ウィズコロナ時代のインバウンド業界のこれから:2019年まで訪日外国人が増えていた理由・今後の展望について紹介

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近年、国内の主要な観光地には、多くの外国人観光客が訪れています。インバウンド需要の拡大はめざましく、昨年2019年の訪日外国人客数は3,188万人と、過去最高値を記録しました。

しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて日本政府が入国制限の措置を講じた影響で、2020年4月の訪日外国人客数は2,900人にまで落ち込んでいます。

この記事では、インバウンドの概要や需要拡大の背景、コロナウイルス収束後の展望について解説します。

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近年注目されているインバウンド業界とは

インバウンドは、日本の観光業界に大きな影響を与えています。近年は、東京五輪の開催が決定したこともあり、インバウンド需要が更なる盛り上がりを見せていました。

インバウンドが注目されるようになったのは2000年代に突入してからのことで、比較的新しいビジネスモデルであるといえます。

以下では、インバウンドの語源や日本政府の取り組み、近年の動向について解説します。

インバウンドとは

インバウンドは、英語の形容詞「inbound」が由来であり、「内向きの、入ってくる」という意味があります。

近年、日本に多くの外国人観光客が訪れており、外国人向けのビジネスが注目を集めるようになりました。こうした背景からインバウンドは、日本から見た時に「外から内に入ってくる旅行」=「訪日外国人の旅行」という意味として普及しました。

関連して、ブログや動画、SNSなどインターネットを通じて海外に情報発信し、外国人に自社の商品やサービスに興味を持ってもらうマーケティング手法の「インバウンドマーケティング」という用語もあります。

2002年に政府はグローバル観光戦略を開始

インバウンドに関する戦略は、約20年前から国家主導で取り組まれています。

2002年に「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」が閣議決定され、国土交通省も同年「グローバル観光戦略」を策定しました。

この「グローバル観光戦略」は、外国人旅行者訪日促進戦略(より多くの外国人の日本への来訪を促す戦略)、外国人旅行者受入れ戦略(訪日外国人観光客すべてに満足感を与える戦略)、観光産業高度化戦略(本戦略の目標達成に向けて観光産業を高度化していく戦略)、推進戦略(本戦略を多様な主体が連携しつつ効果的かつ着実に推進する戦略)の4項目から成り立っています。

外国人旅行者数の増加や満足度向上のほか、観光産業全体の推進などが盛り込まれており、インバウンドの活性化に寄与する戦略だといえます。

訪日外国人は年々増加・2019年には過去最高に

近年、訪日外国人は増加し続けています。日本政府観光局によると、2019年の訪日外国人数3,188万人で、過去最多となりました。前年18年に3,000万人の大台を突破してからも増加し続けています。

また、訪日外国人による旅行消費額も増加傾向にあります。2019年度は、前年比6.5%増の4兆8,135億円で、過去最高となりました。消費額が前年よりも増加するのは8年連続であり、まさに右肩上がりであるといえます。

国や地域ごとに消費額を分析すると、トップは中国の1兆7,704億円(前年比14.6%増)で、全体の36.8%を占めました。

また、2019年は日本でラグビーワールドカップが開催されたことから、出場国の消費額も増加しました。具体的な消費額は、オーストラリアが1,519億円(同15.5%増)、イギリスが999億円(同38.7%増)、フランスが798億円(同21.6%増)でした。

近年の訪日外国人増加の要因

近年、日本を訪れる外国人観光客が増加しています。日本文化の人気も要因として考えられるものの、政府主導の施策や格安航空会社の発展も外国人観光客の増加に大きく寄与しています。

以下では、政府の掲げた「ビジット・ジャパン・キャンペーン」やLCCの就航開始、観光ビザの緩和など、訪日外国人増加の要因について解説します。

ビジット・ジャパン・キャンペーンの発動

2000年代前半頃から、アニメやマンガをはじめとする日本文化は世界的なブームとなりました。これを受けて政府は「観光立国」を掲げ、訪日外国人観光客1,000万人を目標とする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を策定しました。

この続きから読める内容

  • LCCにより安価な海外旅行が可能に
  • ビザ緩和の開始
  • インバウンド業界のこれから
  • 新型コロナでインバウンド市場はどうなる?苦境と課題、この先の打ち手
  • 新型コロナウイルス拡大による深刻な影響
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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