりショッピング、飲食を楽しめる他、コンビニ、レンタカー、観光案内もあるため、観光客からも人気の高い複合型商業施設です。
また、イオンモール沖縄ライカムには100トンの水槽があり、沖縄周辺の海域に生息する生き物を展示しています。
4. 美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ&デポアイランド
美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ&デポアイランドは夕日の名所として知られるサンセットビーチ及びその周辺の商業施設の一帯です。
海水浴を楽しめるビーチや観覧車に加えて、周辺にはゲームセンター、約100の店舗、約70の飲食店があるため、1日中遊べるスポットとして人気です。
5. 瀬長島ウミカジテラス
瀬長島ウミカジテラスは那覇空港から車で15分ほどの距離にあるテラス地帯で天然温泉、飲食店、ショップなどが立ち並んでいます。
広さや店舗数においては派手さはありませんが、まるで海外かのような白を基調とした美しい建築物や空港に離着陸する飛行機を眺められる点が人気を集めています。
6. 壺屋やちむん通り
壺屋やちむん通りは国際通りからほど近くに位置する窯元街です。
やちむんとは現地語で陶器を意味しており、壺屋のやちむん通りは17世紀の琉球王朝時代に窯場を集めたことに始まっています。
7. Tギャラリア by DFS
Tギャラリア by DFSは2004年にオープンした免税ショッピングモールです。
有名ブランドも数多く出店しており日本では発売していない商品や限定商品も販売しています。
もちろん地元の名産品や定番のお土産も取り揃えているため、観光客からも人気があります。
8. おんなの駅 なかゆくい市場
本島北部の恩納村にあるなかゆくい市場では周辺で収穫された野菜や果物などが販売されています。
年間を通して暖かい気候の沖縄ならではの果物も多く販売されており、中には村の特産品や調味料などもあります。
沖縄のインバウンド対策
訪日外国人客からも人気の高い沖縄ではさまざまなインバウンド対策に取り組んでいます。
Wi-Fi整備や案内の充実など、訪日外国人客の観光をサポートするための対策が各所においてなされており、沖縄のインバウンド対策はその他の地域でも参考にできるものばかりです。
以下では、沖縄のインバウンド関連情報、沖縄で取り組まれているインバウンド対策について解説します。
インバウンド情報
まずは沖縄のインバウンドを取り巻く環境についての紹介です。
インバウンドにおいてはフリーWi-Fiや外国人向けの案内所、案内表示の英語対応、免税店、入国可能な空港や港湾などがどれだけ整備されているかが重要な要素となります。
外国人の利用も多い「Japan.Free Wi-Fi」の、沖縄県の登録施設数は3,855施設で全国第11位、外国人観光案内所は同じく20施設で全国第21位です。また施設案内表示の英語対応率は50〜75%、おもてなし規格認証登録事業者数は201件で全国第37位、免税店の数は1,018店舗で全国第12位です。
また、那覇空港、石垣空港、宮古空港、嘉手納空港、那覇港、石垣港からの入国が可能となっています。おもてなし規格認証登録している事業者の数は低い順位となっているものの、全体的にインバウンド対策は手厚く整備されています。
沖縄県のインバウンド需要
沖縄県は、その面積の小ささに対して、訪問率、訪問者数、宿泊人泊数共に高い数値を誇っています。1人あたり消費金額も全国第4位の47,163円となっています。
沖縄観光コンベンションビューロー
沖縄観光コンベンションビューローとは観光とコンベンション分野の一元化によって沖縄の観光をさらに発展させるための財団法人です。
国内観光客の集客はもちろんのこと、インバウンド観光客の集客に特に注力しており、7ヶ国語に対応するウェブサイト「おきなわ物語」での情報発信、旅行中のトラブルや悩みを解決する多言語対応コンタクトセンターの運営など、多角的な視点から観光客向けのサポートを提供しています。
【沖縄DMO】沖縄観光コンベンションビューローが目指すインバウンド対策
近年右肩上がりに入域観光客が増加している沖縄。観光業は着実に発展しつつありますが、まだまだ多くの課題を抱えているのも事実です。そんな課題を解決し、沖縄のインバウンド対策を積極的に行なっているのが「沖縄観光コンベンションビューロー」という組織。この記事では「沖縄観光コンベンションビューロー」の取り組みや観光情報サイト「おきなわ物語」の運営、MICE誘致について解説します。目次一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューローとは沖縄観光の魅力を再構築平成29年度の入域観光客数は957万9,900...
宮古島の体験アクティビティ
広大な自然に囲まれた宮古島ではシュノーケリングやダイビングなどの体験型アクティビティが人気です。 宮古の海は国内有数の美しさとも言われており、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れています。
観光需要の増加に伴い国内外からの新規就航も増えており、最近では格安航空各社の国内線や香港エクスプレスの国際線が新たに就航しています。
宮古島の体験はこれ!『2019年 宮古島アクティビティ ランキング』
目次宮古島で人気の体験は?定番から、オリジナルプランまで手軽な就航でインバウンド増加も宮古島で人気の体験は?株式会社アクティビティジャパンは、5月24日に『2019年 宮古島アクティビティ ランキング』を発表。人気アクティビティのトップはシュノーケリング、事業者のおすすめなども紹介されています。▲宮古島アクティビティ ランキング定番から、オリジナルプランまでこれは、2019年5月1日から9月30日までの 実施の予約動向、2019年5月19日までの予約データをもとにランキングにしています。1...
インバウンド対策で買い物客を増やして収入を増やす!
訪日外国人客数が増加している近年、観光業は地方創生の大黒柱であり観光客の増加は地方経済に大きな経済効果をもたらします。
インバウンド対策は訪日外国人観光客を取り込む上で必要不可欠な対策であり、沖縄において取り組まれているインバウンド対策からは学ぶべきところが多くあります。
多くのインバウンド対策事例を知ることは効果的な対策への取り組みをする上で非常に重要です。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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