コロナ時代の新エンタメ「#stayhome」コンテンツとは?オランダ美術館の事例から考える「コロナ後思い出してもらう」ための施策

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5月25日、緊急事態宣言が全国で解除されました。全世界で550万を数える感染者を出した新型コロナウイルスの影響は、アジアだけではなく世界中に波及しています。

様々な観光施設商業施設が、外出自粛の影響で集客や売り上げの減少の憂き目にあいました。感染拡大に効果を発揮するのは人と人の接触を減らすことだといわれており、感染の収束まで引き続き人込みを作り出さないような活動が求められます。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、外出自粛は段階的な緩和が予定されており、まだまだ在宅でできる娯楽や気分転換の需要が存在し続けるといえるでしょう。

外出自粛を呼びかける中で多く使われた表現の一つが「StayHome」です。世界でもこの言葉を合言葉に、在宅期間を充実させるアイデアを官民が提供しています。

今回は、新型コロナウイルス収束後の客足回復が期待できる取り組みについて、海外や日本の実例を紹介します。

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アムステルダム国立美術館が提案するアートな「StayHome」

オランダの首都アムステルダムには、オランダを代表する有名な国立美術館があります。その名も「Rijksmuseum(ライクスミュージアム)」です。

アムステルダム中央駅から徒歩30分ほどで到着するこの美術館には、レンブラント・ファン・レインの「夜警」や「自画像」、ヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」など17世紀に描かれたオランダ絵画が多く収蔵され、アムステルダムの観光名所としても有名です。

レンブラントの作品を紹介するTwitterの投稿
▲レンブラントの作品を紹介する投稿:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:geocappielloによる投稿(https://twitter.com/geocappiello/status/1180082289071607808)

そんなオランダを代表する美術館で、外出自粛が続く中でも家で楽しく過ごせるような”出血大サービス”の取り組みがされています。それが「Rijksmuseum At Home(ライクスミュージアムアットホーム)」です。

ライクスミュージアムは、美術館に足を運べない間にも少しでもアートを楽しんでもらおうと、Googleストリートビューを操作するように美術館を鑑賞するオンラインのサービスを提供しました。

70万点以上のデジタル化された作品たちを実際に美術館で鑑賞しているような感覚で観て回ることができます。音声ガイダンスが用意されている作品もあり、自宅に居ながら目と耳で傑作を楽しめるようになっています。

入場料も交通費もかからない、名画のぬり絵もダウンロードできる充実ぶり

この「ライクスミュージアムアットホーム」は、美術館の公式サイトからアクセスできるWebページで、美術館に収蔵されている名画たちを自宅にいながら様々な形で楽しむことができます。

デジタル化された作品をオンラインで鑑賞したり、学芸員たちによる作品の説明動画を観ることができます。

そしてなにより、これらのコンテンツは無料で楽しむことができます。

実際にライクスミュージアムへ足を運ぶとなると、入場料として19歳以上は20ユーロ(約2,300円、オンライン割で19ユーロ約2,200円)がかかります。

またそもそも、海外からアクセスしようと思えば航空券代や宿泊費も必要となります。パソコンやタブレットなどのモニター越しにはなりますが、収蔵された作品を無料で目にすることができるのは、新型コロナウイルスの流行がなければ得られなかった機会ともいえるでしょう。

11本ほどアップロードされている動画の中には、専門性が高くニッチな内容にも関わらず、投稿してから約1ヶ月半で再生回数が1万6,000回を越えているものもあり、「StayHome」の中でも多くの人がアートを楽しんでいるようです。

他にも収蔵の作品をアレンジしたコミックや、ゲーム、間違い探しや名画のぬり絵など、子供から大人まで楽しめる遊び心あふれるコンテンツを公開しています。

▲[レンブラントのぬり絵]:Online Rijksmuseum voor families
▲[レンブラントのぬり絵]:Online Rijksmuseum voor families

美術館のバーチャルツアーを紹介するTwitterの投稿
▲美術館のバーチャルツアーを紹介する投稿:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:Rijksmuseumによる投稿(https://twitter.com/rijksmuseum/status/1250414823839498240)

この続きから読める内容

  • コロナ自粛後の集客につながる取り組みとは
  • リベンジ消費とは/中国ではすでに消費拡大!インバウンド対策もアフターコロナに向けて始動
  • かつてない予算額1.3兆円、新型コロナ収束時の観光市場回復を後押し「Go To
  • 日本企業のCSR 支援策例
  • 「ピンチをチャンスに」コロナショックで際立つ日本企業のナイスプレー集5選
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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