新型コロナでも明るい話はたくさん/困難のなか受けとったぬくもりやユーモア

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新型コロナウイルス(COVID-19)はいまだ収束の兆しが見えず、デマによるトイレットペーパーなど生活必需品の不足などで、人々のイライラも募っています。

それだけではなく、公立小中学校の休校要請に伴い家庭での負担が増え、疲弊する親も増えています。

しかしこんな時だからこそ、逆境に立ち向かう企業や団体の努力や、人の温かさを感じる出来事も実はたくさんあります。

今回はそんな心温まるストーリーをご紹介していきます。

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ユーモア交じりで新型コロナウイルスに理解を深める

まずは思わず笑ってしまう個人の投稿からご紹介します。

日本が世界に誇るカルチャー「漫画」は、コロナショックでも活用されています。

今回のような目に見えないからこそ恐怖が高まるウイルスも、漫画で擬人化して解説されると親近感がわくと同時に理解しやすいのではないでしょうか。

このような取り組みで新型コロナウイルスについて理解を深め、冷静に必要な対策を講じることができるでしょう。

Twitterに投稿された、コロナウイルスを擬人化した漫画
▲コロナウイルスを擬人化した漫画:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:コロナウイルスを擬人化した漫画(https://twitter.com/IoNaomichi/status/1236493147191951360)

テレワークが生み出すちょっと笑っちゃう瞬間

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務やテレワークを推進する企業が増えています。

快適な仕事環境が追及されているいつものオフィスではなく、生活の場である自宅で仕事をしようとすると登場する思わぬ邪魔者に、思わずほっこりしてしまいます。

Twitterに投稿された、猫がパソコンの上に座っている写真
▲猫がパソコンの上に座っている写真:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:猫がパソコンの上に座っている写真(https://twitter.com/hom_fab/status/1234747727394701312)

特に小さな子供がいる家庭では、子供の在宅中に仕事をするのは至難の業です。

こちらは3年前の動画ですが、テレワークの現実をリアルに伝えているとして、再び注目を集めています。

Twitterに投稿された、自宅からのリモートワークの様子を映した動画
▲自宅からのリモートワークの様子を映した動画:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:自宅からのリモートワークの様子を映した動画(https://twitter.com/mitsishikawa/status/1236459061081542657)

外出自粛ムードの中、自宅で暇を持て余している人は少なくありません。

そんな時だからこそできる「おうち遊び」を追求する人も。ネットの普及のおかげで、おうち遊びの内容も進化しています。

「おうち遊び」に関するTwitter投稿
▲「おうち遊び」に関する投稿:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:「おうち遊び」に関する投稿(https://twitter.com/AnatomyGiraffe/status/1236246149360529408)

コロナビールが風評被害で売り上げ減少→店舗が特別売り出し

一見笑ってしまう話に思えても、深刻な問題となっているケースもあります。

コロナウイルスの「コロナ」が商品名に付いている「コロナビール」は、2020年1月から2月にかけて、約2億2100万ポンド(約310億1300万円)も売上が減少しています。

たまたま商品名に「コロナ」と付いているだけで、コロナウイルスとは全くの無関係ですが、風評被害によって深刻な売上不振に陥っています。

海外では、新型コロナウイルス対策セットにコロナビールを抱き合わせ販売する小売店も登場しています。

風評被害を逆手に取った、コロナビールに対する応援だとすれば、エッジのきいたユーモアといえるのではないでしょうか。

ドイツのスーパーマーケットにおけるコロナビールの売り出しに関するTwitter投稿
▲ドイツのスーパーマーケットにおけるコロナビールの売り出しに関する投稿:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:ドイツのスーパーマーケットにおけるコロナビールの売り出しに関する投稿(https://twitter.com/808Towns/status/1235917321392107521)

不安から「コロハラ」そんな中でも忘れたくない思いやり

ウイルスは目に見える形で存在せず、人々はいつ感染するか分からないという恐怖やストレスを常時感じてしまいがちです。

Twitter上では、コロナハラスメントの略とみられる「コロハラ」というワードがトレンド入りしました。

会社で咳をしただけで「咳をしたから帰れ」などのハラスメントを受けたという例などが報告されています。

「コロナハラスメント」に関するTwitter投稿
▲「コロナハラスメント」に関する投稿:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:「コロナハラスメント」に関する投稿(https://twitter.com/9lFScGUwx49dev7/status/1235784162902237186)

