中国、「前年比2倍越え」の観光客で各地が大盛況 日本と対照的な大型連休の姿

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

ゴールデンウィークに各地域で自粛が求められる日本とは対照的に、中国では観光地が賑わいを見せています。

交通運輸省の推計では、5月5日までの大型連休期間中の旅行客は、2020年同期比で約2.2倍となる見通しだといいます。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

大型連休、観光客でごった返しの中国

日本のゴールデンウィークと共に、中国でも大型連休に突入しています。中国国内の観光地は、多くの観光客で「ごった返し」の状態です。

コロナ拡大後の連休で初の観光満喫?旅行客数見込みは前年比2倍超え

5月1日から5月5日までの「労働節連休」は、春節国慶節に並ぶ中国の三大大型連休です。2021年の春節では帰省自粛が求められていたため、今回の労働節ではさらに人の移動が多くなっていると予想されます。

中国交通運輸省は、今回の連休の旅行客数について、前年同期比約2・2倍の延べ2億6,500万人に上ると予測しています。

これは、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準までの回復を表しています。事実、出発のピークと予想される初日の人出は、約5,790万人と前年比2・2倍、2019年比でも6%の増加が見込まれています。

各観光地には多くの人が押し寄せる

中国国内の観光地には多くの観光客が押し寄せています。感染症拡大前には海外旅行へと出向いていた人々が、国内の観光地に集まっていることも影響しているのでしょう。

中央日報は、「北京頤和園には旗を掲げたガイドの後について入場する団体観光が長い列を作った」と報じています。

また、AFPによると、「「万里の長城(Great Wall)」には数百人の日帰り旅行客が訪れ、マスクを着用していない人の姿も多く見られた。」とのことです。

日本は、緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」の適用で観光自粛が訴えられていますが、ワクチン接種が進む中国では、感染症への懸念なしに観光が再興しています。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参考>

讀賣新聞オンライン:中国でも大型連休、観光地はごった返し…衛生当局「コロナ死は1年で数人」

中央日報:韓経:「もうこれ以上は耐えられない」爆発…中国・日本は観光地が「人・人・人」

AFP BB News:中国で5連休、延べ2億6500万人が移動 万里の長城には多くの旅行客

ロイター通信:中国でワクチン接種が加速、各国の状況に応じ異なるビザ規則も

【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介


外国人観光客の爆発的増加に伴い、スタッフの人手不足に直面する宿泊・観光業界。
さらには多言語対応やあらゆるサポートも求められ、キャパシティが限界状態にある事業者も少なくはないでしょう。

そこで訪日ラボでは、「人手不足を補いながらインバウンド対応を強化する」実践策を紹介するセミナーを開催します。

DXによる業務効率化や自動化、多言語対応の仕組みづくり、24時間・22言語対応の医療通訳付きオンライン診療、そして多言語での口コミ・MEO対策の無理のない運用方法まで、“少ない人員でも安心して外国人観光客を受け入れられる仕組み” を解説します。

<セミナーのポイント>

  • 人手不足の現場でも実践できる、インバウンド対応・業務効率化のヒントがわかる!
  • 多言語対応や医療連携など、“安心・安全な受け入れ体制”を整える具体策が学べる!
  • 集客から滞在サポートまで、インバウンド受け入れを総合的に学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介

【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!

その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに