Instagramでの料理注文機能が日本でも開始!コロナ影響で経営厳しい飲食店の売上アップなるか

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新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、家の中で過ごす方が増えています。それに伴い、外食産業は売上が減少し、経営の継続が危ぶまれる店舗も多くみられます。

そこで、多くの飲食店は店舗内営業だけでなく、テイクアウトやデリバリーサービスを始めています。

このような形態の店舗が増えたことを受け、Instagram上で料理を注文できる機能が新たに追加されました。

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Instagramに料理注文ができる新機能追加

Instagram米国カナダで先行導入されている、スタンプやアクションを通して料理を注文できるサービスを日本でも随時導入していくことを発表しました。

今回の新機能は、飲食店がストーリーを投稿する際に「料理を注文」スタンプを、プロフィールにアクションボタンを追加できる機能です。また、ユーザーは飲食店がストーリーに使用している「料理を注文」スタンプを自分の投稿でもシェアし、フォロワーに広められます。

この機能は、ビジネスアカウントで、かつUber Eatsの加盟店という条件を満たせば無料で利用できます。

▲スタンプやアクションを利用して料理が注文できる:Facebookニュースルーム
▲スタンプやアクションを利用して料理が注文できる:Facebookニュースルーム

Instagramは飲食店の集客に効果的

2019年3月時点でのInstagram国内の月間アクティブアカウント数は3,300万人であり、周辺地域へのポスティングなどでは対象とならない人に対して訴求できるチャンスがあります。

また、Instagramはユーザーの多さ以外にも、集客ツールとしてのメリットがあります。

料理をテキストだけでなく画像でアピールできる

Instagramは写真がメインのSNSなので、文章だけでは伝えにくい料理やお店の雰囲気を簡単に伝えられます

2017年に「インスタ映え」という言葉が流行したように、おしゃれな写真を撮ることによって多くの人から注目を受けることによって、新たな顧客を獲得できる可能性が広がります。

無料で利用できるため始めやすい

Instagramはグルメサイトのように掲載料が必要ではなく、ビジネスアカウントであっても無料で使用できます

また、特に若い世代ではGoogle検索などの代わりにInstagramのハッシュタグで検索をする人も多く、そういったターゲットに写真を使用してアピールできます。さらに、アカウントをフォローしてもらえれば適宜情報を受け取ってもらえるため、リピーター獲得へとつなげることも可能です。

Instagramはインバウンド集客にも活用できる

Instagramは世界的に使われているSNSであるため、ハッシュタグを利用して、訪日外国人観光客を取り込むことも可能です。

例えば、「#japan」とタグ付けをして観光地の写真、そこの特産品を掲載します。すると、旅マエ(訪日旅行前)のフェーズにいる外国人が「#japan」と検索した際にヒットするため、魅力を上手く伝えられれば旅行の目的地にしてもらえるでしょう。

また、旅ナカ(訪日旅行中)でも食事の場所を決めるために利用することが考えられるので、店舗名だけでなく地域や料理名、「#travel」といった簡潔な英語でタグ付けするといいでしょう。

まとめ:Instagramの料理注文機能、飲食店の売上アップに貢献なるか

Instagram自体は無料なので、経営難に陥っている飲食店でも気軽に始められるため、画像を使ったユーザーへのアピールが簡単にできます。

また、今回新しく追加された料理注文機能を利用すれば、ただ画像をアップするよりも売上につながる可能性が高くなります。新型コロナウイルスの収束後に訪日外国人が戻ってくれば、インバウンドの顧客獲得ツールとして活用することもできるでしょう。

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<参照>

Facebook:Instagram、飲食店から料理を注文できる機能を日本でも導入開始

Facebook:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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