台湾は、世界でも有数の親日国として知られています。2019年に日本を訪れた台湾人の数は489万人を超え、台湾人にとって日本はアメリカに次ぐ2番目に人気の旅行先となりました。
訪日台湾人による消費総額は5,785億円を超えており、一人あたり11万8,288円を消費しました。
また、2011年に東日本大震災が発生した際には台湾から公民問わず数々の支援が寄せられ、2018年に台湾の花蓮県で地震が発生した際には日本が国際緊急援助隊としていち早く専門家を派遣するなど、両国の絆は強固なものとして世界からも見られています。
そんな台湾では、日本のアニメがテレビで放映されており幅広い世代に受け入れられています。中には日本へ赴き舞台となった場所を訪れるいわゆる「聖地巡礼」をしているアニメファンもおり、彼らは聖地巡礼の様子をブログやSNSなどで紹介しています。
※本記事は、ブログユーザーの同意を得て写真を掲載しております。
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台湾のファンが「名探偵コナン 迷宮の十字路」の舞台を聖地巡礼
名探偵コナンは台湾でも広く人気を博しており、台湾にも多くのファンが存在します。
そんなファンの一人である台湾人大学生のchein17氏は、2019年の夏休みに日本を訪れた際に名探偵コナンの舞台巡りを楽しみました。
その様子を台湾最大のBBSである「批踢踢実業坊(PTT)」に投稿し、多くの同BBSユーザーからの注目を集めています。
![▲[映画の大阪府警本部と実物の比較]:chein17氏撮影 ▲[映画の大阪府警本部と実物の比較]:chein17氏撮影](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/7413/main_conan1.jpg?auto=format)
![▲[映画の清水寺と実物の比較]:chein17氏撮影 ▲[映画の清水寺と実物の比較]:chein17氏撮影](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/7414/main_conan2.jpg?auto=format)
![▲[映画の貴船小橋と実物の比較]:chien17氏撮影 ▲[映画の貴船小橋と実物の比較]:chien17氏撮影](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/7415/main_conan3.jpg?auto=format)
chein17氏は一週間の訪日旅行を計画し、京都府、大阪府、奈良県を訪れました。その中で2003年の映画「名探偵コナン 迷宮の十字路」に登場した大阪府警察本部や京都の京都駅、清水寺、金閣寺、京都タワーなど、数多くの舞台を訪れ、写真を撮影しました。
これらの写真をPTTに投稿し、映画のキャプチャーと比較して紹介したところ、他のPTT利用者から「筋金入りのコナンファンだ、ここまで良い写真が撮れるなんて」「京都には行ったことがあるけど、まさかコナンの舞台だったなんて」「そう遠くない日にまた京都に行けたら良いな」などのコメントが寄せられていました。
台湾における「名探偵コナン」の人気は?
漫画家・青山剛昌氏の作品「名探偵コナン」は、台湾などの中華圏では「名偵探柯南」という名称で知られています。日本では1996年にアニメ版「名探偵コナン」の放映が始まりました。台湾では早くも翌年の1997年から地上波チャンネルの中華電視台(華視)にて中国語版の放映が始まり、現在では中華電視台以外の各チャンネルにおいても再放送を含む放映が続けられています。
既に20年以上にわたり放映されていることもあり、台湾における名探偵コナンの視聴率は数ある日本製アニメの中でもトップ10入りするほど高く、映画版名探偵コナンも東森電影台などの各チャンネルで放映されています。
また、日本では小学館から出版されている漫画も台湾では現地出版社の青文出版社により中国語版が出版されており、2020年8月現在では96巻までが出版されています。
台湾でも「聖地巡礼」は人気
このように、アニメや漫画などの作品の舞台になった現実の場所を訪れることは「聖地巡礼」と呼ばれています。
日本では「ガールズ&パンツァー」の舞台となった茨城県大洗町や「とある科学の超電磁砲」の舞台となった東京都立川市など、いくつかの地域が特に聖地巡礼の訪問先として有名です。
聖地巡礼で人気の地域のうち、一部の自治体では作品を活用した地域振興(町おこし)にも取り組んでおり、例えば大洗町では商店街の店先に「ガールズ&パンツァー」のキャラクターの等身大パネルを設置しているほか、立川市では市内の小売店で「とある科学の超電磁砲」の関連グッズが販売されています。
これらの観光地には多くの台湾人観光客も聖地巡礼に訪れており、大洗町の大洗旅館組合は2019年に台湾の新北市温泉観光協会と提携を始めたほか、立川市の立川駅構内には「東京観光情報センター多摩」が開設され、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で観光に関する情報を提供しています。
コロナ下で聖地巡礼はどうなったか
台湾のアニメファンの中には日本へ赴き聖地巡礼を楽しむ人も多く存在していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年2月頃には両国間の行き来が事実上不可能な状態となりました。
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