中国の富裕層は1回の旅行で使う金額が多く、いいモノに対してお金を出し惜しみしません。そのため日本の中心から地方まで、中国人富裕層を取り込むための対策が今後は欠かせないでしょう。
この記事では、中国人富裕層の特徴やどのように誘致すべきかについて解説します。
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中国の富裕層の定義と消費の特徴
訪日中国人客を見ることはあっても、彼らが富裕層かどうかはどのように識別したらいいのでしょうか。まず中国でいう富裕層とは、どのような人を指すのかについて紹介します。
中国でいう富裕層の定義とは?
中国でいう富裕層とは、一説には下記のような定義があるようです。
超級大富豪:5000万元(8億3000万円~)
超級富豪:1000~5000万(1億6000万円~)
大富豪:300~1000万元(4800万円~)
富 豪:50~300万元(800万円~)
高産者:30~50万元(480万円~)
中産者:15~30万元(240万円~)
低産者:8~15万元(128万円~)
(1元=16円で換算)
一言に富裕層といっても、その種類は多く富豪と言われるのは年収800万円~であることが分かります。
中国人富裕層トップ5
2016年時点で中国の富裕層は361万3000人となり、この数字は中国人の約380人のうち1人が富裕層であることになります。
その中でも富裕層トップ5は誰なのか、2019年度の最新情報がフォーブスにて発表されました。その表によると順位は下記の通りです。
- 1位(20位)馬化騰(テンセント創業者 / IT)388億ドル:広東省・深圳市
- 2位(21位)馬 雲(アリババ創業者 / IT)373億ドル:浙江省・杭州市
- 3位(22位)許家印(恒大集団創業者 / 不動産)362億ドル:広東省・佛山市
- 4位(36位)王健林(恒大集団創業者 / 不動産)226億ドル:北京市
- 5位(42位)楊惠妍(碧桂園創業者の娘 / 不動産)221億ドル:広東省・深圳市
中国人富裕層の消費の特徴
富裕層の人たちの興味を示すものが分かれば、彼らが訪日した際に興味のあるモノにお金を使ってくれるかもしれません。
多くの中国人富裕層は投資に力を入れており、すでにある資産を増やすことに努力を惜しみません。その莫大なお金で日本の高級マンションを買い、日本に住む人もいます。
そんな中国人富裕層が好むのが「旅行」です。日本に訪日した後、リピーターとなる人たちがいます。
彼らが求めているのは癒し、つまりリラックスができる環境であるかどうかです。
中国の富裕層が集まる「グルメ ツーリズム」とは
癒しやリラックスを好む中国人富裕層が重要視するのが、食事です。
美味しい食べ物を食べると幸せな気持ちになるものですが、中国人富裕層は観光向けではなく、日本人も満足するような真の日本グルメを探し求めています。
中国人富裕層は「本物の味」にこだわる
日本食というのは中国と同じアジア料理ということもあり、中国人の好みの味付けであることも多いです。しかし中国国内の日本食レストランは値段設定が高いこともあり、日本食は割高であるという認識が高いようです。
そのため、日本を訪れた際には和牛や懐石料理といった値段の張るグルメを楽しみたいと考える富裕層が多く、食を第一に考えた旅「グルメツーリズム」の人気が高まってきています。
地方に行くと、その地域特産の食べ物・料理があります。そのため、食を旅行の中心にする中国人富裕層は、地方にとって集客のターゲットにすべき層だと言えます。
中国人富裕層は高くても「良いモノ」にお金を掛ける
中国人富裕層は、一般の中国人観光客には知られていない、本物の日本グルメや温泉を日本で体験したいと考えています。
その目的を果たすためであれば、高くてもお金を使います。例えば日本でしか食べられないものであれば、10万円であろうと高いとは思わない人もいるほどです。
お土産としてお酒を選ぶ際も10万円を超える品物を選ぶ傾向にあり、一度の旅行に掛ける金額は100万円以上とも言われています。
中国人富裕層を取り込むための課題とは
日本でグルメを味わいたいとのニーズがある一方で、日本は彼らを満足させるような振る舞いができているかというと、そうとは言えません。すでに観光地化としている県ならまだしも、地方の旅館や接客は富裕層向けではありません。特に接客という点では、外国人に慣れていない旅館も多く残っており、今後の改善が必要になります。
この続きから読める内容
- 中国の富裕層を取り込む方法
- ユーザーニーズにマッチした情報発信の必要性
- キャッシュレス決済の導入
- Alipayの仕組みとは?インバウンド中国人の集客・現地生活にマスト・QRコード決済・導入するメリットを解説
- 【事例アリ】Alipay(アリペイ・支付宝)
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