9月16日に自民党の菅義偉総裁が首相に選出され、同日中に新内閣を発足させました。
新たな政権の誕生は日本国内のみならず、海外でも注目を集めました。
この記事では、中国、台湾、韓国、アメリカのメディアを取り上げ、菅政権の誕生がどのように伝えられたのかについて整理します。
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中国:中日の友好的な関係を構築、菅首相の人物像も報道
中国国営機関紙のWebメディアである「人民网」は、習近平国家主席と李克強首相が16日に菅首相に祝電を送ったことを報道しました。
報道によると、習近平氏は「長期的な安定と友好的な協力関係を発展させることは、中日両国民の根本的利益に合致する」と、日中関係の促進に意欲を示したということです。
李克強氏は「様々な分野における友好交流や実務協力を強化し、中日両国関係を共に促進していきたい」と伝えたとのことです。
また、人民网では菅首相の人物像を描く報道もありました。
その報道では、菅首相は農家の長男坊の出身で、町工場で働いた経験もあると報じ、「庶民」の一面を描写しました。
そして、菅首相の作風は実務型で、効率を重視しているスタイルであると報じられました。
今後の菅政権について、基本的に安倍政権を継承し、「安倍のない安倍政府」を続けていくと予測されています。
台湾:台日関係の深まりを期待、「菅グッズ」にも注目
台湾の蔡英文総統は、Twitterで菅首相に宛て、「心よりお祝い申し上げます」と日本語で祝福を投稿しました。また、新型コロナウイルスや経済の課題があるものの「『意志あれば道あり』の信念で必ず道が拓けてくる」との激励の言葉も送っています。

Twitter:蔡英文総統による投稿(https://twitter.com/iingwen/status/1306159134778077185)
また、辞職した安倍前首相に対しても、ねぎらいと今後日台親善の協力要請のメッセージを投稿しました。

Twitter:蔡英文総統による投稿(https://twitter.com/iingwen/status/1306159533178322944)
菅首相就任について、台湾の各メディアでも大々に報道されています。
台湾の国営通信社「中央社」は「菅義偉日本首相之路(菅義偉が日本首相になった道のり」と題して、総計23本の記事で構成される特別報道を展開しています(2020年9月18日現時点)。
この特別報道では、菅内閣の閣僚人事に高い関心を示しており、特に安倍前首相の実弟、岸信夫氏が防衛大臣に就任したことに注目しています。
同報道では、岸信夫氏は、台湾と関係強化を目的とする超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の幹事長を務めており、李登輝元総統と深い親交を持ち、過去、蔡英文氏と何回も面会したことを伝えています。
岸信夫氏は、これまで日本が台湾を支援する動きのなかで常に重要な役割を果たしてきたことから、今後、安全保障面での日台関係の強化に期待を寄せる論調が見られています。
また、菅首相選出を祝った「スガちゃんせんべい」が国会の売店で販売されていることや、菅首相の地元である秋田県湯沢市の「スガちゃんのふるさと苺ヨーグルト」が日本で話題を呼んだことも報じられました。
韓国:文大統領お祝い書簡、韓日関係改善は容易ではない
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、菅首相に対しお祝いの書簡を送りました。
大統領府の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官によると、文在寅大統領は書簡で、「日本は地理的・文化的に最も近い友人であり、いつでも対話する準備ができている」と述べ、両国の関係改善に向け共に努力しようと呼びかけたとのことです。また、辞任した安倍前首相にも書簡を送ったと明らかになりました。
これについて、中央日報やKBSなど韓国各新聞紙やテレビ局にも報道されました。
一方、菅首相就任後初の記者会見について、朝鮮日報は、菅首相は記者会見で周辺国の中で韓国だけを言及していなかったことを取り上げ、ポスト安倍政権でも「韓日関係改善は容易ではなさそう」とコメントしています。
米国:菅内閣の課題山積み、女性不在の政治を指摘
トランプ大統領は17日、自身のTwitterで菅首相の就任に祝意を表明し、「早く会談するのが楽しみだ」と、早期の首脳会談に前向きな姿勢を示しました。
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