フランス人が英語を話さない理由とは?フランス人の対応をするときの注意点も紹介

公開日:2020年01月08日

日本とフランスは親交が深く、日仏間では50組以上の姉妹都市が存在します。

近年のインバウンド需要の増加によって、訪日フランス人の対応をすることも今後増えていくことが予想されます。

この記事では、フランス人にとっての英語、フランス人と接する際のポイント、接客などで使える翻訳機や翻訳アプリについて解説します。

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フランス人は英語を話したがらない?

フランス人が英語を話したがらないという話は有名ですが、その理由についてはプライドの問題ではないようです。

日本ではあまり知られていませんが、フランス人が英語を話したがらない背景には、英語が苦手な人が多いという理由があります。

以下では、フランス人が英語を苦手とする理由について解説します。

フランス人は実は英語が苦手?

フランス人にとって英語が難しい背景には2つの要因があります。

1つは英語教育の方針により、学校教育で実用的な会話をあまり行わないこと、もう1つはフランス語の特性によって発音しにくい音があることです。

またフランス人は英語を話せないことに対して羞恥心を感じない人が多いため、話さないという選択を取っているようです。

フランス人の苦手な英語

フランス人が英語の発音を苦手とする理由は、フランス語にない発音が多いためです。

「i」を伸ばす音、「r」の音、「h」の音などが当てはまり、これらの英語での発音が苦手なフランス人は少なくありません。

フランス語では、「i」の長音は単音の「i」に、「r」は喉の奥を震わせて発音するふるえ音に変わり、「h」は発音されません。

英語を母語としない国では、なまりが現れることが多くありますが、中でもフランスなまりは聞き取りにくい英語として知られています。

フランス人の対応をするときは

言語については先述の通りですが、フランス人の国民性やコミュニケーションにはどのような特徴があるのでしょうか。

意思疎通を図る上で言語が重要であることはもちろんですが、実はコミュニケーションの取り方にも国民性が表れます。

以下では、フランス人の特徴、コミュニケーションにおけるポイントについて解説します。

フランス人の特徴

フランス人はコミュニケーションにおいて自らの意見をはっきりと伝える傾向があります。

そのため自分がマイノリティであることや周りの人と意見が異なることにより、遠慮する人はあまりいないようです。

また、マナーを重んじる傾向が強いこともフランス人の特徴です。

身だしなみや服装に気遣っている人が多く、フランス人と会う際にシャツがよれていたり、靴が汚れていたりすると悪い印象を与えてしまう可能性が高いです。

フランス人とのコミュニケーションの取り方

自らの意見をはっきりと伝える文化が根付いていてるフランス人にとって、どっちつかずの返答や曖昧な回答はもどかしく感じられます。

日本人は意見がぶつかることを恐れ相手に合わせる傾向がありますが、海外の人々は意見がぶつかることでコミュニケーションが活性化されると考えている人が少なくありません。

相手に合わせて自分の考えを伝えない姿勢は、相手とのコミュニケーションに興味がないと誤解されてしまう可能性があるため、しっかりと考えや意見を伝えることが大切です。

また、フランス人は日本人と同様に挨拶を非常に重要視しています。

その人の第一印象を大きく左右する挨拶は、コミュニケーションにおいて非常に重要です。

オススメのフランス語翻訳

フランス語は、英語に次いで公用語としている国の数が多く、スイスやカメルーンをはじめ約30カ国において公用語とされています。

そのため、フランス語が使用できればフランス人だけでなく、さまざまな国の人々とコミュニケーションをとることができます。

しかし、難解な言語としても知られるフランス語を習得することは決して簡単ではありません。

そこで、以下ではフランス語を翻訳するアプリや機器について解説します。

無料の翻訳アプリ

コストをかけずに導入するのであれば無料の翻訳アプリが最も良い選択肢でしょう。

人気があるのはGoogle翻訳、エキサイト翻訳、Reversoなどで、それぞれメリットや強みが異なるため、用途に合わせて選択する必要があります。

Google翻訳は、高度なAI技術を利用した翻訳が最大の強みで、難解な文章を自然な日本語に訳すことができます。

一方、エキサイト翻訳は、口語体による翻訳結果が特徴です。

こなれた日本語に訳すことができるため、日常会話のようなスムーズな流れを作る文章ができます。

Reversoは、フランスのSoftissimo社が運営する翻訳サイトです。

日本における知名度はそれほど高くないものの、Google翻訳に匹敵するレベルの翻訳力を備えています。

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一方、音声翻訳機であれば、機器を互いの間に持って話すだけでそれぞれの言語に翻訳し、読み上げてくれます。

音声翻訳機は機種によって特徴も異なるため、使用する際は使用目的にあったものを見つけるようにしましょう。

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日本では、理解が進んでいない部分ではありますが、だからこそ、そのような彼らの特性を理解し、インバウンド対策の一環としてフランス語対応を取り入れることができれば、フランス人の満足度は大きく高まるでしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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