韓国版「マスクマップ」登場!スタートアップ企業を韓国政府が開発支援、官民一体となってマスク不足に立ち向かう

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新型コロナウイルス感染拡大が深刻な韓国では、日本同様にマスク不足が深刻化しています。そこで登場したのがマスクマップです。

マスクマップは、マスクの在庫状況がほぼリアルタイムで確認できるWebサービスです。

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「コロナマスクマップ」開発を政府が支援

3月10日に中小ベンチャー企業部のパク・ヨンソン長官が、「新型コロナウイルスのマスクマップ開発促進のためのスタートアップ懇談会」を開催し、7社のスタートアップ企業も参加しました。

パク・ヨンソン長官は、新型コロナウイルスが原因で起こっているマスク不足とマスクを買うまでに何店舗も回らなければいけない状況を改善するため、正確なデータへのアクセスやコロナマップの統合促進、政府機関の協力、大企業とのコラボレーションのためのサポートが必要だと強調しました。

マスクマップはマスクの在庫状況が確認でき、韓国で主に利用されているメッセージアプリカカオトーク(KakaoTalk)と連携し、リアルタイムで質問や回答が得られるシステムの構築など方針が明らかにされました。

韓国はIT技術を積極的に取り入れ、少しでも不便さや混乱を解消しようと官民一体となって取り組んでいます。

台湾版「マスクマップ」で混乱を鎮静化:IT大臣の「神対応」でマスク在庫が丸わかり

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、マスクの需要が急激に高まったため、薬局などの店頭でマスクが品薄となっています。同じくマスク不足の台湾では、政府によりマスクの供給が規制され、1人が購入できるマスクを週3枚までとする制限が施行されました。これに伴い、台湾のIT大臣こと唐鳳氏をはじめとする政府役員が各薬局のマスクの在庫をインターネット上に公開しました。この情報を活用して台湾の各エンジニアによりわずか数日で製作された「リアルタイムマスクマップ」は台湾中に普及しており、更に世...


マスクマップ:コロナマップ作成で話題となった大学生のサービス

韓国・慶熙大学のイ・ドンフン氏 は、コロナウイルスに感染した患者が立ち寄った場所の情報が地図上で分かるWebサービス「コロナマップ」を公開して話題となりました。

第2段として、マスクマップを3月11日に公開しました。

韓国ではマスクを平等に購入できるよう、購入できる曜日が指定されています。

▲[マスクマップ]:「 마스크 맵」NAVERの地図APIより
▲[マスクマップ]:「 마스크 맵」NAVERの地図APIより

このマスクマップは、下記の4区分で在庫状況が把握できるようになっており、地図上のアイコンをクリックすると購入可能な店舗情報が表示されます。

  • 赤:不足中
  • 黄色:少ない
  • 緑:在庫十分あり
  • グレー:品切れ

また表示された画面の「ルート」ボタンをクリックすると、カカオマップ(kakaomap)が立ち上がり、店舗までのルート検索が可能です。

データは10分前後で更新されるため、ほぼリアルタイムでマスクの在庫状況が把握できます。

韓国では他にもいくつかのマスクマップが作成されています。

韓国版「コロナマップ」600万ビュー突破!コロナウイルス感染者の移動ルート可視化:NAVERが学生を無料支援

2月3日から横浜港に到着していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客から10人の新型コロナウイルス検査の陽性が確認されました。新型コロナウイルス検査の陽性が確認された10人は、2月5日午前8時ごろに神奈川県内の医療機関へ搬送されました。また残念なことに、在ミクロネシア日本大使館はホームページ上で、ミクロネシア政府が2月3日から日本が新型コロナウイルスの感染地域・国であると指定したと公表しています。それに伴い日本からミクロネシアに入国する際には、非感染地域であるグアムやホノルルなど...

【世界マップまとめ】新型コロナウイルス感染感染者・死亡者・累積症例数など丸わかり6選

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<参照>

NAVERの地図APIより:마스크 맵

박영선 장관, 스타트업 ‘코로나 마스크 맵’ 개발 계획 청취

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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