東京商工会議所観光委員会は、2021年4月8日、「コロナ禍からの復活に向けた、わが国の観光振興に関する重点要望」を発表しました。未来の観光復活実現を図る上で特に推進すべき施策を6つの柱にまとめています。
特に、観光産業・観光需要の回復に向けた支援、経済活動と感染拡大防止策の両立、持続的発展に向けたレスポンシブル・ツーリズムの推進について重点的に要望しています。
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観光復活のための6つの柱とは
東京商工会議所観光委員会が取りまとめた、観光振興に関する重点要望の6つの柱は次のようになっています。
- 観光産業・観光需要の本格的な回復に向けた強力な支援
Go To トラベルの効果的な実施および期間延長、ブレジャー、ワーケーションを推進することを求めています。
- 経済活動との両立に向けた感染拡大防止策の徹底
ワクチン接種体制を構築することと混雑を避ける取り組みを促進すべきだと述べています。
- 観光のデジタル対応(スマート・ツーリズム)に対する支援
デジタル技術を利用した新しい観光体験やキャッシュレスを推進することをあげています。
- 地域の持続的発展に向けたレスポンシブル・ツーリズムの推進
旅行者と住民の相互理解を促進させる取り組みを求めています。
- 公共交通機関の利用促進
MaaSの普及の促進や、公共交通機関の安全性をアピールすることを求めています。
- 観光立国の実現に向けた大会レガシーの着実な形成・継承
東京五輪開催を機に、受け入れ環境整備や関連施設の観光業利用を促進することを求めています。
東京商工会議所観光委員会は、この要望を政府をはじめ関係各方面に提出し、要望内容の実現に向けた働きかけを行っていくとしています。
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<参照>
東京商工会議所:コロナ禍からの復活に向けた、わが国の観光振興に関する重点要望について
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2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
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