そんなピリピリした雰囲気の中でこそ、温かな思いやりに触れる機会があると、その有難さは一層身に沁みます。

Twitterでは、利用者が減少し、苦境に立たされる航空会社のスタッフからの温かなメッセージや、隔離者を受け入れるホテルのスタッフからの励ましなど、勇気づけられる投稿も見受けられました。

新型コロナで困難 広がる支援の輪

さらに新型コロナウイルスの影響により、苦境に立たされる企業や団体をサポートしようとする動きも出ています。

1. ローソン、おにぎり32万個を無償提供

大手コンビニエンスストアのローソンは3月5日、臨時休校に伴いニーズの高まる学童保育施設の支援のため、32万個以上ものおにぎりを無償で提供することを明らかにしました。

当初3万個の提供を予定していたものの、想定をはるかに上回る要望が寄せられ、全ての申し込みに対応することを決めたものです。

2. Twitterを活用して旅館やレストランを支援

またネット上で影響力を持つインフルエンサーは、旅館やレストランなど利用者の減少している施設からリプライをしてもらい、情報をリツイートするなどして応援しています。

3月7日に投稿されたツイートは、3月10日時点で3万件近くリツイートされています。

箕輪厚介氏による旅館やレストランを支援するTwitter投稿
▲箕輪厚介氏による旅館やレストランを支援する投稿:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:箕輪厚介氏による旅館やレストランを支援する投稿(https://twitter.com/minowanowa/status/1236261107708375042)

3. Oisix(オイシックス)と農水省、牛乳生産者を支援

全国の小中高校の臨時休校を受け、給食向けの大量の牛乳が行き場を失ってしまいました。

これを受けて、食品宅配を行うオイシックス・ラ・大地株式会社は、給食向けの牛乳の供給先に困っている酪農家を緊急支援する「牛乳支援コーナー」を開設しました。

牛乳を3割引きで販売することで1週間分の予定数量が3時間で完売し、さらに追加発注して支援を強化していくとしています。

さらに農林水産省も、所得減が見込まれる牛乳生産者を支援する方針を明らかにしました。

学校給食用の牛乳が、販売単価の低いバターなどの加工品に切り替わることを受けて、単価が下がった分を補償します。

4. クラウドファンディングを通じたサポート

株式会社CAMPFIREは、クラウドファンディングを通じたサポートプログラムを開始しました。

新型コロナウイルスの拡大により、イベント中止や予約キャンセルなどで影響を受けたアーティストやイベント事業者、飲食店舗、宿泊施設などが対象です。

審査を経てプログラム適用となったプロジェクトは、支援金振込時に掛かるサービス手数料が通常12%のところ0%となり、決済手数料5%のみでプロジェクト実施が可能となります。

新型コロナで逆風のいまポジティブな気持ちをたよりに

新型コロナウイルスの拡大は留まらず、しばらくは自粛ムードが続くと想定されます。

家にこもりがちになりストレスがたまることも少なくありません。

しかし、こんな時だからこそ思いやりの心を忘れずに、周囲と助け合うことが、この逆境を乗り切るために役立つはずです。

気が滅入りそうなときは、今回ご紹介したような思わずほっこりするようなエピソードに触れて気分転換するだけでも、心の余裕が生まれるのではないでしょうか。

<参考>

METRO:Makers of Corona report £132,000,000 loss as a result of coronavirus

デイリースポーツ:「コロハラ」トレンド1位急伸「咳したら会社くるな」が事例 「ついに…」「名前だけ可愛い」

PR TIMES:「応援購入」2時間で完売 反響を受けてさらに販売を強化 Oisix、一斉休校で困っている酪農家を支援

PR TIMES:CAMPFIRE、クラウドファンディングを通じた新型コロナウィルスサポートプログラム開始

ローソン:全国学童保育施設へのおにぎりの無償配布へのご要望が計画3万個の10倍の32万個を超えました

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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