消費額は7年連続過去最高
観光庁は1月17日、訪日外国人消費動向調査2019年の年間値と、10-12月期の調査結果を発表しました。
2019年暦年の訪日外国人の消費額は、7年連続過去最高を記録しています。
暦年の消費額は4兆8,113億円
2019年暦年の訪日外国人旅行消費額は、4兆8,113億円、前年比6.5%増加と推計。
国籍・地域別では中国が1兆7,718億円で割合は全体の36.8%、台湾は5,506億円で11.4%。ほか韓国が4,209億円、香港は3,524億円、米国が3,247億円です。これら5カ国・地域のみで全体の71.1%を占めています。
項目別に見ると、買物代が1兆6,668億円で34.6%、宿泊費が1兆4,154億円で29.4%、飲食費が1兆389億円で21.6%。全体的に消費が増えたものの、項目の割合に前年との大きな変化は見られません。
大きな割合を占める欧米豪、中国の消費
1人当たりの旅行支出は15万8,000円で、前年比3.5%のプラスです。国籍・地域別では、オーストラリアが最も高く24万9,000円、英国、フランスと僅差で続きます。
1人当たりの項目別支出は、買物代が5万3,000円、宿泊費が4万7,000円、飲食代が3万5,000円です。
宿泊費は欧米豪が高く、英国・フランス・オーストラリアで10万円、サービス費は英国が2万2000円、買物代は中国が10万9000円消費しています。
2019年10-12月期・訪日外客の消費金額は、1兆2,106億円、1人当たりの旅行支出は17万119円で、いずれも前年同期比を上回りました。
(画像はPixabayより)
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▼外部リンク
観光庁のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000405.html
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