中国のインターネット環境は日本やアメリカとは少々事情が異なり、海外のサイトにアクセスする場合にはVPNサービスを利用する必要があります。
これは中国政府が国内のインターネットに対して「グレートファイアウォール」と呼ばれる規制をおこなっているためです。
この記事では、中国におけるインターネット規制の流れや、中国滞在中に使用するVPNサービスの選び方のポイント、おすすめのVPNサービスについて紹介します。
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VPNとは?
VPNは「Virtual Private Network」の頭文字を取った略称で、多くの人々が共同で利用する通信回線に設けられる仮想の専用回線のことです。
VPNを使用することで、通信内容の漏洩や改ざんを防ぐことが可能であり、インターネット規制が行われている国でも規制対象となっているサイトを閲覧したり使用することができるようになります。
ここでは、中国でVPNが欠かせない理由や、中国におけるインターネット規制の流れについて紹介します。
中国でVPNが欠かせない理由
インターネットは日本をはじめとする各国では自由に使えるものですが、中国では当局による監視が24時間365日行なわれています。
中国国内におけるインターネットの規制と検閲技術は、万里の長城(グレートウォール)とインターネットのセキュリティシステムを指すファイアウォールにちなんで、グレートファイアウォール(金盾)と呼ばれています。
グレートファイアウォールの規制対象は、中国政府に対して批判的な団体やニュース、ポータルサイト、ウェブサイト、アダルトサイトなど多岐にわたります。
そのため、中国国内から日本やアメリカのインターネットに接続することはできず、Google、FaceBookをはじめとした海外サイトやSNSも中国国内では使用できません。
しかし、中国へ旅行や出張に行く際に使い慣れた検索エンジンやSNSを使用したいという場合はあるでしょう。
その時にVPNを利用することで、中国国内でも検閲システムに規制されることなく海外のインターネットにアクセスことが可能です。
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グレートファイアウォールのアクセス制限により中国ではGoogleやYouTube、LINE、Facebookをはじめとする世界各国で使用可能な検索プラットフォームやSNSの多くにアクセスができないため、旅行や出張で中国に行く際には注意が必要です。
2020年までのインターネット規制の流れ
中国では2017年6月にインターネット上における安全保障体制強化を目的としサイバーセキュリティー法が施行されました。
これにより、VPNサービスにも一部規制がかかるようになっており、これまで利用が可能だった各種無料のVPNが次々と利用できなくなりました。
2018年4月より一部の有料VPNも規制対象になってしまっているようです。
2019年から激化した香港での逃亡犯条例改正案に対する香港市民のデモも、中国のインターネット規制に大きな影響を与えています。
2020年7月には、香港国家安全維持法第43条に基づいて香港におけるインターネット規制の強化が行われ、これに反すると罰金や禁固刑の対象になることがあります。
香港ではVPNがなくてもGoogleやFacebookにアクセスできますが、今後監視や規制が強化されることを懸念し、香港におけるVPN需要も高まっています。
2020年5月に、香港ではVPNに対する需要が6倍以上増えたと海外のメディアに報道されました。
また、2020年5月からは「自然災害や重大事故への適切でない評論」もインターネット規制の対象とされており、新型コロナウイルスに関する中国への批判や、調査検証に関する情報は一層規制が強化されています。
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中国向けVPNを選ぶにあたっての3つのポイント
徐々にVPNを利用した通信にも規制がかかり始めている中国ですが、現時点では中国国内から海外のインターネットに接続したい時に、VPNは依然として有用な手段だと考えられています。
VPNサービスを選ぶときに注目するポイントは、安定性、コストパフォーマンス、サポート体制の3点です。
この続きから読める内容
- 安定性
- コストパフォーマンス
- サポート体制
- 中国で使えるおすすめVPN4選
- 1. セカイVPN
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